ユー・アー・マイン
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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イギリスの新進女性作家サマンサ・ヘイズの本邦初登場作品。その作風が「リアル・ライフ・フィクション」と呼ばれているように、何気ない日常から生まれる悲劇をサスペンスフルに描いた、じわじわと恐くなるサイコミステリーである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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長いしご都合主義 読まんでええ | ||||
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ストーリー等は商品紹介にある通り。 あらすじに興味を持たれたのなら読んで損はないと思う。 どの登場人物にも影があり、犯人を絞らせないような書き方は良いかと。。。 ただ、ミスリードさせようという意欲が出すぎなため 逆に読者が警戒して読んでしまい、結末の衝撃が薄れてしまうという残念なところもあり。 また、いろいろな要素を詰め込みすぎて、ストーリーが助長されがちなのもマイナス。 個人的には刑事の家族の話はいらないと感じたし、浮気云々というのも不必要に感じた。 それよりも夫ジェイムズや、息子たちのその後が書かれていないのが気になる。 今後、洗練されて化ける可能性がある作家ではないかと思うので 次作(があるとすれば)、期待したいところ。 | ||||
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ハラハラ楽しめるサスペンス。ソーシャルワーカーのクローディア、ベビーシッターのゾーイ、警部補のロレイン、三人の女性の視点で一章ごとに綴られる。出産間近のクローディアは双子の男児のために、ゾーイを雇うが、ゾーイは家の中を嗅ぎまわり、クローディアを不安にさせる。同時期に妊婦を惨殺しては、胎児を取り出す殺人事件が起こり、ロレインとアダムの夫婦刑事が捜査にあたる。ロレインはアダムの浮気に苦しみながらの捜査である。序盤は文句なしに楽しめるが、あるキーポイントに気づくかどうかで、以後の展開の捕え方が違ってくる。(ネタバレ有り、要注意)クローディアが以前に流産死産した子供たちの写真やへその緒を、ゾーイが発見するのだ。そこでピンとくれば、もう真犯人はわかるハズ。それならゾーイは何者なのかが、もう一つの謎。 しかし、このラストには大いに不満。アダムの浮気相手がゾーイだとわかったのに、ロレインがゾーイを黙って行かせてしまうのはオモシロくない。ゾーイが身分証明書を取り出して、「潜入捜査員デス」と言った時に、「アラ、他人の夫を寝取るのも捜査のうちなの?」とか、「捜査員でも泥棒なのね」とか、一矢報いる言葉が欲しい。ゾーイに「優越感」を持たせる必要はないはず。ここでロレインの屈辱をはらしてやらないと、アダムとよりを戻す必然性はない。作者は三人の子供を持つ女性とのことだが、夫に浮気をされた妻の屈折した感情はわかっていないようだ。 楽しめるが、各紙が絶賛するほどの傑作ではない。「可の上」といったところ。 | ||||
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一人称と三人称の混在した書き方。 どうなる展開かわからないので、先を読み進めたくなる。 読者に「犯人は確実にこの人」と思わせての、ドンデン返し。 これは見事。 ただ、小説としての荒削りさがあり、ドンデン返し後のラストがあっけない。 今後に期待して・・・ | ||||
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