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なおひろ さんのレビュー一覧
なおひろさんのページへレビュー数600件
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久々に読んだガリレオ物ですが、思ったより面白かった。ドラマの設定を小説の方にも反映させているので、キャラクターをイメージ出来るのが良いですね。科学的、物理的トリックの実行性は知りませんが、それらしく感じられるのがやはり上手い所。作者の誠実な仕事振りを再確認した好編集。
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海外に逃げたい人を裏のルートを使って助ける「逃がし屋」。その主人公の元へ突然警察が現れます。逮捕するのでは無く、見逃す代わりにある仕事をする様依頼されます。それからの数日間の戦いを描いた作品です。
正直言えば少し期待外れでした。騙され裏切られで、人間関係が良く分からなくなりますし、それぞれの登場人物の命を懸ける理由が納得出来ない。乗りかかった船とか言うセリフが何度か出ますが、それではちょっとねぇ。 日本冒険小説協会大賞受賞作。ジャンルはハードボイルド。名前の無いザコキャラは一杯死んでしまいますが、ページをめくれば忘れられている。そう言うジャンルがお好きでしたら、どうぞ。色々文句言いましたが十分面白いんです。冒頭が良すぎて、大傑作と勘違いしたのがいけなかった。 |
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普段ホラーは読みません。また、綾辻作品も随分久しぶりなので、何かと比較しての感想は言えないのですが、高評価は上げられない微妙な作品でありました。
まず序盤が退屈。結局長すぎるのでしょうね。中学生の話し言葉にも違和感を感じましたし。中盤から終盤にかけてはかなり引き込まれましたが、とにかく最後の真相が知りたい一心からで、面白いと言うのとも違う様な気がします。 登場人物に感情移入出来なかった。世界観にはまれなかった。若者向けなのでしょう。眼帯の少女とか出てくるし、アニメ的な設定にも付いて行けませんでした。 |
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ポアロ最後の事件です。作品全体を包む雰囲気は重く、その背景には老いや病気、また過去に失った多くの物への追憶が有るのでしょう。ミステリーとしても、錯綜する人間関係には読みごたえがあり、謎の解けない不可解な事件とラストの解決は素晴らしく良かったと思います。
まだポアロシリーズをさほど読んでいないタイミングでこの作品に手を付けたのが良かったのかどうか分かりません。今でも十分感動的で、最後のポアロの手記を読みながら泣きそうになりました。 でも、やっぱり少々早かったですね。シリーズ読破後にぜひ再読したい。10点はその時に付けます。 |
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以前ドラマを見た事がありました。1部を読んでいる時は、推理している試行錯誤が正直退屈でした。トリック知ってますので。しかし、2部に入って全く印象は変わります。最初誰の事を書いているのか良く分からない(作者の狙いの様ですが)。最後にストーリーが一つにまとまった時の気持ち良さは、なかなかの物です。作者ならではのうんちくがすごいので、ページが多いですが、結構ストーリに交じって今回は読み易い気がします。日本推理作家協会賞受賞作。読んで損はありませんよ。
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ミス・マープル物の短編集で、ファンの評価はかなり高い作品の様です。個人的には1話1話が短いので、推理クイズでも読んでいるみたいで物足りなかったですね。それぞれ結構面白い謎が提示されますので、あっさり読めて空いた時間用にはぴったりだと思います。初心者向けかな。
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誰もこのサイトでレビューしていないのはなぜでしょうか。ドラマで有名な作品ですので、もうとっくに読まれていれば良いのですが、こんな面白い作品未読の方は勿体ないですよ。
検死官が主人公の警察小説ですが、基本的に各話にはそれぞれ狂言回しがいて、主人公はちらちら出てくる感じで進みます。緊張感が持続して、最後は余韻を残して粋に終わる。どうにも横山秀夫には短編が合いますね。特に大人のみなさんには絶対オススメ。150冊目。 |
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今回はいつもとは状況の設定が違う。鮫島は九州のある都市でトラブルに巻き込まれるが、通常の捜査は出来ないので、協力者を見つけながら単独で解決を目指す事となる。私立探偵ものの雰囲気があり、他のレギュラーメンバーも誰も出ないので、かなり異質な作品である。
出だしから中盤まではすこぶる面白い。しかし、登場人物が多い上各人のつながり方が分かりづらく、方言のセリフでもいちいち引っかかる。キャラの掘り下げも弱いが一番の問題は終盤のまとめ方で、残念な失速という印象が残る。 期待が大きいから反動があるが、平均点ではある。傑作が最後凡作になってしまっただけ。 |
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アガサ・クリスティのデビュー作で、90年以上前の作品です。当然古さは感じるものの、ポアロの推理も論理的ですし、最後に指摘される犯人には結構驚かされました。途中描かれる法廷場面もなかなか良くできていて、十分楽しむ事が出来ました。ポアロとヘイスティングズの掛け合いも良いですね。まずまずの佳作だと思います。
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【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
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10年以上積んであった本ですが、久しぶりの新宿鮫はかなり面白かったです。当時よりも警察小説を読む機会が増え、リアリティが無さ過ぎて醒めるかな、と思ったのですが、大沢在昌のエンターテイメント性は素晴らしい。アクションあり、恋愛ありで派手に展開しますが、最大の美点はそれぞれのキャラが立っている所ですね。またこの世界に戻って来たくなる、そんな魅力があります。絶対1作目から順に読んだ方が良い。間違いなくオススメ。
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テーマは少年犯罪。被害者も加害者も、それぞれの家族もみな苦悩の中立ち直れない。
更生を見守るべきか、厳罰を処せるべきか、正解の無い問題にそれぞれの立場から多層的にストーリーが構成されています。次々に真実が明らかになるたびにそれまでの見方ががらりと変わり、どこへたどりつくのか、素晴らしい内容に引っ張られ一気に読みました。 後半の展開がテレビドラマみたいだ、との意見を見かけましたが、スピード感があり分かりやすいという事で、良かったのでは無いでしょうか。 乱歩賞受賞作、デビュー作にして傑作と呼べる作品です。オススメします。 |
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文春ミステリー1位、乱歩賞受賞作であり、映画化されるという事でかなり期待して読んでみました。が、結果は残念なものでした。主人公の不思議な設定とその魅力は結構良かったのですが、他が酷い。ストーリー展開、犯人の動機と犯行方法、主要登場人物の設定と行動、すべて不満で読むのが苦痛でした。
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いわゆる「回想の殺人」テーマと呼ばれるそうですが、正に本格推理という感じで、かなり面白かったです。5人の証言は微妙にずれており、同じ人間を見ているのに印象が全然違う。また、皆すべて本当の話ばかりはしない。しかし嘘ばかりでもなく、うっかり忘れている事や、曖昧な記憶の事もある。そんな当時の話や書いてもらった手紙を元に、最後は意外な真実へとたどり着きます。納得できる良い結末だったと思います。一般的にはマイナーな作品でしょうが、安楽椅子物が好きな方は読んで損は無いですよ。是非。
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この作品が基準となり、後の類似した設定が生まれて行ったのでしょうから、若干トリックや犯行方法にゆるさがあるのは、仕方ないと思います。参考書があって後からいじるのは、楽で当たり前。最初に思いつき、この完成度で書ききったのが、本当に素晴らしい。現代までミステリーの代名詞となるのも、納得の名作。邦題もいいね。
緊張感が最後まで続き、真相には驚かされる。犯人全然分かりませんでした。ネタバレを聞く前に未読の方は是非お早めに。 |
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非常に有名な作品ですが、予備知識無く読む事が出来ました。メイントリックは途中で何となく分かりましたが、最後まで飽きる事はありませんでした。エンディングも素晴らしいです。
雪に閉じ込められたオリエント急行。乗客にはすべて完璧なアリバイが。犯人はどこへ消えたのか? 正にクローズドサークルの古典的傑作です。ポアロの名推理をお楽しみ下さい。 |
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主人公はある朝目覚めると女に変わっていた。しかも5年先にタイムスリップしている事が分かる。という出だしなのですが、これはSFなのか、論理的に説明されるミステリーなのか全然分からない。何が何だか分からないのは、主人公も読者も同じで序盤はかなり面白かったです。
しかし途中からはややこし過ぎて、付いて行けなくなって来ました。登場人物や事件が多すぎて、会話文も誰が話しているのか混乱するほど、ごちゃごちゃしてます。嫌な奴しか出て来ないし、誰も信じられない不安とストレスが伝わります。とにかく、何度もひっくり返る状況が気になり、最後まで一気に読めました。 詰め込み過ぎたデビュー作という事で大目に見て、まあ良くこんな事考えたもんだ、と感心するやらあきれるやら、そして最後はこれで良いのか? 埋もれてしまっていた力作です、見かける事があれば是非ご一読下さい。 |
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シリーズ3作目という感じですね。まず読者がキャラクターの設定、関係を知っている事が前提となっています。その人物が最もやりそうに無い事をやればどうなるか?それがやりたかっただけでしょう。
肝心の事件の内容は、悪くはないですが結構あっさりしており、前作にははるかに及びません。少し残念でしたので、次作に期待したいと思います。 |
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ヤクザに関係して行く大学生を主人公とした青春小説です。とにかく若い、甘い、身勝手で短絡的、主人公の性格、行動にはうんざりします。この素晴らしいタイトルが、大体内容を示唆してますが。ただ、他の登場人物はみな魅力的ですし、ストーリーがどんどん展開して行く所は、かなり読ませてくれます。さすが大藪春彦賞受賞作。結構エグイ描写も多いですが、ホラーがメインの作者らしく、堂に入っています。
終盤まで文句なく楽しめたのですが、ラストが気に入らない。個人的にかなりマイナスなので減点です。他の方の感想も聞きたいですね、是非読んで見て下さい。 |
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ジャンルとしては警察小説でサスペンス小説なのですが、かなり変わった雰囲気になっています。登場人物の名前表記がすべてカタカナであったり、場所も架空の都市で、時代も現在か近未来か曖昧な感じです。ただ、警察組織やその中の人間関係は多少リアルで、起きた事件も突飛ながら分からなくも無い内容であります。
個人的にはそのあたりのバランスの悪さに馴染めず、面白くありませんでした。せっかくサスペンスなのに、リアリティの無い設定のせいで、恐怖も悲しみも何も迫って来ませんでした。 日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作で、文章は割と読み易いです。この世界観を作り出した想像力や構成力は才能でしょうが、オススメはしません。変な話が読みたい方は試してみて下さい。 |
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直木賞受賞作と言う事で、期待のハードルが高いのでしょうか、アマゾンのレヴューは厳しいですね。まあ著者の長年の功績に対して、と考えれば良いのだと思います。警官の血の方が素晴らしいと当然思うのですが、それはともかく個人的にこの作品の評価は低くはありません。
まず、休職中の刑事が個人的な相談に乗って捜査をする、と言う設定が面白い。どういう状況なら事件に絡んで行けるのか、逆算的にストーリーを組み立てたのかも知れませんが、あまり違和感を感じず物語を楽しめました。派手さは全く無くて地味な話ばかりですが、たまにはこんなのも悪くないと思いました。 |
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