とむらい自動車(猫丸先輩の空論)

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長編
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あらすじ

2019年07月20日 とむらい自動車 (猫丸先輩の空論) (創元推理文庫)

友人が交通事故に遭った都心の街道沿い、まだうっすら残るチョークの跡を眺めながら物思いにふけっていた僕の前に、呼んでもいない無線タクシーが次々と……運転手たちが存在しない乗客を取り合う騒動にまで至った不可解な自動車集結事件をめぐる表題作に、毎朝ベランダの同じ場所に置かれるミネラルウォーターが謎を呼ぶ「水のそとの何か」など、名探偵・猫丸先輩の推理が冴え渡る全六編を収める。『猫丸先輩の空論』を改題、文庫化。(「BOOK」データベースより)

評判

とむらい自動車(猫丸先輩の空論)の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

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とむらい自動車(猫丸先輩の空論)の総合評価:

7.00/10点 レビュー 14件。

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.14
(5pt)

作家の皆さん、イラストレーターはよく吟味しましょう(w

猫丸先輩といえば、唐沢なをき画伯という記号化が定着したようである。伴い、猫丸先輩のキャラクターが心持ち意地悪になった感があるのは、双方のファンとしては嬉しい限り(w。そう、今までが「うふふ」とか「あはは」いう笑い方なら、本作品集は「けけけ」という感じ。
例によって猫丸が繰り広げるのは「推理」ではなく「推測」なのだが、本収録作品はリドルストーリーの色合いが濃いものが多い。
「毒入りチョコレート事件」を髣髴とさせる、多重構造の「水の外にあるもの」、倉知版「海がめのスープ」である「肉か魚か食い物」が、作者の新境地を感じさせる傑作だが、書き下ろしの「夜の猫丸」が特に、いい塩梅に意地悪で怖い「リドルもの」の白眉である。
猫丸先輩の空論 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 猫丸先輩の空論 (講談社文庫)より
4062761475
No.13
(4pt)

ノホホンとした本格推理。たまには人が死なないお気楽探偵もイイ!

正直、告白します!

表紙のパッケージにある猫丸先輩があまりにカワイクて買っちゃいました!!!

でもね、中身も秀逸♪

一般的に、本格推理小説というと、

「密室の中で人がバッタバッタと殺されていく」

というような「悲惨系」なお話が多いとおもうのですが、

本作は、めっちゃホノボノ♪

しかも、あんましヒトもしなないしね。

んで、猫丸先輩がイイアジだしてます。。まじで。

カワイイかとおもいきや、こやつ一筋縄ではいかぬ、なかなかな「猫野郎」でござります♪

推理小説は大好き、でも、あんまヒトが死ぬのはいやだという方(!?)

には超絶オススメです。

あたまの体操になりますぞよ♪
猫丸先輩の空論 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 猫丸先輩の空論 (講談社文庫)より
4062761475
No.12
(3pt)

真実はどうでもいい?

05年09月のノベルスからの文庫化で,6編の短編集になります.

いわゆる『日常の謎』を,主人公がいろいろと解決していくのですが,
『空論』のタイトルのとおり,それが正しいのかはハッキリとしません.
犯人なども捕まりませんし,結末もあえて曖昧にしている印象を受けます.

とはいえ,真実どうこうではなく,その『空論』を楽しむという感じで,
主人公の人を食ったようなしゃべりや,そのどこか憎めない立ち振る舞い,
そしてそれにふりまわされる人たちの様子が,おかしく楽しませてくれます.

また,表紙をはじめ,主人公のイラストが作中で語られる風貌にピッタリで,
ほかにも,各編のタイトルが他作のパロディになっているのも少しニヤリです.

ただ,『日常の謎』という割には,その謎や状況がやや『非日常的』にも思え,
『空論』とはいうものの,結論にも無茶なところがあるのには引っかかりました.
猫丸先輩の空論 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 猫丸先輩の空論 (講談社文庫)より
4062761475
No.11
(3pt)

軽い味わいが持ち味

日常の謎系列のミステリ短篇連作集、猫丸先輩シリーズの文庫最新刊です。
 しかし、このシリーズのタイトルもミステリなのに、「推論」に続いて「空論」ときましたか。
 でも、こういうタイトルだからふざけているように見えて、推理はけっこう本格なんですよ。しかもちょうどいい塩梅で読者も「あ!」と驚かされるのが半分弱、読者が「わかった!」って思うのが半分強のちょうどいい塩梅なんです。
 それでいて、この猫丸先輩という、小柄でまんまる目の猫のような30すぎのどこか憎めないキャラクターがすごく強くキャラ立ちしているので、キャラ萌えとして小説を読む向きにも十分に魅力的です。大人なのに子供のようで、好奇心だけで動いている不思議な男。しかも語り口はちょっと落語口調で面白い。この軽い味わいと軽妙さが他の作品にはない味なんでしょうねぇ。
 いいシリーズです。今回もたっぷりと楽しませていただきました。先入観で騙されてしまうちょっとラブコメ風の「子猫を救え!」というのが一番のお気に入りとなった作品集でした。
 ちなみに、猫丸先輩シリーズは他に「猫丸先輩の推論」「日曜の夜は出たくない」「過ぎゆく風はみどり色」「幻獣遁走曲」などがあります。「日曜の夜は出たくない」だけがちょっと暗めです。
猫丸先輩の空論 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 猫丸先輩の空論 (講談社文庫)より
4062761475
No.10
(4pt)

猫丸先輩シリーズ、期待の短編集

ベランダに置かれたペットボトル、突然、ステーキ店から出て行ってしまった友人・・・。
正直言って、登場する謎自体はどれもすごいものじゃありません。
シリーズ第1作に比べるとちょっと説得力不足かな、と思う場面もあるのですが、身体は小さいが態度はでかい、猫丸先輩の魅力はさらにレベルアップしています。
ワクワク、ハラハラするような展開はないけれど、ついついページをめくってしまう、そんな不思議な魅力の一冊。
猫丸先輩の空論 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 猫丸先輩の空論 (講談社文庫)より
4062761475

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