二〇年前、東京都練馬区で起きた放火殺人事件の現場から姿を消した謎の女、鮎子。

戦時中、軍需省の要請により立法化され、それに基づき皇室からも供出されたダイヤモンドがあった。その量、32万カラット。

鉄道のシステムがダウン。都市銀行も同様の状況に陥る。

「十五年前の通り魔殺人事件の犯人を知っている。直接会って話したい」。

女性初の総理候補の出産、引きこもり少年の入院、チンピラの医療費未払い――大病院の危機管理を一手に担う廣瀬知剛の元に、県警から新しい仲間が加わり、チーム院内交番が本格始動! レセプト(医療報酬明細書)のビッグデータから、極左とヤクザが絡む国家

最後の最後まで結末が分からない、哀感漂う傑作推理小説! 東京の片隅、あるアパートの一室で身寄りのない男が死んだ。

過剰防衛による殺人の裁判で「無罪」となり、警察庁警備局公安課特別捜査室〝サクラ〟 に復帰した田臥を、新たな任務が待ち受けていた。

千葉刑務所を脱獄し、亡き妻の復讐と娘・萌子の誘拐事件を解決してから三年――。

殺人事件を起こした崎津直也が刑期を終えて出所した直後に神戸で殺された。

1995年1月17日、兵庫県南部を襲ったM7.3のGEQ(大地震)。

新宿署の刑事・鮫島は、捜査中に北新宿のヤミ民泊で男の銃殺死体を発見した。

女は男を利用する。女は自らの肉体で男を虜にする。

小幡弘海巡査部長は、二年前に忽然と姿を消した。生活安全課に異動した矢先のことだ。

「あの事件をやったのはね、もしかしたら、兄さんかもしれない…」祖父の二三回忌の席で、大叔母が呟いた一言がすべての発端だった。

視聴率が低迷し始めたTBNの報道番組『ニュースイレブン』。

GHQ占領下の昭和二四年、後に“昭和史最大の謎”といわれる事件が起きた。七月五日早朝、下山定則初代国鉄総裁が失踪。

凄絶なミステリー 類（たぐ）い希（まれ）な恋愛小説 第9回　大藪春彦賞受賞作 26年前の捜査資料と、中央通信の道平（みちひら）記者は対面した。

埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した! 東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム……。

なぜ「真珠湾」だったのか? 欧州戦線への参戦を目論み、日本に仕掛けられるルーズベルトの謀略。

2010年冬、喜び組の崔純子は国家最高機密とともに脱北、中国に入った。

茨城県の牛久沼で、釣り人が沼に引きずり込まれるという事件が起きた。後に発見されたバラバラ死体。

「今の日本への問題意識を示すために、この舞台を選んだ」 警察小説の旗手として不動の人気を誇る著者が、魂を込めて描いた、圧巻の歴史改変警察小説。

いたたまれない思いを抱えた被害者の思いを救う復讐代行屋。

大学四年生の萌子は、怪しい人材派遣会社『キマイラ』の就職説明会から戻ってこない同級生が心配になり淡路島に様子を見に行く。

プーチンも戦慄する重大な軍事機密とは!? 次期警察庁長官候補の大江から非公式のオファーを受けた警察庁公安〈サクラ〉田臥は、ロシアのスパイ親子を青森から警察庁に陸路で連れていくことに。

事件の端緒は蒼い湖に潜む。 死んだ男の写真に写り込む彼女は誰だ? 石神井公園の池に浮かんだ不可解な水死体。

謎の巨大獣に家畜が襲われる事件が発生、やがて被害は人間にも及ぶ。

1964年のオリンピック決定に沸く東京で、競技場近くに住む一人の男が失踪した。

奈良県で日本の元内閣総理大臣が撃たれ、死亡した。その場で取り押さえられたのは41歳男性の容疑者。

平成31年4月1日。秋に警視庁捜査一課に復帰予定の五味にとって、最後の教え子となる学生が入校してきた。

沖縄の互助組織、模合。

八ヶ岳南麓の高原で暮らす都会からの移住者たち。ある朝、蛇口から流れる水が薄茶色に変じていた。

歴史作家・浅野迦羅守のもとに、美人弁護士・小笠原伊万里が奇妙な相談を持ちかけてきた。

都内の幼稚園へ赴任してきた神尾舞子。

笠原武大は、妻を殺害した罪で服役している。

警視庁捜査一課刑事宇田川の同期、特殊犯捜査係女刑事大石が「しばらく会えなくなる」と言い、消息を絶った。

大物政治家の汚職事件の闇を追え! 担当刑事に仕掛けられた卑劣な罠とは! ? おれたちは決して巨悪を逃さない! 汚職(サンズイ)事件担当の警視庁捜査二課刑事・園崎省吾は、ある大物政治家のあっせん収賄容疑を追っていた。

最後の退校希望者は、誰だ? 必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじき出すための篩。それが、警察学校だ。

銃撃テロを生き延びた五人。

日本新報記者・南康祐は、社内で要注意人物とみなされ、編集局から社長室へと異動。

管内で発生した殺人事件の被害男性が、同時期に都内の別の場所で殺された女と接点があったことが判明。

第67回江戸川乱歩賞受賞作! 「事件が面白い」「登場人物が魅力的」「警察の描写がリアル」と選考委員が称賛! 博士号を持ちながら30歳で北海道警察の警察官となった沢村依理子。

刑務所、そこはシャバ以上に濃厚な人間関係が渦巻く、更生の最後の砦――。

閑静な住宅街のど真ん中で、新橋で焼鳥店を経営する男の死体が発見された。

クズリの英名はウルヴァリン、「小さな悪魔」の異名を持つ獰猛なイタチ科の動物である。

百白荘のゲストハウス、キューブハウスから施工業者が転落して死亡した。

博徒たちの間に戦後の闇が残る昭和57年の広島呉原。

死の直前、伯父が遺したものは何を語るのか。亡き母の妖艶な写真、殺人事件の調査記録、古い鍵、そして謎の女…。

「あの事件の日」から、すべては始まった―。

「すごい原稿がある」――ベストセラー作家が死の間際に残した一言より始まった原稿捜索。

東京・池袋で男の刺殺体が発見された。警視庁池袋署刑事課長の本宮は、捜査の過程で捜査一課長からある密旨を受ける。

探偵業・神山健介に舞い込んだ不可解な依頼。一年前に冬山で起きた村人の不審な死と、殺人の疑いをかけられ失踪した依頼者の夫。

バラバラ死体をビニール袋に詰めて川に捨てていた女が、都内で現行犯逮捕された。

絶対にないと言い切れるか?徐々に明かされる事実から目が離せない!厚生労働省健康局疾病対策課の尾崎裕司が轢き逃げにあい死亡した。

第18回『このミステリーがすごい! 』大賞・大賞受賞作、待望の文庫化です! どんな紙でも見分けられる男・渡部が営む紙鑑定事務所。

ところは福岡・太宰府市。参道でオルゴール店を営む32歳イケメン独身貴族、伊東秀。