わずか四週間で結婚式を挙げることになったデレインのお相手は、地元で指折りの敏腕弁護士。

善人だが刑事の才能はない主人ウィザースプーン警部補のため、こっそり事件を解決してきた家政婦ジェフリーズ夫人と屋敷の使用人たち。

「世界でもっとも重要な台所」と呼ばれる、ホワイトハウスの厨房で働くオリーは、小柄ながら腕と舌は確かなアシスタント・シェフ。

遙か遠い地中海の島キプロスに、一人降り立ったアガサ。

念願叶って、ついにアガサはハンサムな隣人ジェームズとの結婚にこぎつけた。ところが式の最中に「中止しろ!」と叫ぶ声が。

まじめで几帳面なパトリシア・アンは料理も菓子作りもお手のもの。

無類の善人だが捜査能力は皆無の警官である主人を助けるべく、家政婦ジェフリーズ夫人以下屋敷の使用人一同が秘かに探偵団を結成!?　ヴィクトリア朝痛快ミステリ新シリーズ。

お菓子探偵ハンナ・シリーズ、驚愕の第16弾! むしむしした暑さが続く6月。

シンガポールで名物カフェを営むアンティ・リーは、知りたがり屋で情深い裕福な老婦人。

ケータンリング業を営むゴルディの友人ホリーがパーティ直後に亡くなった。

豪華クリスマスツリーに煌びやかな飾り、そして巨大なお菓子の家―ホワイトハウスが最も輝く季節が今年もやってくる!オープニング・セレモニーでは、全米の子どもたちが焼いたクリスマスクッキーが展示されることに。

英国王妃のコレクションから、貴重な「嗅ぎ煙草入れ」が盗まれた。

20世紀初頭のスコットランド。英国王族でありながら、公爵令嬢ジョージーの暮らしは貴族とは名ばかりの貧乏生活。

風にたなびくリボン、あふれる薔薇。閑静な森は美しく輝き、まるで魔法をかけられたかのよう。

猛暑のロンドンを訪れる貴族は少なく、ジョージーのメイド仕事は減激。

「ドイツの王女のお世話をせよ」と、英国王妃からまたもや無理難題を言い渡された公爵令嬢ジョージー。

ロンドンで半年間の仕事を終え、カースリーの村にようやく戻ってきたアガサのもとに、初の探偵仕事が舞いこんだ。

「ユンヨン」「アントチーノ」「ボンボン」―そんな誰も聞いたことのないコーヒーを注文しては、バリスタたちを困らせる客がビレッジブレンドに現われた。

ニューヨーク・ブルックリンの書店を大叔母から相続した、三十代半ばのダーラ。その書店にはマスコットの黒猫がいた。

作家や関係者が集まるミステリ大会に参加したジェーンとシェリイ。

静かな田舎の村にこんこんと湧き出る泉。これに目をつけたのが、新進気鋭のミネラルウォーター会社だった。

ニューヨークの老舗コーヒーハウス“ビレッジブレンド”を切り盛りするクレアは、新たにフード・トラック・ビジネスに乗り出した。

サンゴ礁と魚たちが織りなす美しい水中庭園―セオドシアが水族館の巨大水槽をうっとりと眺めていると、目の前の水中で必死にもがく男性の姿が、あれは元恋人パーカー!?懸命の救助も間に合わず、彼はその場で絶命した。

便利屋のティムが姿を消した。町じゅうの家に出入りし、みんなから愛されていた彼の死体を発見したのはスザンヌ。

容姿も家事も完璧。ガーデニングまで得意な未亡人メアリーが引っ越してきて、小さな村の住人たちは美しい新参者に夢中になった。

どんなペットもお預かりします。

女性弁護士のケンドラは、ひょんなことからペットシッターを始めることに。ところが、依頼人の遺体を発見してしまったから大変。

海外出張中の夫マックスの留守を預かるセーラのもとに、因縁深き美術館でまたも人死にが起きたとの報がはいる。

英国王室を代表し、ルーマニア王家の結婚式に参列することになった公爵令嬢のジョージー。

村にやってきた新しい獣医はハンサムな独身男。アガサはさっそく健康そのものの飼い猫ホッジをダシにしていそいそと診療所へ。

おばあちゃん探偵フィリスが事件解決!! フィリスは元教師ばかりが集まる下宿のオーナー。

超高級ワイナリーの豪華試飲パーティに招待されたセオドシアとドレイトン。

サンフランシスコの高級画廊のオープニングで、展示品のように木からぶらさがる作家本人の死体を見つけたアニー。

貸切バスでメキシコ旅行へ出発した、アンジェラとキャレドニアをはじめとする〈海の上のカムデン〉有志。

大親友の結婚式まであとわずか。

画廊の女性オーナーが心臓発作で死亡したというニュースが瞬く間に駆け巡り、パトリシア・アンは腰を抜かしそうになった。

“クッキー・ジャー”の6月はとにもかくにも忙しい。それでも頼まれるとイヤとはいえないのがハンナ。

“デブ・ファイブ”として友情と思い出をはぐくんできた5人。

アレクサンドリアの町は感謝祭シーズンのまっただなか。

「新しい人生のスタートよ!」PR業界を引退し、英国一美しいコッツウォルズの村で、憧れの隠居生活をはじめたアガサ・レーズン。

夜の八時少し過ぎ、スザンヌがいつものようにベッドに入って眠りかけた頃。

母ドロレスの出版記念パーティに着るドレスが入らなくなり、ダイエットのためにしかたなくジム通い始めたハンナ。

白髪を自分の頭に見つけたアガサは、あわてて自宅で白髪染めをするものの、変てこな紫色になってしまい大失敗。

真冬の猛吹雪の日。スザンヌの営むカフェの裏手の森で、悲劇は起こった。

ダーラが経営するニューヨークの書店。最近、店のマスコットの黒猫ハムレットの元気がない。

新年早々ウィザースプーン警部補が任された事件は、単なる強盗殺人と思いきや、調べるうちに不審な点が続出する。

ついに一人前のスパイになったマギー・ホープ、ドイツへ空から潜入! 『チャーチル閣下の秘書』『エリザベス王女の家庭教師』に続くシリーズ、大展開に次ぐ大転換の第3弾。

ゲストの食の好みやアレルギー、出身地など経歴をくまなく調べあげて提供するホワイトハウスのディナーは安全なうえに、どこよりも美味しい完璧な料理。

2月の“クッキー・ジャー”はイベントつづきで大忙し。けれども、目下ハンナを悩ませていること。

娘とゲストハウスを開業しようと買った築百年のお屋敷には、なんと前のオーナーの無愛想な女性と気弱な男の私立探偵の幽霊が憑りついていて……。

19世紀ロンドン。喪中の貴婦人探偵、現る。

青年ピアニストのアルトゥアは死んでから50年後の世界に蘇ってしまう。

1941年初冬、第二次世界大戦下。

パパイヤにグアバ、鮮やかな南国フルーツのカクテルと、スパイシーな伝統料理が所狭しと並ぶ贅を尽くしたテーブル。

詐欺師の疑いがある採掘会社経営者が、射殺死体となってテムズ川に浮かんだ。

公私ともに相棒だった夫を、男に奪われて離婚したばかりのAJ。ある朝彼女にニュージャージーの小さな町の警察から電話が入る。