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ダークゾーン



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ダークゾーンの評価: 6.64/10点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.64pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ダークゾーンの感想

この作品の評判がイマイチなのも知っていましたが、貴志先生の著書は一通り読みたいと思い手に取りました。

読み終えた感想としては、やっぱりうーんな感じ。
以前読んだ「クリムゾンの迷宮」と同じく、登場人物の描写が浅くてイマイチ感情移入出来なかったり、キャラクターの造形や戦闘しているシチュエーションのイメージができなかったり。
一気読みさせる筆力はさすがではありますが、「クリムゾンの迷宮」と同じくこの作品も漫画やアニメ・映像向きかなあと思いました。
何よりもがっかりだったのは、皆さんがおっしゃる通り物語の着地点ですね。
合理的に終わらせるにはやっぱりそうなるかあと予想しつつも、貴志先生だからとついつい期待しちゃいますね。

この作品のメインテーマは将棋。
自分は比較的将棋やチェスなどのゲームについて知識がある方なのでその分楽しめましたが、そのあたりに疎いとさらにつまらないかもしれません。
作品自体の純粋な評価は6点ですが、ヒロインとのシーンでの「早逃げ」に大爆笑させて頂いたので+1点。しかも早逃げに失敗してるし(笑)。
ある行為を将棋用語に例えているんですけど、表現力というかワードセンスが相変わらずスゴいですね。



はんちょう
QVN1CS7Q
No.4:
(7pt)

ダークゾーンの感想

面白い作品だと思います。
将棋やチェスというよりは、戦略シミュレーションゲームのような感じですが、
描写の仕方が見事でスピード感のある頭脳戦が楽しめます。
惜しむらくは将棋のルールや戦略シミュレーションゲームをやったことのない方が読んだ場合、
イメージをつかむのに難しそうな事とオチが…。
バトルシーンは展開のさせ方、収束のさせ方どちらも秀逸だと思います。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ダークゾーンの感想

異空間を舞台にしたファンタジーバトルと現実世界が交互に描かれます。主人公は必死さは伝わりますが、感情移入は出来ないタイプ。しかもバトルのルールの把握も必要なので、結構疲れました。とは言え、勢いと迫力で一気に読まされます。さすが貴志祐介。
オチも好みでは無かったですが、裏表紙に最初から書いてあります。
「人間精神の暗黒面を抉る非情のエンターテインメント。」覚悟して読んで下さい。

なおひろ
R1UV05YV
No.2:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

超越した発想とイメ-ジ力

読み出しから異次元世界でのバトル開始で始まる。
これだけでもインパクトが相当あるが、18人の怪物となった駒とキングの主人公がどのような状況にあるか混乱の内に、誰だかわからない相手とキングが殺されるまでの戦いが始まっていく。
(この時点で夢オチかって思ってしまうが、それは置いておきましょう。)

18体の怪物は、将棋?チェス?の駒のようにそれぞれ特徴があって、その配置や動かし方など将棋・チェスを思わせるような戦略がバトルの面白みになっている。
ただ、このバトルが7番勝負とした事で1戦が非常に簡潔でちょっとしたミスや、時には力押しでアッサリ決着がついたりする。
ここが妙で、5、3番勝負にして1戦の中身を濃くする事も出来たと思う。
そこが、7番勝負なのでスピ-ド感があって次へと読み進めたくなる。

読み手側は当然、この異次元世界がどこなのか、何の為のバトルなのかが、この物語のミステリ-として期待するが、読み終わる頃にはそこが本質では無いと分かると思う。

人間の執念・狂気、暗黒面がこれだけ面白く描かれているのだから、読後感が良いとは言えませんが傑作といいましょう。

タカタソン
HU0OGV5Q
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

独特な世界観

まるでロールプレイングゲームの中にいるような世界観。
初めはキャラクターを覚えるのに何度もページを戻ったりしていたが、慣れてくるとスラスラと読めた。
この非現実感とっても好きです。
ただ今回は貴志さん特有のグロさはあまりなかったように思います。

kinhuku
78BU7RPT

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