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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん1 幸せの背景は不幸



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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん1 幸せの背景は不幸の評価: 7.00/10点 レビュー 1件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん1 幸せの背景は不幸の感想

なかなか変態(誉め言葉)な作品でした。
ジャンルはミステリに分類されるかな。精神が崩壊した人物達の物語を中二病&ラノベテイストで繰り広げつつ、誘拐監禁虐待の重い雰囲気を混ぜ込んだ中で恋愛ヒロイン要素もプラス。というような感じ。
シリーズ化されていますが、本書1巻で完結しています。
癖のある文章とラノベ雰囲気が好みの別れ所。世の評判としても賛否両論で感想がバラバラですね。

語り手のみーくんについては西尾維新の戯言シリーズに出てくるいーちゃんを彷彿させました。西尾維新を読んでいる方はその雰囲気の方へ意識を持っていかれます。とても上手く活用されています。
ラノベ雰囲気がなければ、精神異常者の物語としてサイコ物やホラー小説とも感じられます。という事で設定だけみるとどこかで触れた事があるような作品とも思えるでしょう。本書の味は多少乱雑で中二病的な文章で描かれた異常者達の物語であり、文章と設定が相乗効果で上手く混ざり現代的な奇妙な味と感じる作品でした。

続巻のあらすじを見ると引き続きミステリの展開が予想されて楽しみではあるのですが、文章に癖があり読むのに気力が消費されるので時間をおいて手に取れたらと思います。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0

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