ヨーロッパを巡業中の曲芸一座で、敏腕の番頭として名高い孝介と料理上手の新入り・晴彦。

昭和30年代の新宿、珈琲店の二階に住む美しき青年・水上櫂が開いたその探偵社は、「雨の日だけ営業する」そう噂されていた―。

宇宙技術振興推進株式会社――通称STeP。

安西検事の口から語られるロータスとの因縁。そして大怪盗の思惑が、高広と礼を巻き込んで交錯する。

明治末期の日本――貿易の拠点として栄えた港町・横浜で起きる難事件を、美貌の青年名探偵が鮮やかに解決！

多忙を極める平賀とロベルトは、ハイチでの公務後に1週間の休暇を取るようサウロから厳命される。

「しずくは観覧車に乗りたい」富豪の夫人に売られてゆくことが決まり、最後の願いを口にした見世物小屋の人魚は、観覧車の客車から泡となって消えた。

ある日萬朝報に載った『記憶に自信ある者求む』という求人広告。

神隠し伝説が残る田舎の高校に転校してきた徹は、孤高の少年・大地に誘われ廃部寸前の地学部に入る。

海に浮かぶ街、ヴェネツィア。 この地で友を亡くし、同じ悲しみを知る君と出会った。

とある代議士夫人の影が盗まれた。にわかには信じ難い事件の調査を頼まれた高広と礼は……。

平賀とロベルトのもとにエチオピアから奇跡調査の依頼が入る。

驚異のミリオンセラー、ビブリオミステリ最新刊 ビブリア古書堂に迫る影。

時は明治。銀座は南紺屋町に「静修館」という古いけれど居心地の良い下宿屋がある。

過労死のリスクを数値化して予防できる画期的新技術が、文科省研究公正推進室による最終評価段階を迎えていた。

考古学者のルカが姿を消した。

バチカン美術館にある絵画の前にマリア様が現われて預言をするらしい。

八雲と晴香が通う大学は、まもなく学園祭を迎えようとしていた。

12月25日未明、都心の病院で大量殺人が発生との報が入った。死傷者多数で院内は停電。

こわがりなのに、大学の推理小説研究会に入ってしまった「僕」と、ミステリが大好きな中学生の「先生」が、身のまわりで起きるちょっとした「?」を解決していく“二葉と隼人の事件簿”シリーズの第2弾。

樹齢千二百年の金木犀が見守る昔懐かしい街。

烏丸家当主を継いで一年以上が過ぎ、執事の衣更月と衝突しながらも奮闘する花穎。

時を重ねて変わらぬ本への想い……《私》は作家の創作の謎を探り行く――。

悪魔祓いの補佐としてドイツに赴いたロベルトだったが、駅で連日同時刻に死者が出る連続不審死をはじめ、異常事件が頻発。

夏休みが明けて、衣更月の静かな反対を押し切って博術館実習に出かけた花穎。

「僕は何もしていないよ、揉め事が勝手に起きただけだ」 帝都を騒がす怪盗ロータスこと蓮と、 その幼馴染であり元検事の安西省吾。

「怪異が潜むのは、『日常』と『日常』の隙間にある『非日常』だよ」―怪異収集家の准教授・高槻と、嘘を聞き分ける耳を持つ大学生・尚哉の下に、小学校で噂のコックリさんの調査依頼が。

亡き友の家を守る物書き、綿貫征四郎。

ヴァチカン聖庁の枢機卿を大叔父にもつ玄須聖人は、ローマ大学留学中。

その名も「不可能」なる立方体に人質が閉じ込められた! 助け出すヒントは”(-1)×(-1)”。

春風と名乗る花魁の幽霊に取り憑かれた書道一筋の内気な大学生・多摩子。

生まれてから死ぬまで、運命のすべてが記されているという「アガスティアの葉」。

夏流城(かなしろ)での林間学校に初めて参加する光彦(てるひこ)。

シリーズ累計185部突破、大人気シリーズ「珈琲店タレーランの事件簿」の最新作がいよいよ登場! アオヤマが理想のコーヒーを探し求めるきっかけとなった女性・眞子。

雪弥と気持ちを通わせた香乃は、これから築いていく関係に戸惑ってばかり。

ダメなところに味がある!おいしくてくせになる、絶品「肉」小説。 凡庸を嫌い、「上品」を好むデザイナーの僕。

イタリアの森で、男女がゾンビに襲われるという衝撃的な事件が発生した。

親族に疎まれ失意のまま辺境の神学校に編入したオーランドは、この世の怪を蒐める不思議な少年と出会う。

熊本・天草において、真夏日に大雪が観測され、天空に忽然と巨大な十字架が浮かび上がった。

バチカンで法王選挙が行われる最中、美貌の天才科学者・平賀と古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルトは、有名彫刻家の作品の除幕式に出席するため、メキシコのグアダルーペ寺院を訪れる。

「あのトイレ、呪われてます!」。経営難で廃業の噂が絶えない崖っぷちホテルで、次々に起こる不可解な事件。

悪魔のごとき頭脳を危険視され、わずか13歳にして特殊房に収監されている少年、ローレン・ディルーカ。

ノルウェーの研究都市でFBI捜査官・ビルは不可思議な事件に遭遇。屋敷の主人は氷漬けの密室で凍死していた。

遺跡調査で掘り出されるのは、事件の予感? 考古学専攻の田中灯里は、キャンパスに生えるたんぽぽを主食にするほどハードな極貧生活をおくる女子学生。

パリで大規模な交通事故が発生。 深夜、そのニュースを目にした付き人は、 相変わらず連絡のない黒猫の安否が気になっていた。

王立学院で学んでいたカレンスは、父危篤の知らせを受け、急ぎ故郷に帰った。

亡き祖父・万のアンティーク堂を継ぐために神戸に移り住んで5カ月。

怪事件を収集する准教授×嘘を聞き分ける大学生の民俗学ミステリ! 「怪異は、現象と解釈によって成り立つんだよ、深町くん」 人の嘘がわかる耳を持ち、それゆえに孤独になってしまった大学生・深町尚哉。

奇跡調査官の初仕事を終えた平賀は、ある少年と面会することに。

大家族は美形揃いの五兄弟!? 古き良きホームドラマがここにあります 昭和の空気が漂う町、三ノ輪。

「あなたに、悪夢を」 ――火村英生シリーズ、最新長編登場! 「俺が撃つのは、人間だけだ」 彼は、犯罪を「狩る」男。

“夜見師”―祟り神を始末する者。その存在を知る者は限られている。

テーマは「館」、ただひとつ。 今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。

警視庁SPの土壁英朗は仕事の負傷で休暇を取り、幼い頃両親の離婚で別れたまま2年前に事故死した母の墓参りに赴く。

笑顔咲くあたたかい場所は、いつも優しい。

「呪いと祝いは、紙一重だよ」異能を持つ凸凹コンビの民俗学ミステリ第3弾 尚哉の友人・難波の元に不幸の手紙が届いた。