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春から夏、やがて冬



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【この小説が収録されている参考書籍】
春から夏、やがて冬
春から夏、やがて冬 (文春文庫)

春から夏、やがて冬の評価: 6.75/10点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.75pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(6pt)

『葉桜の季節~』と似て非なる作品

タイトルといい表紙といい、同作者の有名作『葉桜の季節に君を想うということ』を連想させます。
実際登場するキャラクターや展開もややあの作品を思い起こすような雰囲気があるのですが、全く持って似て非なる作品です。

あちらを読んだ後は、「自分も人生これから前向きに頑張りたい!」と思えたような作品でしたが、こちらを読んだ後はなんだか自分まで人生に疲れたような気分になった非常に後味が悪い作品でした……

完成度は高いと思うのですが、多分二度と読まないと思います。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.7:
(4pt)

春から夏、やがて冬の感想

ちょっと救いがなさすぎる
主人公もヒロインも。。

mick
M6JVTZ3L
No.6:
(7pt)

春から夏、やがて冬の感想

高校生の娘をひき逃げ事故でなくして以来、全てを失ってきた初老の男、と万引き犯の少女。
将来を嘱望され会社役員候補と目されていた状態からの転落人生。
本来であれば、住んでいる世界が違いすぎて交わる事など有り得ない(救いようのないような)少女との出逢い。
それでもその男は、やはり高人格であり、そんな少女相手なら、何もかもを達観した落ち着きと余裕を持った接し方になるのは当然だったろう。
そんな二人が、全く想定外~~想定できる範囲内だったが、小説のラストとして選択されないだろうと考えていた~~のラストを向かえては、こちらとしてもどうも読後感が悪い。
これを「世界が反転」という表現はおかしいだろう。
どん底に叩き落しただけではないか。

まぁ、それまで徹底的に読み手が感情移入出来るような描き方をしておいて・・・ってとこは、やはり上手いのか。やられたって事なのだろうか。
「葉桜」とは別の意味でかなり印象に残る作品になってしまった。

梁山泊
MTNH2G0O
No.5:
(7pt)

春から夏、やがて冬の感想

洗練された文章で綴られた救いの無い話。意図は何だろう。暗い話と暗い人物。誰が救われたのか?理不尽な結末。医者の推測がそのとうりだとしても、それで主人公は救われたと云えるのか?
どうしたんだろう歌野晶午、愛読者を置いて何処に行くんだろうか。こんな話はちっとも面白くない。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.4:
(7pt)

春から夏、やがて冬の感想

あっという間に読んでしまいました。良い作品だったと思います。

▼以下、ネタバレ感想

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ぺこりん12
M5MH63SF
No.3:
(5pt)

帯に殺された

今売っているものはどうかわかりませんが、私の購入時にはなかなか刺激的な言葉が書かれた帯が付いていました。
それによって間違った方向に期待してしまった私としては、この本の真髄とも言える部分を台無しにされてしまった気がしてなりません。
ということで低めの評価となりましたが、随所に歌野作品らしさはあったと思います。

アルバトロス
CRRRDTJB
No.2:
(10pt)

春から夏、やがて冬の感想

『葉桜の季節に~』や『密室殺人ゲーム』といった名作を残している歌野晶午。直木賞候補にもなった本作はミステリーとは呼べないかもしれないが、非常に良い作品だと思います。
ひき逃げにより娘を失った男性とスーパーで万引きした女性。二人の行く末には絶望しかなく・・・
なんとも悲しい物語でした。

BOY
IM7XWAPW
No.1:
(8pt)

春から夏、やがて冬の感想


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はやし
Q4IN3ELN

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