ケムール・ミステリー

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種別
長編
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あらすじ

2016年03月25日 ケムール・ミステリー

ある屋敷の離れで起こる連続「自殺」事件。彼らは皆、引きこもりの若者だった。人目を避けるケムール人のお面、伝言ゲームのような密室の死と符合。彼らの身に何が起こっていたのか。トリックの鬼才が満を持して放つ書き下ろし長編本格推理。(「BOOK」データベースより)

評判

ケムール・ミステリーの評価:

8.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

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平均点8.00pt

ケムール・ミステリーの総合評価:

7.33/10点 レビュー 3件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.2
(4pt)

僕の大好きな谺健二のミステリ

谺健二氏の久しぶりの小説、本当にうれしく思い、思わず購入。成田亨へのオマージュとして連続殺人事件を描く野心作です。思えば、「殉霊」以来神戸の大震災にこだわってきた作者が、はじめて阪神淡路大震災を扱わず、しかし神戸をテーマに書いた小説。そうですよね、その後、山古志村の震災、東日本大震災、福島の原発事故、熊本大震災と、多くの災害(人災もあるけど)を経験した日本で、神戸を扱うことの意味をよりあらわそうとしたら、過去のシリーズからは距離をとる必要があるでしょうね。今回登場した鴉原と多舞津のコンビは、これから新たなシリーズ物として展開してくれることを祈っております。
ケムール・ミステリー Amazon書評・レビュー: ケムール・ミステリーより
4562052996
No.1
(3pt)

成田亨氏へ敬意を表した作品と思います

大手製薬会社の創業一族が建築したケムール人を模した異形の建物内で、ひきこもり若者たちが家族と会う時もケムール人のマスクを被ったままいう奇矯な行動をとった挙句に、密室状況で次々と不審死を遂げていくというかなりスケールの大きな展開。これを一体どう収束させるのか、むしろ読者として心配になるほどです。

その謎に挑む探偵も美人で良識的な妹をもつ偏屈な世捨て人という如何にもなキャラだし、またワトソン役もしっかり配置されているし、本格ミステリー好きな方には懐かしい匂いのする作品です。

伏線も適度に散らばり回収されており、少し社会派の要素も加わった真相も二転三転して最後までもつれ、何となく切ないラストもシリーズ化の期待があります。ただ惜しむらくは、前面に押し出されたケムール人がミステリーの謎に十分に活かしきれなかったように思いました。
ケムール・ミステリー Amazon書評・レビュー: ケムール・ミステリーより
4562052996

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