時計館の殺人

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種別
長編
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あらすじ

2012年06月15日 時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫)

鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島・十角館の惨劇を知る江南孝明は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる!第45回日本推理作家協会賞に輝く不朽の名作、満を持しての新装改訂版。(「BOOK」データベースより)

評判

時計館の殺人の評価:

8.24/10点 レビュー 42件。 S ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.24pt

時計館の殺人の総合評価:

8.44/10点 レビュー 200件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全20件 1〜20 1/1ページ
No.20
(9pt)

う~ん、、、


▼以下、ネタバレ感想

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mustang
PCGQIQ4X
No.19
(10pt)

時計館の殺人の感想

崩壊の美学!
これが崩壊の美学。
全てが明らかになった時、謎と、世界が崩壊する。本作は一つの文学作品としても、美しい顛末が用意されている。綾辻の怪奇趣味とミステリ的要素が丁度よくブレンドされたミステリの歴史的遺産であろう。
僕はアリバイトリックが苦手で、本作においても「アリバイものかぁ…」と少々の消沈を抱いたものだ。しかしながら読後、そんな思いは消えていた。こんなアリバイトリックがあっていいのかと脱帽した。
まさに驚天動地。
是非一読を。

waiter
1K80784I
No.18
(10pt)

『十角館』と双璧をなす、『館シリーズ』の代表作

世間一般の評価でも私個人の評価でも、『十角館の殺人』と並ぶ、シリーズの最高傑作でしょうか。
単純なインパクトや新本格ブームへの貢献度などといった面では十角館より落ちるものの、作品の完成度やドラマ性という面ではこちらが遥かに優れていると言っていいでしょう。

この度10年ぶり、3度目ぐらいの読み直しをしましたが、細部の伏線や説明がしっかりしている作品ということを再認識し、メイントリックそのものはトンデモですが非常に整合性が取れてかつ、フェアな作品に仕上がっていると感じました。

また、108個の時計が時を刻む”時計館”を舞台に、仮面の殺人鬼が出没し、中に閉じ込められたメンバーを次々と殺害していく描写・展開に非常に緊迫感があり、本格ミステリ作品だけでなく、ホラー・サスペンス作品も数多く手がける綾辻氏でありますが、彼の作品の中でホラー・サスペンス作品という観点で見てもこれが№1なのではと思ってしまいます。

あまり魅力がない探偵と言われがちな島田も、この作品あたりから段々キャラクターの一人歩きが見られるように感じますね。

新装改訂版では上下巻に分かれるなど少しボリュームのある作品ですが、読みやすく展開も終始ダレることがないので初心者にもおススメできる一作だと思います。
(最低、先に『十角館』『迷路館』は読んでから読むべきでしょうが)

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.17
(10pt)

さすが綾辻さん

2冊だけど、速攻読み終わりました。
ラストも素晴らしい。
館シリーズの安定感は素晴らしい。

halhi
II1T2RT1
No.16
(9pt)

十角館の惨劇再びか

冒頭から3年前の十角館での事件が述べられ、否が応でも盛り上がることこの上なし。読む手が止まらない。
物語の進め方にも十角館との共通点がある。
時計館の新館と休館での出来事を交互に進めていく、憎らしい書き方!
河南君が再登場することで、十角館での興奮再びである。

直前発表の霧越邸で不発の原因となった薀蓄は一切なし。無駄な表現はどこにもない。
新館の方では時計館の謎に迫り、旧館では連続殺人事件の犯人捜し及び謎かけに挑むこととなる。
二つの話を同時進行させる方式は綾辻氏の定番のやり方だが、話が途切れる感が無い。

実は、旧館の連続殺人の犯人当ては、下巻の序盤で大体検討がついてしまう。
またトリックも上巻を読むだけで多分こうだなと思ってしまう。
それなのに大絶賛したいのは新館で語られる、時計館が建築された背景にある。
親が子を愛する気持ち、自ら命を絶った儚い娘の気持ちを考えると涙が止まらなくなる。
本格推理小説でありながら、壮大なスケール感を併せ持つ、物凄い小説だ。
一つだけ残念なのは最後が普通すぎて、騙された感をあまり味わえなかったこと。
なので個人的には十角館と迷路館を超えることはできなかった。

yoshiki56
9CQVKKZH
No.15
(9pt)

時計館の殺人の感想

第45回日本推理作家協会賞受賞作。二十数年振りの再読、初読時の記憶は全く無しです。時計館の中と外の二元中継でストーリーは進みますが、誰もかれも怪しくて良い雰囲気ですねぇ。驚愕のトリックを楽しみに、後はネタバレにて。

▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.14
(10pt)

壮大な時計じかけ

時計館という時間をテーマにしたミステリーです。
犯人が誰なのかという結果以上に、どのようなトリックで犯行が行われたのかという過程はとても面白かったです。
想像の遥か上を行く結末には驚きを隠せませんでした。

ytk5296
FQM1X7FQ
No.13
(10pt)

待っていた傑作!

館シリーズ第5作目にして日本推理作家協会賞受賞作である本書は当時全10巻と想定されていた館シリーズの折り返し地点でもあり、それまでの集大成的な趣を備えている。従って前4作を凌ぐ厚さで、内容も濃い。

まず時計館のデザインからして過剰だ。私は文庫で読んだが、文庫表紙の絵では単純に聳え立つ時計塔が描かれているのみで、学校のような感じを受けた。単に時計塔があるから時計館かと思っていたら、そうではなく、時計をモチーフにした円形の館を取り巻くように階段と廊下があり、「おおっ、やるではないか!」と胸躍ったものだ。さらに館には古今東西から集められたアンティーククロックが設えられているという装飾も物語に異様さを与え、私の本格ミステリ熱を掻き立ててくれた。
そしてその内容も前作の不満を一気に解消する面白さだった。第1作で登場した江南くんが中村青司が建てた時計館を訪れ、そこで次々と起こる連続殺人に巻き込まれる。そしてなぜか犯人は犯行と同時に館内のアンティーククロックをことごとく壊していく。そしてシリーズで探偵役を務める島田潔は鹿谷門実と名を変え登場するが、なんと彼は時計館ではなく、その外側にて行動しているのだ。
そして最後に明かされる犯人の動機と時計を壊した意味は、正に私にカタルシスを存分に感じさせる内容だった。「ああっ、そうだったのか!」とこれほど気持ちよく騙される快感もそう味わえない。

やはり読者が綾辻作品に求めるのは、この過剰さにあると思う。現実の日本とはちょっと位相が違った世界のように感じられる館にて、常識で考えると滑稽だと思われる一風変わった主たちとそれを取り巻く一癖も二癖もある反社会的な人物たち。彼ら彼女らが抱く過剰さと特異な館という異世界の過剰さが読者を異界へといざない、大伽藍を描いてみせる。そんな世界で最後に繰り広げられるのはあくまで地球上の法則・論法に則った謎解き。異界が決して魔法とか奇跡とかで解かれるのではなく、凡人が納得できる一般知識で解かれるところにこの気持ちよさがあるのではないだろうか。そしてそれは世界が過剰であればあるほど、ロジックの美しさを描く、そんな気がする。
特に本作で印象的だったのは、犠牲者の一人が館を逃げ出そうとして出口を開けたときに遭遇する、ありえない光景を見るシーンだ。このありえない光景は最後で明らかになるのだが、そのとき犠牲者が目の当たりにしたのは正に狂気の世界なのだ。この現実世界で気が狂わんばかりの光景というのはどういうものか、それを実に鮮やかに納得のいく常識的論理で解き明かす。ここに私は綾辻マジックの真髄を見た。

そしてこの館を覆う大きな仕掛け、つまり館内の時計を次々に壊す理由を知った時、綾辻氏は神ではないかとまで思ってしまった。ネタバレになるので詳しくは書けないが、当時学生だった私は色々世の中について考えを凝らしており、その中で至ったある真理というのがあった。しかしその真理を綾辻氏は操ってしまったのだ。あとがきで作者もこのアイデアの核を思いついたのは正に天啓だったと述べている。天啓という言葉を使うほど、このトリックは神の支配をも超えるすさまじいものだし、私もこのアイデアには恐れ入ってしまった。
いささか散文的で熱くなってしまったが、当時私が本書を読んで抱いた感慨を文章にするとどうしてもそうならざるを得なかった。『十角館~』という処女作の呪縛を私はこれで氏は超え、更なる高みへ行ったと思ったが、意外と世間の本書に対する評価は冷ややかであるのが不思議だ。しかし私は怖気づくことなく、本書は傑作であると声を高くしてここに断言する次第である。

Tetchy
WHOKS60S
No.12
(10pt)

これぞ本格「館」もの

綾辻行人さんの館シリーズと言えば、世間でもっとも評価が高いのはデビュー作である「十角館の殺人」ではないでしょうか?

しかし、個人的には館シリーズ最高傑作はこちらの「時計館の殺人」であると思っております。

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みたらし
S9NVQ4H1
No.11
(10pt)
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時計館の殺人 感想

単なる犯人当てと言うよりも、もろもろの謎解きが興味をそそられました。
壮大なスケールの物語でした。

anotokinoinoki
4B79947F
No.10
(10pt)
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時計館の殺人の感想

綾辻先生の館シリーズはどれも面白いですが、個人的にはこの作品が一番好きです。
館シリーズを読んでいる方はご存じでしょうが、作品によっては、島田潔か河南くん、片方の活躍に寄っているものもあります。
しかし、この作品は2人ともそれぞれ活躍している点が、まず嬉しいです。
また、時計館ということで、時計を使ったトリックとは踏んでいましたが、それに関しても二重の意味があり、驚かされました。
隔離された環境下での連続殺人という王道ミステリとしても、叙述トリック作品としても、大変素晴らしい作品です。

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あんみつ
QVSFG7MB
No.9
(10pt)

時計館の殺人の感想

ストーリー、ストーリー展開、トリック、全てにおいて、今まで読んだミステリー小説の中で一番の面白さです。
文句なしの10pt。

新装改訂版の時計館の殺人は上下巻に分かれており、上下巻合わせて約750ページです。


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Morphe
CTP9H472
No.8
(9pt)

時計館の殺人の感想

犯人は、途中でわかってしまうかもしれませんけれど、トリックはさすがでした。最後までわくわく読めました。

axel
RNCIKKBG
No.7
(10pt)

時計館の殺人の感想

散りばめられたピースがはまっていく感覚というのはまさにこのことだと思います。
文句無しの傑作です。

ほっと
2XKXV6EI
No.6
(9pt)

時計館の殺人の感想

こんなトリックだったなんて・・・
毎回驚かせてくれます(・ω・)

みい
XL0AKYF3
No.5
(9pt)

日本推理作家協会賞に見合う完成度

素晴らしかったです
賞に見合った内容なのは言うまでもありません
私はトリックと犯人がなんとなくわかってしまったので
驚きが半減してしてしまいましたがそれでも十二分に
楽しむことができました
前のレビューでパズルのピースがはまっていくようと
おっしゃっている方がいますが、まさにその通り
今まで自分が読んだ小説(と言っても微々たるものですが)の中で
ダントツの完成度だと思います
これでトリックに気付かなければ文句なく評価10なのに…
気付いた自分に満足半分がっかり半分て感じです(笑)

LN
XL1SRHRZ
No.4
(9pt)

時計館の殺人の感想

館シリーズ5作目は、「直球勝負」という印象。
「館」そのものがトリックに直結しており、「館」の必然性を感じました。 そこがまず好印象。
そのトリックは「壮大」で「芸術的」とも言えるのですが、
シリーズ最多の犠牲者が出ながら、全ての犯行を、その館の特性という同一トリックの元に成立させており、シンプルで非常に読みやすい作品だと思いました。
「あの人を殺害せざるを得なかった理由」とか「最初にあの人を殺さなければならなかった理由」などなど・・・
読みやすさ故に、読んでいる最中にも色々気付く事が多く、
その度に、散りばめられたピースが、きれいにパズルにはまっていく感じがして凄く心地よかったです。


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梁山泊
MTNH2G0O
No.3
(9pt)

平成史に残る推理小説

初めて読んだ本格ミステリで素晴らしいトリックでした。人によっては文章に萎えるとか、被害者の数が金田一耕助&金田一少年シリーズのように多いとか、動機が今一つとなるかもしれませんが、推理小説の傑作にノミネートされるでしょう。

上総屋
F4V0MZ5E
No.2
(10pt)
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時計館の殺人の感想


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ラケット
LLINCEK8
No.1
(9pt)

完成度が高い

5作目にして一気に完成度が上がったと感じた。

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Ariroba78
5M53WTS6

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