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マリオネットK さんのレビュー一覧

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レビュー数144

全144件 101~120 6/8ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.44: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

自分も推理ゲームに参加しているような面白さがありました

ライブチャットで推理ゲームを楽しむメンバー達。
……しかしそれはメンバー達が実際に人を殺して行っている、まさにリアル推理ゲームで……

というまず発想からして惹きつけられずにはいられないアイディアの勝利と言える作品ですが、単に面白い発想というだけで終わらない、数々の趣向が凝らされた力作です。

恨みも罪もない人を自分達のゲームのために殺すメイン登場人物達はまさに「最低最悪」なのですが、なぜか憎めません。
しかし、倫理的にここを受け付けられないという人には辛いかもしれません。
自分はそういう所は割り切って、まるでメンバー達と一緒に参加しているように一緒に推理を楽しんだり、「もし自分がメンバーだったらどんな殺人にするかな~」などと考えてしまいました。
……もちろん、実際にそんなことは絶対しないですけどね、念のため(汗)

連作短編のような形でメンバーごとにいろんな切り口の「出題」がなされる作風が面白かったです。
ある意味「作中作」の連続のような作品でしょうか?


▼以下、ネタバレ感想
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密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫)
歌野晶午密室殺人ゲーム王手飛車取り についてのレビュー
No.43: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

本格のお手本のような作品ですね

約50年前の作品ですが凄く読みやすく、本格好きの自分にとっては大変好みで面白かったです。
全体を通して一つ一つは小粒ながら非常に多くのトリックや謎解きロジックが盛り込まれていて、本格推理小説のお手本、教科書のような作品だと思いました。

舞台はクローズドサークルというわけではないのですが、作中の警察があまりに無能なので人が次から次へと殺されていって、実質クローズドサークル作品として楽しめました。折角のクローズドサークルシチュなのに、1,2人しか殺されない作品に見習って欲しいです(笑)

作中に出てくる20代の若者達は、現在生きていれば80歳過ぎのご年配になるのですが、作中で「最近の若者はみんな字が下手」などと言われているのになんか笑いました。
あと現在でもごく普通に使われている「不倫」という言葉が作中で逆に「古い言葉」と表現されていたのが興味深かったです。
こういう現代とのギャップを楽しむのも古い作品を読む際の醍醐味の一つですね。


▼以下、ネタバレ感想
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リラ荘殺人事件 (角川文庫)
鮎川哲也りら荘事件 についてのレビュー
No.42: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

不気味な仮面のかかった山荘で相次いで起こる事件……

吹雪や土砂崩れなどで閉ざされた山荘で殺人事件が起こるといった定番のシチュエーションとは少し異なる、武装強盗集団によって山荘に閉じ込められるという変則的な状況のクローズドサークルものです。
それほど長くはない作品ですが、武装強盗集団の脅威と殺人事件の謎というサスペンスとミステリーを同時に、そして最後には大どんでん返しを味わえる一冊です。

▼以下、ネタバレ感想
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仮面山荘殺人事件 新装版 (講談社文庫)
東野圭吾仮面山荘殺人事件 についてのレビュー
No.41: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

大人になった今読んでも怖い……

道化師の格好をした殺人鬼が女性を狙うという、10歳ぐらいの頃に学校の図書館で読んで凄い怖かった話。
最近読み返してみましたが大人になった今でもやはり怖かったです……

ピエロの恐怖を書いた話といえばスティーブンキングの『IT』が有名ですがこれはその40年以上も前、その『IT』のモデルとなったキラークラウン、ジョン・ゲイシーが生まれるより前の作品です。
この時代にピエロを恐ろしい存在として書いた作品は日本はおろか、世界的にも稀だったのではないですかね?
(道化師をそのユーモラスさを逆手にとった恐怖小説の始祖はおそらくポーの『ちんば蛙』でやはり乱歩の小説の『一寸法師』がその影響を受けていますね)

ホラー小説としてはすばらしいと思うのですが推理小説としてみるとちょっと……と言いたい出来です。



▼以下、ネタバレ感想
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地獄の道化師 (江戸川乱歩文庫)
江戸川乱歩地獄の道化師 についてのレビュー
No.40: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

「初心者におすすめ」タグ追加しました!

雪に閉ざされた天文台を兼ねた館に集められた5人の探偵。
そしてそこで起こるバラバラ殺人事件。

ゲーム『ダンガンロンパシリーズ』のスピンオフ作品ですが、原作の予備知識は全く要りません。
むしろ完全に独立してるストーリーなので、そっちを期待した人の方が面食らうかもしれないです。

挿絵つき、美少女2人が主役、ラノベ・ティーン小説的な文章、2時間弱で読める中編といった文章量、と滅茶苦茶読みやすい作品です。
しかし、その内容は侮るなかれ最初に述べたあらすじの通り、極めて王道な本格推理小説で、「物理の北山」と称される北山氏に恥じない、理にかなったトリックも光る良作です。

この作品は推理ドラマや推理漫画などで、普段本とか殆ど読まないけど、推理小説にも興味を持った、という超ビギナーが身近にいた時、私は『十角館の殺人』よりも『そして誰もいなくなった』よりも、まず先にこれを薦めたい、と思うぐらい初心者におすすめの作品だと思います。
なので、有名作品というわけではないですが、「初心者におすすめ」タグをつけさせていただきました。(ついでに「クローズド・サークル」タグも)
ダンガンロンパ霧切 1 (星海社FICTIONS)
北山猛邦ダンガンロンパ霧切 についてのレビュー
No.39: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

途中で真相に気づく読者と気づかない読者どちらが幸せ?

犯人の被害者女性への死姦描写に加えて、乳房や性器の抉り取る描写が入念に書かれ、かなりエログロ度が高いですね。
これさえなければ、300ページちょっとの手ごろな分量、読みやすい文章、インパクト大ながらシンプルな真相と、『十角館の殺人』並みに初心者・万人にオススメできるミステリだと思うのですけれど。





▼以下、ネタバレ感想
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新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子武丸殺戮にいたる病 についてのレビュー
No.38: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

時代を感じると同時に現代でも通じる作品

名家の莫大な遺産相続をめぐり、一癖も二癖もある「犬神家の一族」たちによる骨肉の争い……そしてやがて発生する連続見立て殺人……

金田一耕助シリーズの中でも最も有名な代表作の一つですね。
特に全頭マスクのスケキヨさんは、実際に読んだ事のない人でもみんな知っている強烈・有名なキャラクターで今作品の主役と言っても過言でもないでしょう。

横溝御代の作品は、戦争からの復員など終戦直後の日本の当時の雰囲気を良く知れる「いい意味で」時代を感じる作風ながら、現代の読者の鑑賞にも十二分に堪える面白さが同居していて本当に凄いと思います。





▼以下、ネタバレ感想
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犬神家の一族 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史犬神家の一族 についてのレビュー
No.37: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

極めて王道な本格推理小説

劇団員の若者たちが吹雪に見舞われ、たまたま迷い込んだ幻想的な雰囲気を持つ豪邸。そしてそこで繰り広げられる連続見立て殺人。
……という非常に直球なクローズドサークル本格推理小説です。
700ページ超という読み応えのあるボリュームで、設定を見ただけで好きな人にはたまらないでしょう。

読み終えての印象としては、本当に終始まっとうな本格推理小説で、綾辻氏の作品としてはやや「大人しい」印象です。
ボリュームこそありますが、『館シリーズ』ほどの大掛かりな仕掛けやどんでん返しはなく、良くも悪くも無難にまとまっている作品だと思いました。
綾辻氏は普段の自分に求められているような全体に大きな仕掛けのある個性的な作品より、奇をてらわない、王道をつきつめたような作品を書きたかったのがこれなのかな、と感じました。
あるいは『館シリーズ』でやれないことをやった結果、極めてまっとうな推理小説となったのかもしれません。

率直な感想を言えば、出来は悪くないですが物足りなさを感じ、期待していたほどでは……といったところです。
好みのシチュエーション補正も含めて個人的評価は7ポイントとしました。

▼以下、ネタバレ感想
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霧越邸殺人事件<完全改訂版>(上) (角川文庫)
綾辻行人霧越邸殺人事件 についてのレビュー
No.36: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

童心に戻って久しぶりに読んでみました

古本屋で新装版をみつけたのでつい購入。
二十面相、小林少年、明智小五郎。
おなじみの個性的なキャラが活躍する、単純明快なストーリーですが、時代を超えて、世代を超えて、今読んでも面白い名作だと感じました。
現代の面白いミステリも50年後の人間からしたら古臭くてちょっと……となりそうですが、この作品は50年後の人間にも愛されているのではないかなぁと思います。



▼以下、ネタバレ感想
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黒蜥蜴と怪人二十面相 (角川文庫)
江戸川乱歩怪人二十面相 についてのレビュー
No.35:
(7pt)

ネズミ人間として生まれ変わった男の物語

……をタイトルと表紙から連想してしまいそうですが、そんなB級ホラー的なミステリではなく、心理学の有名な錯視の絵にちなんだタイトルです。

バンドメンバーの死と幼い頃の姉の死。
主人公の身の回りで起きた、現在と過去2つの死の真相に迫る話です。



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ラットマン (光文社文庫)
道尾秀介ラットマン についてのレビュー
No.34: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ハリウッド映画化とかを期待したくなりました

「人格が入れ替わってしまう!」というSFチックな設定の中で起こる連続殺人事件。
現実感は0ですが、それを受け入れればエンターテイメントとしても、単純にミステリとしても一流の作品だったと思います。
入れ替わりが当初の予想より遥かに頻繁に起きたためややこしいことこの上ないけれど、それは作品の欠点ではなく最初から意図されたものでしょう。



▼以下、ネタバレ感想
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人格転移の殺人 (講談社文庫)
西澤保彦人格転移の殺人 についてのレビュー
No.33: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

倒叙ミステリの傑作

子供の頃から何度も読んでいる好きな話です。
(連想する単語を答える試験を「これマジカルバナナじゃん!」と友達と話してました)

慎重さと大胆さを兼ね備えた犯人の心理描写がまさに秀逸だと思います。

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心理試験 (江戸川乱歩文庫)
江戸川乱歩心理試験 についてのレビュー
No.32: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

綾辻氏の新境地にして真骨頂!

館シリーズ以外はいまひとつパッとしない評価(失礼!)だった綾辻氏の新たな代表作となった作品ですね。

学園青春ホラーミステリと言うべきか「こんな作品も書けるんだ!」と綾辻氏の新たな可能性を教えて貰った作品です。
それと同時に従来の彼の作品の魅力である、現実と幻想の狭間をつくようなホラー、極めて読みやすい文章、終盤の大どんでん返し、が遺憾なく発揮され
まさにこの作者の新境地にして真骨頂と言える作品になっていると思いました。

作中で「酒鬼薔薇聖斗事件」や「ノストラダムスの予言」が言及された時、主人公達と自分が同年代ということが判明して、親近感が沸きました。
その反面、自分も中高生ぐらいの年齢の時に読めていればさらに楽しめた作品だったような気もします。
実際、アニメ化したり、スニーカー文庫版も出たり、ティーン向きの読み物としても優秀な作品となっていますね。
この作品を機会に館シリーズなどを読む中高生が増えてくれたら嬉しいと思いました。



▼以下、ネタバレ感想
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Another
綾辻行人Another(アナザー) についてのレビュー
No.31:
(7pt)

まさに物語が徐々に「骨」組みされていくよう

幻想的で怪談じみた物語が、展開が進むにつれて徐々に輪郭がはっきりしていきます。
まるでバラバラだった骨が一つずつ組み合わさってその形が出来上がっていくかのような作品です。

単純な物語としての印象は前二作の方が上かもしれませんが、ロジックの完成度は今作の方が洗練されていると感じました。



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文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)
京極夏彦狂骨の夢 についてのレビュー
No.30:
(8pt)

非常に高水準・高密度の連作短編

戦中の日本が部隊のスパイ養成機関を題材とした連作短編。
普段あまり読まない、興味を惹かれないジャンルなのですが非常に出来が良いと感じ、面白かったです。
収録された五編の短編はどれも違った切り口で、ハズレ無しと感じました。
ページ数はそれほど無く、実際2時間少々で読めたのですが、その内容の密度の濃さに大満足でした。

現実のスパイ事情や定石などわからないし、結城中佐やD機関のメンバーの超人っぷりには、作中でまさに言われてるとおり「現実にこんなヤツがいるわけないだろ」なんですが、それでも作中随所の台詞や説明に納得させられてしまう説得力がある作品でした。

しかし考えてみると日本は戦時中から今日にいたるまで、国家で「スパイ」という存在はとことん排除している国なんですね。
それより以前には「忍者」という世界的知名度を誇るスパイがいたのになぁ、なんてふと思いました。

▼以下、ネタバレ感想
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ジョーカー・ゲーム (角川文庫)
柳広司ジョーカー・ゲーム についてのレビュー
No.29:
(7pt)

いろんな意味で「究極」「極限」のミステリ

核ミサイルが落ちたと思しき世界で核シェルターの中に命からがら逃げ込み、外の世界の情勢不明、何時出ることができるかも判らない状況で起こる連続殺人事件という、まさに究極のクローズドサークル物。

この中では他にすることは無いとばかりに、閉じ込められたメンバー内の2人の探偵役(?)により繰り広げられる密室トリックの検証をはじめとする、推理論議の濃密さが半端ないです。
実際のページ数の印象を遥かに超えた読み応えを感じました。

一度読んだだけでは理解しきれていない部分が多々あると思わされたので、いつか再読したいとはずっと考えているのですが
あまりにこってりした料理のように、良くも悪くもいつまで経ってもお腹一杯気分にされてしまっている作品です。

▼以下、ネタバレ感想
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シェルター 終末の殺人 (講談社文庫)
三津田信三シェルター 終末の殺人 についてのレビュー
No.28:
(8pt)

確かにこれは「読者が犯人」

「読者が犯人!」という究極のトリックをテーマにした作品。
ハードルが最初から上がりすぎているためか、この結末を認められないという人も多いでしょうが、私はこの作品を読み終え、これは確かに「読者(自分が)犯人だ!」と思いました。

私は最初から「どうせガッカリさせられるんだろうな~、まぁ一応最後まで読むか」みたいなひねくれた読み方をしたので、逆に素直に認められたのかもしれません。

▼以下、ネタバレ感想
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ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ ! (講談社ノベルス)

No.27:

螢 (幻冬舎文庫)

麻耶雄嵩

No.27:
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (4件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

2度、3度と読み返して楽しめる作品

クローズドサークル&推理合戦&ホラーテイスト&叙述トリック
私の好みの要素が揃っており満足の一作でした。

2度、3度と読み返して楽しめる作品だと思いました。


▼以下、ネタバレ感想
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螢 (幻冬舎文庫)
麻耶雄嵩 についてのレビュー
No.26: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

デビュー作ながら大作

さまざまな特技や個性を持った大学サークルメンバーが力を合わせて事件を解決する青春ミステリ。
あかずの間研究会のメンバーが好きになれるかどうかで続編も読みたいと思うか、評価が変動しそうです。
他の人の感想を見ても肝心のヒロインが不評っぽいですね。

処女作でありながら膨大かつ緻密なロジックで真相を解明していく流れは感心しました。
ただ、作品そのもののノリがライトなだけに、もっと短い内容にまとめた方がよかったかなぁとも思うところです。

島田氏の『斜め屋敷の犯罪』をリスペクトしているだけに、建物を利用したメイントリックは現実的かはともかくスケールが大きく面白いです。

▼以下、ネタバレ感想
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ドッペルゲンガー宮―“あかずの扉”研究会流氷館へ (講談社文庫)
No.25: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

時代を超えた名作

推理小説の一つのお決まりパターンを作った名作ですね。
ミステリ初心者がとりあえず読んでおくべき作品の一つだと思います。

日本でかの酒鬼薔薇事件が起きた時、犯人の声明文を見てこの作品を連想してしまいました。



▼以下、ネタバレ感想
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ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティABC殺人事件 についてのレビュー