ユー・アー・マイン



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初公開日(参考)2015年05月
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長編小説

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ユー・アー・マイン (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2015年05月22日 ユー・アー・マイン (ハヤカワ・ミステリ文庫)

夫、妻、双子の男児、そしてもうすぐ女児が生まれる幸せな家。そこに一人のベビーシッターがやってきた―33歳のゾーイは、巧みに反抗的な双子をてなずけ、夫は彼女を信頼するようになる。が、妊婦のクローディアには何かがひっかかる。ひそかに家の中の何かが微妙に変わっていく。その頃、街では妊婦が残忍な手口で惨殺される事件が起き、さらに同様の事件が…全世界の女性をうならせた、衝撃の結末が待つサスペンス。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

ユー・アー・マインの総合評価:5.80/10点レビュー 5件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

どんでん返しに驚くけど

イギリスの新進女性作家サマンサ・ヘイズの本邦初登場作品。その作風が「リアル・ライフ・フィクション」と呼ばれているように、何気ない日常から生まれる悲劇をサスペンスフルに描いた、じわじわと恐くなるサイコミステリーである。
裕福な海軍士官の夫と双子の義理の男の子と暮らすクローディアは、もうすぐ生まれる予定の女の子の誕生を前にベビーシッターを募集した。応募してきた33歳のゾーイは、たちまち双子を手なずけ、夫も気にいったこともあり、すぐに雇うことにした。万事に有能で信頼できそうなゾーイだったが、クローディアは彼女は何かを隠しているという気がしてならなかった。果たして、この不安は出産を間近に控えて神経質になっているからなのか? その頃、妊婦が惨殺され、お腹の胎児が取り出されるという残忍な事件が発生し、警部補のロレインは夫であるアダム警部補と共に捜査を担当することになった。
物語は、クローディア、ゾーイ、ロレインの3人の視点から展開され、それぞれが抱える生きづらさがストーリーにさまざまな影を落とし、複雑に絡み合って行く。妊婦殺害事件も恐ろしいのだが、それ以上に恐いのが同じ屋根の下に信頼できない人物がいることで、話が進むほどに心理的サスペンスが高まり、最後のどんでん返しで恐さはピークに達する。
ストーリーを詳しく説明するわけにはいかないのだが、サスペンスの盛り上げ方は一級品。どんでん返しに納得できない点もあるのだが、読み応えはある。サイコ・ミステリーファンにはオススメだ。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4:
(2pt)

下の中

長いしご都合主義
読まんでええ
ユー・アー・マイン (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ユー・アー・マイン (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415181051X
No.3:
(3pt)

損はしないが、あと一歩

ストーリー等は商品紹介にある通り。
あらすじに興味を持たれたのなら読んで損はないと思う。
どの登場人物にも影があり、犯人を絞らせないような書き方は良いかと。。。
ただ、ミスリードさせようという意欲が出すぎなため
逆に読者が警戒して読んでしまい、結末の衝撃が薄れてしまうという残念なところもあり。

また、いろいろな要素を詰め込みすぎて、ストーリーが助長されがちなのもマイナス。
個人的には刑事の家族の話はいらないと感じたし、浮気云々というのも不必要に感じた。
それよりも夫ジェイムズや、息子たちのその後が書かれていないのが気になる。

今後、洗練されて化ける可能性がある作家ではないかと思うので
次作(があるとすれば)、期待したいところ。
ユー・アー・マイン (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ユー・アー・マイン (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415181051X
No.2:
(3pt)

暇つぶしにはもってこいです。

ハラハラ楽しめるサスペンス。ソーシャルワーカーのクローディア、ベビーシッターのゾーイ、警部補のロレイン、三人の女性の視点で一章ごとに綴られる。出産間近のクローディアは双子の男児のために、ゾーイを雇うが、ゾーイは家の中を嗅ぎまわり、クローディアを不安にさせる。同時期に妊婦を惨殺しては、胎児を取り出す殺人事件が起こり、ロレインとアダムの夫婦刑事が捜査にあたる。ロレインはアダムの浮気に苦しみながらの捜査である。序盤は文句なしに楽しめるが、あるキーポイントに気づくかどうかで、以後の展開の捕え方が違ってくる。(ネタバレ有り、要注意)クローディアが以前に流産死産した子供たちの写真やへその緒を、ゾーイが発見するのだ。そこでピンとくれば、もう真犯人はわかるハズ。それならゾーイは何者なのかが、もう一つの謎。
 しかし、このラストには大いに不満。アダムの浮気相手がゾーイだとわかったのに、ロレインがゾーイを黙って行かせてしまうのはオモシロくない。ゾーイが身分証明書を取り出して、「潜入捜査員デス」と言った時に、「アラ、他人の夫を寝取るのも捜査のうちなの?」とか、「捜査員でも泥棒なのね」とか、一矢報いる言葉が欲しい。ゾーイに「優越感」を持たせる必要はないはず。ここでロレインの屈辱をはらしてやらないと、アダムとよりを戻す必然性はない。作者は三人の子供を持つ女性とのことだが、夫に浮気をされた妻の屈折した感情はわかっていないようだ。
 楽しめるが、各紙が絶賛するほどの傑作ではない。「可の上」といったところ。
ユー・アー・マイン (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ユー・アー・マイン (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415181051X
No.1:
(3pt)

展開を期待させるストーリー

一人称と三人称の混在した書き方。
どうなる展開かわからないので、先を読み進めたくなる。
読者に「犯人は確実にこの人」と思わせての、ドンデン返し。
これは見事。
ただ、小説としての荒削りさがあり、ドンデン返し後のラストがあっけない。
今後に期待して・・・
ユー・アー・マイン (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ユー・アー・マイン (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415181051X



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