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卒業―雪月花殺人ゲーム



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【この小説が収録されている参考書籍】
卒業―雪月花殺人ゲーム
卒業 (講談社文庫)

卒業―雪月花殺人ゲームの評価: 5.40/10点 レビュー 20件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.40pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全13件 1~13 1/1ページ
No.13:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

卒業―雪月花殺人ゲームの感想

加賀恭一郎のデビュー作。
トリックは安易だが、しっかり推理を楽しめる流れになっていて、読み応えがあった。
「おお!」と思うような部分は無かったが、読んでおいて損はないと思う。

白髭9
BK2OMGW4
No.12:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

トリックの設定が・・・

いったい、茶道をやってる方の何パーセントの人が、この儀式を(理解しなくても)知っているのであろうか?
このトリックの良し悪しは別にして、あまりにも親近感を覚えないテーマを取り入れてあり、犯人捜しの意欲がなくなりました
何度も図を見ながら理解するだけで精一杯
私が東野作品に惹かれるのは、謎解きや推理ではなく、登場人物たちが繰り広げる人間模様や、まさにそれぞれが実在して生きているように描かれて、キャラ分けもきっちりさせている点だ
その点においては、初期の東野作品のため、少々、青臭いが、(茶道の件以外は)読んでいて楽しかった
沙都子と加賀恭一郎の会話や相手に対する思いの温度が伝わってきて、ほのぼのしてしまった
最も魅力的な登場人物:相原沙都子(主人公)

mustang
PCGQIQ4X
No.11:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

卒業―雪月花殺人ゲームの感想

加賀恭一郎シリーズの記念する第一弾。

時は加賀の大学4年の卒業までの1年を描いた作品。

ストーリーは、加賀の友人が理由もなく原因(自殺か他殺か)すら分からず突然亡くなるところからスタートする。

そうして第二の殺人なのか自殺なのかが起こり・・・。

このころよりストーリーテラーのきざしは見えるものの、全体的に古臭く文庫では副題「雪月花殺人ゲーム」が示すとおり、少々この面白くない謎解きのしつこさに辟易されられるところは、まだまだ駆け出し作家の思い入れが見て取れる。

従い、読者はおいて行かれた気分満載で、まだまだ多分に作家としては洗練されておらず青臭い作品。

まあ、面白くないわけではない程度か。

とはいえ、最後はきっちり締めるところなどは、現在の東野に通じる記念すべき作品であることは、間違いない。 了

とも
4ND5R58B
No.10:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

卒業―雪月花殺人ゲームの感想

キャラが立っていてよかったです。
雪月花のルール説明が長くて複雑感ありますが、要所は強調されているので流し読みでも大丈夫かと思います。

kasu
4SQ7LMRK
No.9:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

卒業―雪月花殺人ゲームの感想

加賀の最初の事件です。とはいっても、刑事ではなく大学生時代のお話。
加賀シリーズを順番に読めば最初に読むべき作品ですが、新参者や赤い指が有名すぎて、そちらを先に読んだ人(ドラマを見た人も)にとっては外伝的な作品に見えるかもしれません。
父親との関係、初恋、大学時代の生活などファンにとってはたまらない情報が沢山盛り込まれていますが、本題の殺人トリックはとても地味な感じでした。
(ちなみに阿部寛の大学生役には無理があるので、ドラマ化はしない方がいいでしょう。他の役者じゃイメージも壊れるし。。。)

フレディ
3M4Y9ZHL
No.8:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

卒業―雪月花殺人ゲームの感想

「放課後」に続く東野圭吾の学園ミステリー第二弾で加賀恭一郎初登場の作品になる。
大学4年生なので阿部寛に置き換えて読むのはかなり困難ではある。

「放課後」といいこの作品と言い、作者はちょっと学生に何か偏見を持っているのだろうか。
いくら親友だろうと、その人の全てを知っている訳ではない。
確かにその通りなのだが、ほぼ知っているから親友なのだと思うのだ。
その親友を殺すに至る動機にしては余りにも弱過ぎないだろうか。
大学4年生といえば、子供から大人への・・・っていう段階でもないと思うのだが・・・
しかも学業もスポーツもトップクラスの面々なのだ。
その割に殺害に至るまでの思考が単純すぎる。
「頭にきたから殺す」的で、親友に手をかける事に対する本来そこにあるべき紆余曲折の苦悩・躊躇といったものを感じることが出来なかった。
学生=子供、青い 作者がそのように思っているような気がしてならない。
タイトルの「卒業」は、そういう「青さ」からの卒業、そんな風に読めてしまった。
主要登場人物が誰一人として幸せになれない卒業ってのもどこか無理矢理で「大人になる前の試練を与えてあげました」的な感じがして共感できなかった。
だから読後感はイマイチ。

一方ミステリーの方だが、これもイマイチ。


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梁山泊
MTNH2G0O
No.7:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

卒業―雪月花殺人ゲームの感想

加賀恭一郎シリーズ初の読了。解決編が難解すぎて理解できなかったことを除けば、ガリレオシリーズよりこちらの方が好みかもしれない。

水生
89I2I7TQ
No.6:
(5pt)

卒業―雪月花殺人ゲームの感想

加賀刑事の大学生時代の作品です。
シリーズ1作品目のため、最近の作品の新参者、麒麟の翼等に比べると物足りなく感じます。
まあ、刑事になる前のエピソードとして読んでみると良いのではないかと思います。

松千代
5ZZMYCZT
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

卒業―雪月花殺人ゲームの感想

加賀恭一郎シリーズ第1弾。
初めのくだりはやや分かりにくい表現もあったが、全体的な流れはさすが東野圭吾といった具合で、一気に読み進めました。
ある程度、東野圭吾を読んでからチャレンジしてみたら良いかもです。
私は『赤い指』を先に読みました。

マグル
ZH9M7YFR
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

卒業―雪月花殺人ゲームの感想

茶道はよくわからなかったが、話の内容は良かったと思う。

みい
XL0AKYF3
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

卒業―雪月花殺人ゲームの感想

ちょっとわかりずらいトリックだったかな?あれをしってる人なら楽しいんだろうけど。そもそもちゃんとしたものなのかも不明。おもしろくもつまらなくもないかな。なんかダラダラな感じでした。

はやと
LP6O9U8L
No.2:
(6pt)

青春ミステリーかな?

東野圭吾の江戸川乱歩賞受賞第一作というより、今では刑事・加賀恭一郎のデビュー作といった方が通りがいいかも知れない、1986年の作品である。
大学卒業を控えた4年生のグループの内、一人の女子学生がアパートの自室で死んでいるのが発見された。彼女は自殺したのか、殺されたのか? その謎が解き明かされない内に、もう一人の女子学生がお茶会の席で青酸カリによって死亡する。はたしてこれは、連続殺人事件なのか? 仲良しグループのメンバーである加賀とそのガールフレンド・沙都子が、事件の謎を追いかける・・・。
最初の事件は密室、二番目は多くの人の目の前でのできごとという、推理小説としては贅沢な舞台構成。しかもどちらも決定的な証拠が発見されないため、心理的な側面からの犯人探し、動機探しがじっくりと展開されてゆく。最後の謎解きや殺人手段の選択がやや甘いという気がするが、作者のミステリー作家としての力量を認めさせるに十分な作品だと思う。
ただ、青春小説という枠組みのせいか、登場人物がほとんど善人で、少数の悪人も凄みが足りないため、全体に薄っぺらい印象を免れなかったのが残念。
加賀恭一郎ファンにはオススメです。

iisan
927253Y1
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

卒業―雪月花殺人ゲームの感想


▼以下、ネタバレ感想

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ぴよくみ
4WLMRKM9

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