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マリオネットK さんのレビュー一覧
マリオネットKさんのページへレビュー数1件
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所謂「三大奇書」の一冊に数えられ、読むと精神に異常をきたすとも言われる今作。
確かに読んでいる途中で気が狂いそうになりました。読むのが苦痛すぎて。 正直凡人の私には殆ど内容の意味がわかりませんでした。 恥ずかしながら何度も投げたくなったのを、意地と義務感でなんとか最後まで読んだ形です。 とにかく読みにくい。 その読みにくさは、文章そのものが読みにくいというより、話の流れと全体像が掴めない故の読みにくさです。 文字を追っていき、その場その場の言葉の意味は理解できても、物語の内容がよく理解できずに何度も前のページに戻ったりしながら読みました。 作中の主人公同様、自分の居場所を見失うような錯覚すら覚えるほどです。 同じく三大奇書に数えられる『虚無への供物』が、現在では良くも悪くも普通のミステリになっているのに対し、この作品は良くも悪くも、現代でも(おそらく50年後も)唯一無二の空気を放っていると思います。 少なくとも自分は全く楽しめなかったということに加え、これほど尖った作品を中途半端にわかった気になったり良かった探しをして、中途半端な点数を付ける方が失礼にあたる気がしたので1ポイントにしました。 これはこの作品を評価した結果と言うより、10%程度しか理解することができなかった、私の理解度を示していると言うべきでしょうか。 もし100%この物語を理解出来たならば、その時は10ポイントをつけることになるのかもしれません。 |
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