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エンドロール



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【この小説が収録されている参考書籍】
エンドロール
エンドロール (講談社文庫)

エンドロールの評価: 4.00/10点 レビュー 2件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

期待が徐々に萎んでいき、二転三転する話がどうでもよくなってくる

この作者さんの本を読むのは以前にレビューした『スイッチ』に次ぎ二作目となります。発表は三冊目。『時空版』はおもしろそうな内容なので、先に本作を読んでみました。
本作もテーマは興味を惹かれました。他界した作家である姉の遺作が、自殺肯定派に利用され、自殺肯定派VS主人公である弟含めた否定派が討論したりする内容から始まり、ミステリ色を帯びてきたりします。目新しいテーマなので、どんなふうに物語が展開しておくのかワクワクしながら読んでいきましたが、、、。

感想は見出しどおりです。肝心の自殺肯定派VS否定派の討論が、空虚に感じられました。話を早く展開させたいからか、あっさりしていた、というか空虚な議論だった、というか。自殺否定派の意見が一つしかなく、それもかなり低レベルに思えました。
もちろんジャンルはミステリなので、そんな議論は些末だからいいじゃないかという意見もあるでしょうけど、少しずつ期待が萎んでいきます。
それに、スイッチのときにレビューしましたが、文体が性に合わなかったです。軽い文体がラノベ感があって残念でした。

とあるトリックは高評価でした。新型コロナを話題に出さなくてよいというアマゾン評価がありましたが、とあるトリックが、主人公が真相に至るキッカケともなっていて、必要な要素だったと思います。コロナによる若者の苦しみも、まあまあ上手く書いてあり、メッセージ性があって良かったです。

けど、読み終わって脱力しました。警視が出てきたり、しかもその警視がリアリティないキャラクターで突飛だったり、いろいろと好みに合いませんでした。

bamboo
NU17PFML
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

エンドロールの感想

著者の作品は毎回違ったテーマを用いており、本作も新しい種類の物語を世に出してきたのが凄い。本作は現代のコロナ禍を舞台としており、かつ自殺をテーマにした作品。

自殺の肯定派と反対派の若者がネットメディアにて討論会を行う。この討論会の終盤から徐々に参加者の思惑が見え隠れしていき、その不明瞭な謎がミステリーとして展開していく。
ただ謎を追いかける話ではなく、自殺の考え方から、残るもの・残されるもの・残すものなど、登場人物達を通して著者の考え方に触れた読書。
人にオススメするようなエンタメ小説ではなく、自殺をテーマとした著者の創作物としての作品。好みとは違うものでしたが、著者の本は読み易いので自分にはない考え方に面白く触れさせてもらったような読書として楽しめました。

egut
T4OQ1KM0

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