処刑6日前



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初公開日(参考)1965年01月
分類

長編小説

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処刑6日前 (1965年) (創元推理文庫)

1965年01月01日 処刑6日前 (1965年) (創元推理文庫)

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処刑6日前の総合評価:7.50/10点レビュー 4件。Dランク


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No.4:
(4pt)

スリリングなタイムリミット・サスペンス

離婚間際の妻を殺害した罪で死刑を目前に控えた男。彼は、弁護士、私立探偵らのチームをつくり、無実の罪を晴らすべく最後の賭けに出る…というタイムリミット・サスペンス。

企業の経営者である死刑囚が、金にものを言わせて、刑務所内にチームのミーティングの場をつくる、というのは荒唐無稽。しかしながら、妻を殺しえるのは夫しかいないという絶望的な状況をつくり、それを限られた時間で解き明かしていく様はなかなかスリリングである。

弁護士、探偵の他、共同経営者、秘書、従兄弟、そして男の婚約者(!)という、このチームの中に絶対真犯人いるよね、を予想させる。活躍しているのは、ほぼ酔っ払いの探偵で、その他は役立たずではある。というか、ミスリードを仕掛けてくる。

捜査をするうちにいくつかの殺人事件が勃発し、謎は深まるばかり、という展開。おっと、真犯人はこの人か!となり、密室殺人の謎も解けてスッキリ。

1935年の作品ゆえに、女性た対する扱いは不謹慎ではあるか。今ならハラスメントだろうな。
処刑6日前 (創元推理文庫 129-1)Amazon書評・レビュー:処刑6日前 (創元推理文庫 129-1)より
4488129013
No.3:
(3pt)

酔いどれ探偵

色々な種類の酒が出て来る。アブサンとウイスキーを混ぜてとか、マティーニ、ジンバック、ビール、バーボンにシャンパンだとか、そのあたりはハードボイルド小説というより、「グレートギャッツビー」とか、そっちのほうの風俗描写に近いのかも。
享楽的な探偵がハードボイルドかというと、さすがにそんなこともないと思うが、ロバートBパーカーのスペンサーシリーズなどもあるし(フィットネスに励む探偵)、解説にあるように、「ハードボイルドのパロディ」という評価は妥当かと思う。

ミステリーとしてはトリックなどは凡庸だが、なかなか後半の展開など面白い作品。
処刑6日前 (創元推理文庫 129-1)Amazon書評・レビュー:処刑6日前 (創元推理文庫 129-1)より
4488129013
No.2:
(4pt)

「幻の女」の方がサスペンスフル

ウィリアム・アイリッシュの「幻の女」と同じで、妻殺しで死刑を待つ男が死刑執行までに真犯人を見つけてもらうよう再捜査を依頼するというお話です。
比較をすると、謎解きという点では手がかりの散りばめ方が巧みなこちらの作品のほうが上手かもしれません。一方、サスペンスフルな小説の面白さという点では、タイムリミットの活かし方がうまいアイリッシュのほうに軍配が上がるでしょう。
一方、この作品を読んで驚くのが、飲酒量の多さ。昼間からカクテルやウイスキーをぐびぐび飲んでいます。
処刑6日前 (創元推理文庫 129-1)Amazon書評・レビュー:処刑6日前 (創元推理文庫 129-1)より
4488129013
No.1:
(4pt)

サスペンス+本格推理物+ハードボイルド

無実の妻殺しの罪で死刑を宣告されたロバート・ウェストランド。1度はあきらめたものの、処刑の1週間前、生き延びるため最後まで戦う事を決意する。腕利きの弁護士と私立探偵を雇って事件の再捜査を依頼し、友人たちにも協力を要請する。果たして、死刑執行までの非常に限られた時間内に、真犯人を突き止め、無実を晴らす事はできるのか?タイムリミット・サスペンス、カッチリとした謎解き、ハードボイルド探偵物が融合した快作。特に謎解きは、密室の謎、拳銃の謎、電話の謎がからみ合った、本格推理物と呼んでいい出来映え(個人的には拳銃の謎がおもしろかった)。また、私立探偵のウィリアム・クレーンは、終盤ではめざましい推理力を見せるが、酒と女にだらしなく(特に中盤の情けなさは、気の毒なウェストランドが知ったら卒倒確実)、何ともコミカルな味を出している。1935年の作品で、やや古めかしいところもあるが、今でも充分楽しめる。
処刑6日前 (創元推理文庫 129-1)Amazon書評・レビュー:処刑6日前 (創元推理文庫 129-1)より
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