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毎年、記憶を失う彼女の救いかた



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【この小説が収録されている参考書籍】
毎年、記憶を失う彼女の救いかた (講談社タイガ)

毎年、記憶を失う彼女の救いかたの評価: 5.00/10点 レビュー 1件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

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(5pt)

毎年、記憶を失う彼女の救いかたの感想

2017年のメフィスト賞受賞作。
毎年記憶を無くしてしまう女性の元に現れた謎の男性からゲームを持ち掛けられる話。

恋愛ミステリとしてのキャッチフレーズの本書。ミステリ仕掛けを多少期待するわけですが中身は終始恋愛小説でした。
正直な所、記憶喪失モノの恋愛小説としてみた時、世の中たくさんあるこの手の中で本書の特徴的な要素は見当たりませんでした。小説や映画やゲーム等で思い浮かぶ先行作品を超える点がないので、結末も予想の範囲内で収まりました。たまにある講談社系ミステリの帯コピーって、タイトルと帯とジャンルから結末が読めちゃう下手さがありますね。売る為の帯文句なのはわかりますが、読んだらそのままだったという刺激がないです。売れるかもしれないですが、読者へ印象が残りづらいので、作品の評価が上がり辛い勿体なさを感じます。
一応良いと思う点としては文章が非常に軽いライトな小説です。小説を普段読まない読者層が手に取るには丁度良いかと思います。内容も分かりやすく読みやすいのは好感でした。
余談ですが、メフィスト賞の出版が講談社ノベルスではなく講談社タイガへ移っているので若者向けへ傾向を変えているのを感じました。

egut
T4OQ1KM0

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