■スポンサードリンク


よみがえる百舌



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
よみがえる百舌
よみがえる百舌 (集英社文庫)

よみがえる百舌の評価: 7.25/10点 レビュー 4件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.25pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(8pt)

結構面白かった!

「百舌」シリーズは初めて読んでみました。
分量は結構多かったですが、読み易くて一気に読み進めました。
ワクワク感もあり、また、なかなか結末が予想できずに楽しめました。
シリーズの一作目ではありませんでしたが、前作を読んでいなくてもOKでした。
他のシリーズも読んでみたいと思います。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.2:
(7pt)

百舌4弾は百舌なのか

非常に読み易く、読み始めると最後までスルスルと。
1作目からのシリ-ズは確か10年前くらいに読んだはずだと、いきなり4作目の本作を読み始めたが、やはりさすがに登場人物やシリ-ズの事件を忘れているので、その関係で起こる物語展開は勿体なかった。

ただ、スト-リ-展開は非常に単純で、過去のいわゆる百舌関係事件に関わった罰せられなかった人間が次々に殺され、その殺され方が最強殺人者の死んだはずの百舌に類似していて、誰が仕組んでいるのか・百舌は誰なのかっていう事でそこだけを捉えて読めばリアルかどうかは別にして面白い。

それにしてもTVドラマの配役イメ-ジが強く、それは違和感なのか・ピッタリなのか、想像しながらよむのも良し。主人公美希と大杉の関係は意外?

タカタソン
HU0OGV5Q
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

最後までぐんぐん引っ張る

「百舌」シリーズの第4作。
これまで、「百舌」シリーズはずいぶん前に第一作を読んだだけだったので、いきなり「よみがえる」を読んだのはちょっともったいなかった。間の二本の作品のエピソードを知っていた方が、数倍面白かったと思う。
死んだはずの伝説の殺し屋「百舌」が現れたのをきっかけに、どんでん返しの連続の捜査活動が繰り広げられる。「百舌は、誰か?」がキーポイントだが、それらしき疑いをもたれる人物が続々と登場し、しまいにはヒーロー、ヒロインも疑わしくなってくる。このあたりのストーリー展開は実に上手い。
最後は壮絶な殺し合いの場面になるのだが、主人公側と犯人側の秘術を尽くした戦いがスピーディーに繰り広げられ、一気に読ませてくれる。
時代状況を巧みに取り入れた社会派小説としても、良くできている。

iisan
927253Y1

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!