許されざる者
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初版刊行(参考)
種別
長編
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4,360回
お気に入りにされた回数
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読書済み登録回数
12回
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あらすじ
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評判
許されざる者の評価:
7.33/10点 レビュー 3件。 B ランク
許されざる者の総合評価:
8.04/10点 レビュー 46件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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時効になった事件を警察を退いた男が個人的に調べ直す。このような設定は他にもいろいろあるでしょう。
それほど斬新な設定でもないのだけれど、これが読ませます。それだけ物語が面白いということです。登場人物もみんなキャラクターが立っており魅力的です。
だからこそ読み進められます。時効になって手が出せない事件にどう立ち向かうのかそこがキモでしょう。この解決の仕方は凡庸といえばそうですがしかし納得は出来ます。
事件に携わるきっかけとなる部分も上手く考えてあり、そこに意外な関係も用意してある周到さです。
些細な手掛かりから徐々に犯人に近づいていく過程はミステリとして大事なところですが甘さも都合のよさも感じられません。
当時とても大きな事件があり国民すべてがその事件に注目していたことで、この少女殺害事件の捜査が手薄になったという経緯が作用しているからです。
確かなツボを押さえた構成というところはベテラン作家の所以でしょう。主人公と周りに係わる人たちも許せない犯人という一点でまとまっており
主人公のキャリアに敬服しながら手足となって動くところは読んでいて気持ちの良さを感じます。
小児性愛者という異常者に断罪をもって挑むというのはある意味強引だとも思いますが(結局こういった人物は病気でしょう、それらを全部抹殺するという思想はどうかなと)
単純に罪のない少女の無念を晴らすという思いで調べを進める彼らの様子がミステリとして面白く読めるということです。
主人公ひとりではジグゾーパズルの一片をぴたりと収めることが出来ない、そういったところがこの物語の面白さです。
みんなとても気持ちのいい奴らです。読後感の良さはそういったところでしょう。