料理の天才少女と長屋を守る大男が織りなす、感動時代小説! 『どんなもんでも百の料理 にします』という珍妙な商売で暮らしを立てる千夏は、道で男に絡まれているところを兜小路梅王丸に助けられた。

貧乏神と呼ばれる絵師の葛幸助は、彼の家に居座る厄病神のせいで、様々な事件に巻き込まれるが、知人たちともに解決していく。

父の跡を継ぎ代々伝わる不思議な十手を手に、目明しになった少女・みく。

日光街道の越ヶ谷宿の旅籠で働かせてくれた恩人・仁兵衛の遺品には幽霊が憑いていた。

大坂の福島羅漢前にある「日暮らし長屋」の住人、絵師の葛幸助は、自分の好きなままに絵を描くが故に、仕事が無く、貧乏神と呼ばれ、本業では食えず、筆作りの内職で糊口をを凌いでいる。

呉服屋の箱入り娘が、着物の力でよろず解決 お江戸お仕事小説の新定番! 江戸は西河岸町の呉服屋・常葉屋は、「ここにしかない品がある」と着物に五月蠅い江戸っ子たちにも評判お店。

まさしく豊臣秀頼こそが戦国乱世におけるシャーロック・ホームズだったのである。

最低亭主から逃げた女房は江戸の離縁請負人のもとで働くことに。

金貸の鉞ばばあお絹から金を借りた商家の主が首を括って死んだ。孫娘のお鈴は、残された妻子のため、真相を……。

万両店の末弟、鷺之介が齢十一にして悩みがつきない原因とは――。 時代小説の名手が描く、ホロリと泣かせる大江戸謎解き物語。

江戸時代の大坂は淀屋橋のたもとで、「ご無理ごもっとも始末処」の看板を掲げ、客が持ち込む無理難題を知恵で解決する男・白鷺烏近。

江戸に名探偵、参上! 石見国で藩を揺るがす陰謀に巻き込まれてしまった永見功兵衛。

古道具屋銀杏屋の若旦那太一郎は、幽霊が見える。

件は牛から生まれ、予言をしてたちどころに死ぬという。

幕府御徒組頭の寺西封元は、突然、老中首座の松平定信に呼び出された。

小間物問屋『遠野屋』の主清之介は、生国嵯波の紅花産業に莫大な金を注ぎ込んできた。その紅餅を積んだ船が突然消えた。

真心を学び、患者と向き合う少女の感動の成長物語! 「お父つぁん、おっ母さん、もうすぐ私もいくからね」 流行り病で両親を亡くし、奉公先のいじめに耐えきれず、川に身を投げたお葉。

優雅な余生を送るはずの隠居家は、今日も子供たちで大にぎわい。

おもろい事件、あらへんか？ 江戸に居候する大阪の道楽息子が 驚きの名推理で犯人を追い詰める！ 人情＆ユーモア時代ミステリ！ ええ退屈しのぎになったわ―― 居候探偵が難事件を解決!? 歌舞伎役者の中村葱蔵は、親方の名優・市川韮十郎から、韮十郎の息子に自

１７音の奥に潜む誰も知らない物語。

妻のお和歌が子を宿した麻之助。

本屋の私が行商に出向いたのは、孫ほどの娘を後添えに迎えた名主宅。

幕末、名高い道場主の息子でありながら次男であるが故にその才を隠し生きてきた伊織。

幕政改革に邁進しようとする八代将軍・徳川吉宗の先兵として奔走する惣目付の水城聡四郎。

深川の長屋を仕切るお美羽が家主から依頼を受けた。

恩人の命令は、思いがけないものだった。 不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。

おいちは十六歳。江戸深川の菖蒲長屋で、医者である父の仕事を手伝っている。

近江の玉池藩に潜入した幕府御算用者だが、そ こには罠が張りめぐらされていた。

直木賞作家の真骨頂! ほっこり笑えてじーんと泣ける江戸人情物語 巣鴨で六代続く糸問屋の主人を務めた徳兵衛。

騙されて江戸に来た13歳の少女・お末の奉公先「鱗や」は、料理茶屋とは名ばかりの三流店だった。

江戸で起きた連続不審死！ 現代科学と蘭学のコラボレーションで謎に挑む―― 死体は何を語るのか!? 人気作家、推薦！ 時代小説とミステリ。

縁切り寺の御用宿を舞台にした「隅田川御用帳」、江戸では珍しい女性医者を主人公に据えた「藍染袴お匙帖」、 〝窓際同心〟の活躍を描いた「橋廻り同心・平七郎控」、行方知れずになった妻を捜し出す浪人が主人公のシリーズ 「浄瑠璃長屋春秋記」。

婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。 その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。

とある神社で殺しが起きた晩、神社の狛犬が別の犬の像に置き換わった。

ある雪の降る夜に芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられた。