第54回江戸川乱歩賞受賞作 昭和21年、帰らなかった誘拐児。悲劇はそこから始まった――。

誰がうそをついている?幼なじみの四人が校庭に埋めた拳銃は、二十三年の時を経て再び放たれた。

市原の交通刑務所内で、受刑者石塚が殺され、同所内の宮崎が逃亡。遺体は奇妙にも“前へ倣え”の姿勢をとっていた。

神戸近郊の高級住宅街に住む母子が何者かに命を狙われた。

薬漬けで監禁されていた女性の救出中、白崎の仇「ヨウ」の情報を得た康平たち。

7年後の2020年夏季オリンピック開催に向け、警視庁に東京五輪対策室が発足した。

長野県警・城取警部補は、不正献金の疑いのある地元選出の与党代議士・柳平の身辺を調査するよう命じられた。

第５７回江戸川乱歩賞受賞作　　　　　　　呪いで人が殺せるか。

長野県議会中、議員が何者かに殺害された。残された紙片には「善光寺を開帳せよ」というメッセージが。

中畑蘭子は3年前のある事件を機に警察を辞め、今ではデリヘル嬢の送迎係に「転職」していた。

「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。

私は今、刑事ではない。被害者の心に寄り添い、傷が癒えるのを助ける。

続発する詐欺的な訪問販売に、それとの関連が疑われる押し込み強盗殺人の真相。生活保護も受けずに餓死したまだ若い母娘の謎。

刑事に王道なし。

三雲華(みくも・はな)は恋人の桜庭和馬(さくらば・かずま)の家に挨拶に行くこととなった。

ところは福岡・太宰府市。参道でオルゴール店を営む32歳イケメン独身貴族、伊東秀。

児童誘拐事件の裏に潜む、驚愕の真相！ シングルマザーの智子に届けられたのは、切断された息子の指。

皇居に侵入して、“お宝”を盗み出せ!ターゲットは、徳川家光が愛でたという名盆栽「三代将軍」。

東京吉祥寺に住む若夫婦が営みの最中に手斧で惨殺された。

最後の最後まで結末が分からない、哀感漂う傑作推理小説! 東京の片隅、あるアパートの一室で身寄りのない男が死んだ。

台東区根岸のラブホテル街で、スーパーの社長が口の中を銃で撃たれて死んでいた。

息を呑むほどの美貌と気品をもつ模範囚・浅尾夏香は、なぜ仮出所を頑なに拒むのだろうか?更生保護委員の岬剣一郎は、事件の再調査を始める。

どうしよう、お父さん、わたし、死んでしまう―。安藤の娘、加奈が学校で転落死した。

第54回江戸川乱歩賞受賞作 乱歩賞史上、最もロマン溢れるミステリー! ドクターヘリの機長・槇村は、墜落した取材ヘリを救出。

我が家を地獄につきおとしたのは、母でした――娘の口から明らかになっていく、母の異常犯罪とは。

舞鶴でロシア人女性の遺体が発見された。時を同じくして抑留体験者の高津も姿を消す。

二〇〇九年秋、「原子力ルネッサンス国際会議」を目前に控え、廃棄物最終処分場受け入れを推進する南湊町。

1995年1月17日、兵庫県南部を襲ったM7.3のGEQ(大地震)。

池袋の繁華街。雑居ビルの空き室で、全身二十カ所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった。

琉北大学の職員・島本龍也は、学生の御園百合菜から指導教授のセクハラの相談を受けた。

白昼、新宿都庁前で殺人が発生。被害者は頚部のほとんどが損傷、無惨な姿と化していた。

このキャリア、ただものじゃない。変人警視正が難事件に挑む! 遠慮はしない。

急成長を遂げるファンドの総裁が急死。背後には警察と検察の対立があった。

絶対にないと言い切れるか?徐々に明かされる事実から目が離せない!厚生労働省健康局疾病対策課の尾崎裕司が轢き逃げにあい死亡した。

所轄の窓際部署にやってきたキャリア警察官・小早川冬彦。

関空にハイジャック機が着陸!厳戒態勢を嘲笑うかのようにハイジャック犯は日本政府に要求を突きつける。犯人はなにを狙うのか。

セレブ相手を謳って躍進するミナミの高級美容院の娘が、生徒会室で殺害される。

衆議院議員が行方不明になっている。伊丹刑事部長にそう告げられた。

赤坂で発生した殺人事件の特捜本部に、警視庁公安部でロシア事案を担当する倉島が呼ばれた。被害者は右翼団体に所属する男だ。

首都圏を中心に密造銃を使用した連続殺人事件が発生した。

航空自衛隊航空中央音楽隊でアルトサックスを担当する鳴瀬佳音は、ちょっぴりドジだけど憎めない女性隊員。

警視庁行動科学課は、不審死や迷宮入りした事件、事故などを科学的に解明すべく設けられた部署である。

都民の悩みに応える「都民相談室」に勤務する七曲風馬は、元劇団俳優の新米警察官。

警視庁公安部の倉島警部補は、自分と因縁のある元KGBの殺し屋ヴィクトルが、ロシア人貿易商のボディーガードとして日本に入国していると知らされる。

「三年坂で転んでね」―帝大生の兄が怪死する直前に残した言葉を手掛かりに、東京の坂を巡る実之。

人身事故を起こしたと出頭してきた女。

2020年夏季五輪の開催地が東京に決定したその日、警視庁東京五輪対策室が発足した。

丸の内のオフィス街で爆破事件が発生。現場の物流企業で事情聴取を行った一之瀬は、企業脅迫事件と直感する。

現職国会議員に中国のスパイがいるという情報によって、極秘に警視庁外事課に捜査本部が設置された。

朝の通勤ラッシュ時に、満員の乗客を乗せた電車が脱線した。

怪物は死体を溶かす…緊迫のミステリー長編 物体を跡形も無く溶かせるという、最新鋭のゴミ処理施設の研究者・真崎。

リベンジポルノの相談が大学院生の綾子から村野ら支援課に持ち込まれた。

渋谷の片隅で警察関係者の遺体が見つかった。明らかな他殺体を自殺と断定した鑑識課の検視官・綾織美音。

猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「桧原村に死体を埋めた」と突然告白。

「昔ついた嘘のバチがあたった」という言葉を残し、建設作業員が転落死した。

“モサい”ながらも正義に燃える警察官僚・古今堂航平は、弱冠29歳で大阪府警中央署署長に着任した。