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プリンセス・トヨトミ



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【この小説が収録されている参考書籍】
プリンセス・トヨトミ
プリンセス・トヨトミ (文春文庫)

プリンセス・トヨトミの評価: 6.00/10点 レビュー 4件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

プリンセス・トヨトミの感想

独立国としての地位を有するなどという、余りにも突飛な、しかし大阪人なら考えかねないかもとも思えてしまうところに着眼した発想は最高に面白いと思います。
しかし、その発想への期待感が大きかった分、結末には不満を抱かずにはおれませんでした。
「さぁ来るぞ来るぞ」「何をおっぱじめるんだ」という期待感が、「あれっ、終わり?」って感じ。

作者は大阪出身とのことらしいですが、作者の大阪人に対するイメージってどんな感じなんでしょうか?
正直、余りにも常識的で普通だったので拍子抜けしてしまいました。
(いくら只者ではないにしろ)たった1人の会計検査院にやり込められるというのは、大阪人らしくないなぁと思います。
たとえやり込められるにしても大阪人らしいユーモア溢れる抵抗を描いて欲しかったですね。
おばちゃんと阪神ファンが大暴れしないのも、物足りない原因ですね(笑)
会計検査院側の3人は、それなりにキャラ立ち出来ていたように思いますが、
例えば、巨人ファンの江戸っ子と中日ファンの名古屋人とか・・・蕎麦好きのうどん嫌い、もんじゃ焼き好きのお好み焼き嫌いとかにした方が面白かったのではないかと。
まぁ、そういう小説ではないのでしょうが・・・

梁山泊
MTNH2G0O
No.1:
(5pt)

プリンセス・トヨトミの感想

前半は展開があまりなく、登場人物にも感情移入出来ず、面白くは感じません。中盤大阪の秘密が明らかになってからは、結構先が気になり一気に読めました。しかし著者は相当頭が良いですね、随分突飛な発想を書ききったな、と言う印象です。テーマの一つが父と息子の情愛なのですが、その辺りは非常に感銘を受けました。ただ、良かったのはそこだけです。大阪全停止?、話題作ですがオススメはしません。

なおひろ
R1UV05YV

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