雪密室

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種別
長編
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8
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65
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あらすじ

2023年02月15日 雪密室 新装版 (講談社文庫)

雪の山荘で美女が殺される。部屋は旋錠され、犯人の足跡もない! 本格推理の極。誇り高い美女からの招待で信州の山荘に出かけた法月警視だが、招待客が一堂に会したその夜、美女が殺される。建物の周囲は雪一色、そして彼女がいたはずの離れまで、犯人らしい人物の足跡もついていないのだ。この奇怪な密室殺人の謎に法月警視の息子綸太郎が挑戦する、出色本格推理。(「BOOK」データベースより)

評判

雪密室の評価:

4.57/10点 レビュー 7件。 D ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.57pt

雪密室の総合評価:

6.07/10点 レビュー 29件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全5件 1〜5 1/1ページ
No.5
(5pt)

雪密室の感想


▼以下、ネタバレ感想

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こしあん派
8OHZXGSI
No.4
(4pt)

ごく普通の本格ミステリ

法月綸太郎2作目で名探偵法月綸太郎初登場作品(ややこしい)の本書は実にオーソドックスなミステリ。本格ミステリの趣向の1つにクローズドサークル物を称して“雪の山荘物”と呼ぶが、これは正にそのど真ん中の設定だ。

雪山のペンションに集った人たちにはそれぞれ思惑を秘めており、そして離れの密室で殺人が置き、そこには犯人と思しき足跡が残っているのみだったという、これまた定型中の定型だ。本書は開巻してまもなくエピグラフに確か「白い僧院はいかに改装されたか」なる一文が記してあった記憶がある。これは都筑道夫のエッセイ集『黄色い部屋はいかに改装されたか』の語呂合わせだが、このエピグラフは法月氏が新本格という単語に過敏に反応していたようにも取れる。黄金期の名作を換骨奪胎して新たな本格を、という作者の意気込みが込められていると読み取るのは穿ちすぎだろうか。この時はまだ本家を読んだ事が無いので比べようが無かったのだが、後に本書の原典となっているカーター・ディクスンの『白い僧院の殺人』を読んだ時はそのシンプルな真相に思わず「あっ!」と声を上げるぐらい驚いた。しかし本書についてはそれは全く無かった。ふ~ん、なるほどねというくらいだっただろう。本稿を書くのに、色々調べたのだが、“読者への挑戦状”が挿入されていたことさえ忘れていた。
薄いので記憶を刷新するためにも一度読み直して原典と比べてみるのもいいかもしれない。

Tetchy
WHOKS60S
No.3
(6pt)

雪密室の感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
No.2
(6pt)

雪密室の感想

初期作品らしい直球勝負な犯人当て。法月警視の過去は意外。

水生
89I2I7TQ
No.1
(5pt)

古典を現代風にアレンジ

古典作品を現代風に読みやすくした感じの作品。
雪の足跡の謎に始まり、トリックや謎解きのロジックなど、
古き良き作品を思い出した。
これからミステリを読み始める人にとっては良い作品。

Voxt
2E86AIVK

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.22
(1pt)

主人公を含め、登場人物の誰にも感情移入ができない

名探偵法月綸太郎のデビュー作ですが、デビュー作であるにもかかわらず、法月親子の業績はすでに作中の世界においては広く知られており、一定の評価を得ているという前提で物語が進んでいくので、初めましての読者としては感情移入がしづらいだけではなく、ついていけない面があります。え、これ前作があるの?という混乱を生むこともあるかもしれません。さらに言うと、父も子も掘り下げが全然ないので非常に独善的で独りよがり、父に至ってはとにかく性格が悪く頑固で強権的な警視、息子は成人している割に父親べったりの気持ち悪い男といった感じです。探偵にありがちな奇人変人ではなく、ただの嫌な奴でしかなく、今回の事件の被害者も、また、宿敵(?)と呼ぶべきある人物も、たとえばこれがシリーズで何作かに登場してきた人物であればラストも含めてカタルシスが得られるのでしょうが、結局これはどういう人なの?と最後までよくわからず、従って繰り返しになりますが感情移入がまったくできません。物語の設定からしても、警視はあの状況ではただの容疑者でしかないはずで、なぜ現場の捜査官より上に立って指図しているのかまったく意味不明ですし、読んでいて結構不愉快になります(笑)
さて、肝心のメイントリックですが、はっきりいって子供騙しというか、あまりにしょぼすぎです。金田一耕助の時代ならともかく、あれが看破できないほど現代の警察の鑑識は馬鹿ではないでしょう。足跡と鍵の二重の密室というのは期待は膨らませるものの、机上の空論すぎて自分には駄目でした。有益な伏線もほとんどなく、また結局あればなんだったの?という部分もあり、やはり、少なくとも自分には、この著者の作品は合わないと(いくつか読んだうえで)再確認しました。
雪密室 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社ノベルス)より
4061814273
No.21
(1pt)

主人公を含め、登場人物の誰にも感情移入ができない

名探偵法月綸太郎のデビュー作ですが、デビュー作であるにもかかわらず、法月親子の業績はすでに作中の世界においては広く知られており、一定の評価を得ているという前提で物語が進んでいくので、初めましての読者としては感情移入がしづらいだけではなく、ついていけない面があります。え、これ前作があるの?という混乱を生むこともあるかもしれません。さらに言うと、父も子も掘り下げが全然ないので非常に独善的で独りよがり、父に至ってはとにかく性格が悪く頑固で強権的な警視、息子は成人している割に父親べったりの気持ち悪い男といった感じです。探偵にありがちな奇人変人ではなく、ただの嫌な奴でしかなく、今回の事件の被害者も、また、宿敵(?)と呼ぶべきある人物も、たとえばこれがシリーズで何作かに登場してきた人物であればラストも含めてカタルシスが得られるのでしょうが、結局これはどういう人なの?と最後までよくわからず、従って繰り返しになりますが感情移入がまったくできません。物語の設定からしても、警視はあの状況ではただの容疑者でしかないはずで、なぜ現場の捜査官より上に立って指図しているのかまったく意味不明ですし、読んでいて結構不愉快になります(笑)
さて、肝心のメイントリックですが、はっきりいって子供騙しというか、あまりにしょぼすぎです。金田一耕助の時代ならともかく、あれが看破できないほど現代の警察の鑑識は馬鹿ではないでしょう。足跡と鍵の二重の密室というのは期待は膨らませるものの、机上の空論すぎて自分には駄目でした。有益な伏線もほとんどなく、また結局あればなんだったの?という部分もあり、やはり、少なくとも自分には、この著者の作品は合わないと(いくつか読んだうえで)再確認しました。
雪密室 新装版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪密室 新装版 (講談社文庫)より
4065311306
No.20
(3pt)

本格ミステリとしてそこそこ楽しめる、標準的な佳作

作者初期の作品らしいが、タイトルからして「密室」だし、「読者への挑戦状」もはさまり、本格ミステリを強く意識したらしい。読む方も当然期待したが、さほどインパクトはなく、鮮やかな密室破りと言うより、偽証が飛び交う中、巧くごまかされたな、と言う印象。

 が、何より弱いと感じたのはキャラクター造形や情況設定の不自然さで、かなり無理が感じられた。法月警視と綸太郎親子はクイーンリスペクトだろうけど、本筋が終わった後で出生の秘密だの、過去の恨みだのを読まされても後味が悪く、蛇足としか思えなかった。以後の作品の伏線なんだろうか?

 悪く書いたが、本格ミステリとしてそこそこ楽しめる作品だったと思う。標準的な佳作と評価。
雪密室 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社文庫)より
406185111X
No.19
(3pt)

本格ミステリとしてそこそこ楽しめる、標準的な佳作

作者初期の作品らしいが、タイトルからして「密室」だし、「読者への挑戦状」もはさまり、本格ミステリを強く意識したらしい。読む方も当然期待したが、さほどインパクトはなく、鮮やかな密室破りと言うより、偽証が飛び交う中、巧くごまかされたな、と言う印象。

 が、何より弱いと感じたのはキャラクター造形や情況設定の不自然さで、かなり無理が感じられた。法月警視と綸太郎親子はクイーンリスペクトだろうけど、本筋が終わった後で出生の秘密だの、過去の恨みだのを読まされても後味が悪く、蛇足としか思えなかった。以後の作品の伏線なんだろうか?

 悪く書いたが、本格ミステリとしてそこそこ楽しめる作品だったと思う。標準的な佳作と評価。
雪密室 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社ノベルス)より
4061814273
No.18
(5pt)

レビュー評価が低いので読むのを後回しにしていたが........

非常に楽しめた。

この作品は典型的なパズラー。そしてパズラーとしてはかなり良質な作品だと思う。
法月作品でいえば、「都市伝説パズル」とかが好きな方ならおすすめ。

雪密室を題材にする作品は「白い僧院」以来いろいろ出されたが、個人的には
この作品が一番好きかな。

それにしても器用な作家さん。いろんなテイストの作品で良い作品がある。
サスペンス調の「一の悲劇」も面白かったし、ジュベナイルの「怪盗グリフィン」も楽しめた。
ハードボイルドテイストを入れたとされる「頼子のために」は期待に届かなかったけど。
雪密室 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪密室 (講談社文庫)より
406185111X

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