許されざる者
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初版刊行(参考)
種別
長編
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4,361回
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12回
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あらすじ
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評判
許されざる者の評価:
7.33/10点 レビュー 3件。 B ランク
許されざる者の総合評価:
8.04/10点 レビュー 46件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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国家犯罪捜査局の元長官ヨハンソンが脳梗塞で倒れる場面から物語ははじまります。ヨハンソンは現役時代、曲がり角の向こうが見通せる男として同僚や部下の尊敬を集めていました。一命はとりとめたものの右半身に麻痺が残った彼に主治医がある相談を持ちかけます。それは、神父だった彼女の父親がいまわの際に残した話で、ある女性信者が告解の際、25年前の未解決殺人事件ー警察の初動の遅れから迷宮入りしていた当時9歳の少女の強姦殺害事件ーの犯人について語っていたというものでした。告解の守秘義務から犯人の名前は明かされておらず、事件もすでに時効になっていたのですが、ヨハンソンは元同僚で親友のヤーネブリングらの力をかりて事件を洗いなおします。
主人公ヨハンソンは頭が切れ、言葉は荒いけれど心の優しい正義感溢れる魅力的な男で、周囲の人間もそのことをよく理解し彼を慕っています。物語の主眼は、時効が成立している犯罪に対しどう落とし前をつけるかという点にあります。実際、犯人は全体の六分あたりで明らかになり、残りの四分の興味は犯人にどのようにその罪を償わせるかにかかってくるのです。文章は短く簡潔で、軽口は叩くがムダ口を嫌うヨハンソンの男性的な性格とよくマッチしています。文庫で約570頁ですが読みやすく長さを感じさせません。スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞、ガラスの鍵賞、CWAインターナショナル・ダガー賞受賞。