チェリストの黛由佳が放火事件に巻き込まれて死んだ。

2019年、9月。千葉県にある神宮総合病院では重症患者が次々と運び込まれた。

わたし、悪くない。ひとりで破滅なんて絶対しない。

本格シーンの次世代を担う逸材だ。確かな論理と刺激的な結末をご堪能あれ! 東川篤哉 彼が狙っているのは強行突破だ。

歩容解析――人間の歩き方で個人を特定する技術。

天才毒物研究者・利根川由紀シリーズ第2弾! 「身体の中を小さな虫が這っている」と訴えながら死んだ父親。

問題を起こし家裁に送られてきた少年を一定期間預かる制度ーー補導委託の引受を突然申し出た父・孝雄。

この男がいるから現場が回る――名探偵の正体は、無名のオジサン俳優！左右田始、職業俳優。

島田荘司選 第9回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作! その女は「毒」だ。身体を蝕み、心を壊す。

四国の山奥にある小さな村。そこには奇妙な仏像があり、大切に祀られていた。

敵は感染する狂気――植民惑星パラダイス‐１の調査を命じられた防衛警察の警部補サシャは、パイロットのサムや医師ジャンとともに太陽系から百光年離れた惑星へ向かう。

北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。

蝶が恋しい。蝶のことだけを考えながら生きていきたい。

ほんとうにこわいものは、何? ひかりの家の押入れにいる、形も声もなんにもない影みたいなやつ、ナイナイ。

「黄泉の森には絶対に入ってはならない」 人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。

『ループ・オブ・ザ・コード」の著者が紡ぐ、未体験ゾーン突入の歴史ハードボイルド超大作。

ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説! 射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。

本が、殺人鬼を狩る――！ 作中作に仕掛けられた秘密とは？　 巧緻に長けた異形の報復サスペンス！ 12歳のイヴは、連続殺人犯〈ナッシング・マン〉に家族を惨殺された。

大正時代末期、大阪船場。画家の壮一郎は、妻・倭子の死を受け入れられずにいた。

第22回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作、文庫化です! 紀元前1300年代後半、古代エジプト。

子どもは救いであり希望。母でいることは罰。

とある村で、〈魔女〉の死体が見つかる。彼女は村の女たちに薬草を処方し、堕胎もしてやっていた。

「生まれたくなかった。……それはあなたの声なんだ」混迷と絶望の現代を撃つ、弩級の近未来×ハードボイルド。

【アーシュラ・K・ル=グイン賞特別賞受賞作】未知のパンデミックに襲われ、世界は一変した。

あの北山猛邦が真正面から「館」に挑む正統派新本格ミステリ! 「本格ミステリの神」と謳われる作家・天神人(てんじん・ひとし)が統べる館、「月灯館(げっとうかん)」。

余計なことは喋らない。上司から疎まれる。

殺人を企む一人の男が、土砂崩れを前に途方にくれた。 復讐相手の住む荒土館が地震で孤立して、犯行が不可能となったからだ。

203X年3月、JAXA公募幹部として航空自衛隊宇宙作戦群に所属する加瀬修造三等空尉は、衛星とデブリの異常機動を観測する――

日本に眠る究極のエネルギーをめぐる奮闘と陰謀! 政治経済小説の最高峰。

第11回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作 恐るべき加速度が襲いかかる事象の地平面で 意識から切り離された私の神聖が、時空の歪みに弾丸を撃ち込む ブラックホール相補性×時間SF×ガールミーツボーイ 宇宙連邦創成期に発見された十五兆標準太陽質量の超巨大

その女は愛する男を殺し、陰部を切り取り逃亡した―― 脚本家の吉弥は、少年時代に昭和の猟奇殺人として知られる「阿部定事件」に遭遇。

「絶対にお父さんと同じお墓には入りたくない！」四十九日の法要を目前に控え、突然明らかになった姑の遺言。

あたしは、世界の本当の姿を知りたい。 1936年、旧弊な日本を抜け出し、仏印ハノイで地理学を学ぶことになった鞠。

千葉県松戸市の結婚相談所でアドバイザーとして働くシングルマザーの平山亜紀は、仕事で顧客とトラブルを起こして以降、無言電話などの嫌がらせに苦しめられている。

あなたの「耳が」推理する。「音」が導く真相に驚愕する。

スペイン、ガリシア地方の小村。神秘的な岩の建造物ポルタレンの下で、心臓を抉り出された若い娘の死体が発見された。

千葉県富津市の清掃会社に勤める町谷亜八(ハチ)は、過去に傷害事件を起こし執行猶予中の身だ。

「こんな結末は耐えられない」絶対に読んではいけない、禁忌の本が誕生。 こんな結末は耐えられない――。

読まないほうがいい。虜になってしまうから……。

湖畔にある洋館を友人と一緒に訪れた月島。殺人事件の犯人を当てる、脱出型の謎解きイベントが開催されるという。

１９４５年、東京。関東最大級の暴力組織、四代目水嶽本家。

主人公・青山霜介が、ライバル・千瑛と湖山賞を競い合った展覧会から2年が経った。

私は探している、「人を殺せる」怪談を。

20年にわたり宇宙開発が停滞した近未来、普通にはありえないコースで地球をめざす天体2Iが発見された。

案山子だらけの宵待村で、案山子に毒の矢が射込まれ、別の案山子が消失し、ついに殺人事件が勃発する。

東京都町田市郊外で身許不明の焼死体が発見された。

累計50万部突破、リーガルミステリーの最高峰「御子柴弁護士」シリ―ズ。

謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋—— 間取りの謎をたどった先に見た、 「事実」とは!? 知人が購入を検討している都内の中古一軒家。

「Q.人はなぜ謎に惹かれるのか?」 「A.知ることは、生きることとイコールだから」 人間の意識を半永久的に持続可能な人工身体にコピーしたヒューマノイド=〈カティス〉が生まれた近未来。