過ぎ去りし世界

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種別
長編
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あらすじ

2018年12月04日 過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

巨匠ルヘインが20世紀を駆け抜ける男たちを描く3部作、完結篇。1943年、第二次世界大戦下のフロリダ州タンパ。一度は裏社会の頂点にまでのぼり詰めたジョー・コグリンは、抗争の巻き添えで最愛の妻を失い、そのことがきっかけでギャング稼業から足を洗った。現在は実業家として、また一人息子を育てる父親として、日々を送っている。ある日ジョーの耳に、誰かが彼を暗殺しようと企んでいるという噂が届く。息子との平穏な暮らしを守るためには、噂の真偽を明らかにせねばならない。ライバル組織や同盟組織のボス、ヒットマン、旧友……誰を信じるべきなのか。疑いと抗争の果てに彼が見る景色とは。(「BOOK」データベースより)

評判

過ぎ去りし世界の評価:

6.50/10点 レビュー 2件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.50pt

過ぎ去りし世界の総合評価:

8.63/10点 レビュー 8件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(8pt)

ギャングに成功者はいない?

「運命の日」、「夜に生きる」に続く三部作(アメリカでは「コグリン・シリーズ」と呼ばれているらしい)の完結編。一作目の「運命の日」とはほとんど関連が無いが、前作「夜に生きる」の続編である。
前作から約10年が経過した、第二次世界大戦時のフロリダ州タンパでギャングファミリーの実権を親友のディオンに譲り、自らは顧問として裏稼業からは距離を置き、表のビジネスでも成功し、9歳の息子の良き父として生活していたジョー・コグリンだが、彼の命を狙う計画が進められているという噂を耳にする。自分のファミリーだけでなく、全米の同業者に利益をもたらしているはずのジョーが、なぜ狙われるのか? 根拠の無い噂と否定しつつも、ジョーは疑心暗鬼に陥っていく。時を同じくして、平穏だったタンパの街でジョーのファミリーと、友好的だった黒人ギャングとの間で抗争が勃発。ジョーは個人の問題だけでなく、組織の問題でも頭を悩ますことになった。
時代とともに変わってゆくファミリーの論理や人間関係に戸惑いながらも、持ち前の知恵と度胸で難局を乗り切ろうとするジョーの非情で孤独な戦いが、本書のメインテーマ。血で血を洗う暴力シーンに直面しながらも「善き父親」であろうとするジョーの息子への思いが、主要なサブテーマとなっている。その部分が前作と違い、ノワール小説でありながらハードボイルドのテイストが強く感じられる。
三部作ではあるが、「夜に生きる」を読んでいれば、「運命の日」が未読でも十分に理解できるだろう。サスペンス、ノワールのファンはもちろん、「父と息子」系のハードボイルドが好きな方には絶対のオススメだ。

iisan
927253Y1

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6
(5pt)

期待通りに読むことが出来た。

ストーリーに臨場感があった。若干の荒唐無稽的描写があり現実味が損なわれる部分もあるが、全体的には良く出来た作品だと思う。
過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415174407X
No.5
(5pt)

期待通りに読むことが出来た。

ストーリーに臨場感があった。若干の荒唐無稽的描写があり現実味が損なわれる部分もあるが、全体的には良く出来た作品だと思う。
過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ1906) Amazon書評・レビュー: 過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ1906)より
4150019061
No.4
(4pt)

運命の日から一気読み

3部作で、私にとっては2作目の「夜に生きる」が一番良かったかな。
 ゴッドファーザーで、アルパチーノがあとを継いだのと同じように、パート2からまさかのジョーが主人公になっていくのですが、1作目は長すぎた上に賃上げ闘争と人種差別と野球と恋愛をむりに結び付けてちょっと退屈しました。
 2作目は成り上がっていく過程を描くジェットコースターストーリーで、絶体絶命からの起死回生が繰り返され、ゆるみどころがありませんでした。
 3作目の本作も、2作目を継承したドンパチ&頭脳戦で素晴らしいのですが、ピークから成り下がっていく過程を描くストーリーの必然で、哀愁の度合いが濃すぎました。それにしても、ジョーは兄二人には何の経済的支援もしなかったのかな。兄弟間の情愛ももう少し書き込んでほしかったです。
過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415174407X
No.3
(4pt)

運命の日から一気読み

3部作で、私にとっては2作目の「夜に生きる」が一番良かったかな。
 ゴッドファーザーで、アルパチーノがあとを継いだのと同じように、パート2からまさかのジョーが主人公になっていくのですが、1作目は長すぎた上に賃上げ闘争と人種差別と野球と恋愛をむりに結び付けてちょっと退屈しました。
 2作目は成り上がっていく過程を描くジェットコースターストーリーで、絶体絶命からの起死回生が繰り返され、ゆるみどころがありませんでした。
 3作目の本作も、2作目を継承したドンパチ&頭脳戦で素晴らしいのですが、ピークから成り下がっていく過程を描くストーリーの必然で、哀愁の度合いが濃すぎました。それにしても、ジョーは兄二人には何の経済的支援もしなかったのかな。兄弟間の情愛ももう少し書き込んでほしかったです。
過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ1906) Amazon書評・レビュー: 過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ1906)より
4150019061
No.2
(4pt)

三部作の中では一番でした

物語の展開がスピーディーで分かりやすく面白かった。
 それゆえ前作まで読んでいなくても楽しめると思う。
 個人的には三部作の中では一番よかった。
過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415174407X

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