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眠れるアンナ・O



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【この小説が収録されている参考書籍】
眠れるアンナ・O (新潮文庫 フ 65-1)

眠れるアンナ・Oの評価: 7.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

こんな謎を解けるのは作者しかいないだろう

デビュー作ながらイギリスで大ヒットし、映像化が進められているという犯罪スリラー。夢遊病、記憶喪失者の犯罪は裁けるのかをテーマにしながら犯人探しミステリーでもある。
友人二人が刺殺された現場で、ナイフを手にしたまま昏睡状態で発見されたアンナ。以後、容疑者でありながら四年間も眠り続けるアンナを裁判にかけたい英国政府は、犯罪心理学者のベンにアンナを覚醒させることを依頼する。ベンはこれまでに無い手法でアンナを覚醒させたのだが、アンナが目覚めると事件の様相は激しく変化し、事件捜査はますます混迷を深めていった…。
最後の最後に黒幕が判明し、全体像が分かるのだが、それまでのストーリー展開は逆転、逆転の連続で何が何だか・・・。ついていくのに骨が折れた。
謎解きミステリーではあるが、この事件の真相を解明できるのは作者しかいないだろう。むしろノワール・サスペンスとして読むことをオススメする。

iisan
927253Y1

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