富豪の元に送られてくる脅迫状、身代金目当ての誘拐事件、密室で発見された女の死体。

精神科の療養所で起こる連続殺人事件! 犯人は患者か、病院関係者か? 酔いどれ探偵ビル・クレイン初登場作。

非業の死を遂げたロンドン警視庁の女性職員。その背後には警察内部の醜聞が隠されていた……。

かつて『新青年』誌上で日本の読者を魅了した英国二大作家の短編が、妹尾アキ夫の名訳で21世紀によみがえる。

奇術師探偵マーリニ・シリーズ代表作が蘇る！　「〝首のない女〟がほしいの」とマーリニの店に奇術装置を求めに来た謎の女。

1941年に刊行されたルーパート・ペニーの長編"Sealed Room Murder"を初邦訳。

助けを求める若い女性の叫び声に、帰宅途中の弁護士アンスティが駆けつけると、そこには男女が激しく組み合う姿が。

1911年の冬――霧深い森にそびえる山荘「レヴン・ロッジ」。

戦争未亡人のシーリア・ケントは、戦死した夫との思い出が残るフランスのマレット村を訪れた。

遺された一通の手紙と一冊の本。停泊中のクルーザーで起きる殺人事件。

空中ブランコの演者が衆人環視の前で墜落死。

不可解な死を遂げたクラヴァートン氏。

孤独な中年女性の日常への美しくも不気味な侵入者をえがいて、江戸川乱歩が奇妙な味の傑作と絶賛した「銀の仮面」、大嫌いな男に親友気取りでつきまとわれた男―奇妙な関係がむかえる奇妙な顛末「敵」、大都会の暗闇にひそみ、異国からきた青年を脅かす獣の恐怖を克明に綴って

劇的な出会いを果たしたハリエットとピーター卿はようやく結婚にこぎつけた。

発見された死体と書き換えられた遺言書。遺された財産を巡る人間模様。

館で催されるカクテルパーティーで怪死を遂げる男。

第28代アメリカ合衆国大統領ウィルソンの絶賛を受けた英国ミステリ界の大立者フレッチャーの代表的な短編集!

江戸川乱歩編『世界推理短編傑作集』刊行から五十余年。創元推理文庫が21世紀の世に問う、新たなる一大アンソロジー。

数あるクェンティンの作品から最も入手困難な中編二本立て!『そして誰もいなくなった』へと繋がる先行作とも噂される「八人の中の一人」そして「八人の招待客」は、ともに本格趣味の横溢する逸品!

イタリア南部の海辺の町で起こった不可解な殺人事件に巻き込まれる若きイギリス人の苦悩。

ロンドン市内でルーシーという娘が行方不明になり、ハロゲイトの田舎町では馬車馬が盗まれ、ホーク・スクエアでは一軒家が丸ごと盗まれた。

ジョニーとサムが殺しの容疑をかけられた!災難続きの二人の運命やいかに! おしゃべり時計をめぐる謎に迷探偵が挑む。

エジプト学者ベリンガムが不可解な状況で忽然と姿を消してから二年が経った。

ナイトクラブ〈グリーン・クカブラ〉の秘密と麻薬密売人の死。

1966年の初登場以来、40年以上にわたり「価値のないもの、誰も盗もうとは思わないもの」を盗み続けてきた怪盗ニック・ヴェルヴェット。

ボート上で発見された男女の遺体。

退役軍人会の葬儀に集まった参列者の目前で突如倒れた老婆。死因は心臓発作だったが、背中から銃痕が発見された。

自らの葬儀の手配をした当日、資産家の婦人が絞殺される。

珠玉の推理短編を年代順に集成し、1960年初版で以来版を重ね現在に至る『世界短編傑作集』を全面リニューアル! 第3巻にはフィルポッツ「三死人」、クリスティ「夜鶯荘」、ワイルド「堕天使の冒険」、ユーステス「茶の葉」、ウイン「キプロスの蜂」、ロバーツ「イギリス

ロンドンのどこかに、霧の中から不意に現れ、そしてまた忽然と消えてしまう「あやかしの裏通り」があるという。

夜更けの街を走る二輪馬車のなかで、身元不明の紳士が殺害された！　事件は予想をこえたドラマティックな展開を見せる…… 19世紀ミステリー界最大のベストセラー。

横溝正史著の単行本未収録の捕物小説12編を収録。

５大捕物帳の一つ、人形佐七捕物帳の著者の横溝正史氏は、「佐七」以外にも多くの捕物小説を残している。

和やかな夕食会のさなか、同じ敷地で難件発生! 不可解な連続怪死事件に隠された驚愕の真実とは……。

〈クイーンの定員〉に選出された傑作短編。

アーチー・グッドウィン、辞職す！　絶体絶命の美人依頼者の無実を信じ、迷探偵アーチーの捜査が始まる。

生放送中のTV番組でコメディアンが謎の怪死を遂げる。

人気俳優マークはある日、義理の息子の劇作家ケニーが書いた不条理劇の題名を知り動揺する。

「ルパンに作家人生を捧げた大先輩の愛あふれる大暴走！　　日本にしかない「バルネ探偵の事件簿」。

第二次大戦中に殺された男は何を見つけたのか?

湖畔のキャンプ場に展開する恋愛模様…そして、殺人。

深夜のメルボルン。馬車のなかで、身元不明の男が殺害された。

本格ミステリの魅力的な要素のひとつ、密室トリック。

雲をつかむような少女失踪事件を、刑事たちが地道な聞き込みと推理、尋問で解き明かしていく。

ロンドン近郊の由緒ある屋敷〈白い僧院〉でハリウッドの人気女優マーシャ・テイトが殺害された。

犬の散歩中の女が突如射殺された。ライフルで80メートルの距離から正確に頭部を狙撃されたのだ。

身に覚えのない罪を着せられてニューヨーク市警を追われたジョー・オリヴァー。

深夜、男は一冊の推理小説にそっと手をのばす。そこで彼は書物のなかを出掛ける。

昭和22年9月、小田原の成金倉田家に、白衣姿の異形の傷痍軍人が現れた。

アダムスベルグ署長は、古い連続殺人事件のひとつとしか思えない殺人事件の報に接する。

入手困難のクリスティー原作本として半ば伝説化していた戯曲版『アクロイド殺し』。

名作ミステリ「樽」の作者として知られるF・W・クロフツが、「四つの福音書」を基に描き出す20世紀の福音書。

冒険小説の名作「宝島」の作者として知られるイギリスの文豪ロバート・ルイス・スティーヴンソンが遺した珠玉の短編を日本独自編纂した作品集。

イザベル・B・マイヤーズの第二長編"Give me Death"が原書刊行から84年の時を経て遂に邦訳!

1930年、チェスタトンを会長とし、セイヤーズ、クリスティー、バークリーら錚々たる顔ぶれが集まり、探偵作家の親睦団体〈ディテクション・クラブ〉が発足した。