【河野典生】
他人の城/憎悪のかたち: 日本ハードボイルド全集3
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第二次世界大戦後、独自に発展した日本のハードボイルド/私立探偵小説。
「日本のクリスティ」と称された人気作家・仁木悦子はまた、優れたハードボイルドの書き手でもあった。
1958年、無名の青年が大学在学中に書いた作品が雑誌〈宝石〉に一挙掲載され、大反響を巻き起こす――大藪春彦の鮮烈な登場は、まぎれもなく日本ミステリ史上の事件であった。
〈日本ハードボイルド全集〉第五巻の本書では、直木賞作家・結城昌治を特集する。
〈日本ハードボイルド全集〉最終巻は、一作家一編で厳選したアンソロジー。
おれか? おれはなにもかも失って、おちぶれはてた私立探偵だ。失うことの出来るものは、もうただひとつしか、残っていない。
中国に渡って十五年、破産した紅真吾は、危機から救った大手商社の支店長・沢井から、儲け話に誘われる。
資本金15億の「東和油脂」経理部に勤める朝倉哲也は、上司の信頼が厚く、控え目で真面目な男。
猟奇連続殺人や入り組んだ構成、特殊設定ばかりがミステリーじゃないっ!1960年代のニューヨーク。
犯罪小説家として売り出し中の私のもとへ、むかし抱いた星村美智から電話がかかってきたのは深夜だった。
『世界推理短編傑作集』は江戸川乱歩が愛読する珠玉の名作を厳選して全5巻に収録し、19世紀半ばから1950年代までの短編推理小説の歴史的展望を読者に提供してきた。
「われわれの契約は、これで終わりだ」探偵ホーソーンに、彼が主人公のミステリを書くのに耐えかねて、わたし、作家のホロヴィッツはこう告げた。
ドイツが東西に分断された冷戦のさなか、画家・青木優二の前に現れたベルリンからの来訪者。
爺さん犬のシェップがとうもろこし倉に近づかないのは、あそこで幽霊を見たことがあるからだよ──アメリカの片田舎にある農村でまことしやかに語られる幽霊譚を少年ふたりがたしかめようとする表題作、川窪に住む謎の存在“せっかちのっそり"が田舎町の高校のフットボール・
コンティネンタル探偵社支局員のおれは、小切手を同封した事件依頼の手紙を受けとって、ある鉱山町に出かけたが、入れちがいに依頼人が銃殺された。
壮絶な過去をもつ元スパイに託された仕事は、腐敗した街をさらに腐敗させること――。
人類復活をかけて金星に飛ぶ博士、社長秘書との忍法対決、信州信濃の怪異譚…ドタバタが炸裂! 筒井康隆ショートショート・短編集。