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マッチマッチ さんのレビュー一覧
マッチマッチさんのページへレビュー数46件
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いかにも中山作品という内容のB級ミステリー小説でした。お得意のラストのビックリオチ。こちらも健在です。そして、スピード感もあり、面白い。
しかしながら、細部は粗い。現実的ではなく、筋書きが都合よく自由自在に展開する。だからこそ、細部にこだわらなければ、面白い。 まさにB級グルメのグランプリのような作家さんです。 冤罪がテーマの小説のようですが、どっちかというと、エンタメ的な要素が大きい。そういう面では、ちょっと中途半端な感じも見られる。 ということで、評価はアマゾン評価の2.5点という所でしょうか。 |
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この作品は、新種のウイルス感染症を扱ったミステリー作品です。
書下ろし作品で、2020年11月10日第1刷発行となっています。そして、日本で新型コロナウイルス感染症が確認されたのが、2020年1月。 このことから、当初当方は、新型コロナに乗じて、お手軽・拙速に書かれた話題作りの作品と思い込んで、読み進めていました。 確かにその内容は、ウイルスや抗ウイルス薬・免疫等に関してある程度掘り下げて書かれてはいますが、その内容がやや古臭く陳腐である。 取材・調査不足なのかなと思ってしまっていました。 ところが、最後のあとがきを読んでびっくり。なんとこの作品、著者のデビュー作の2・3年前の2003年に書かれた未発表作だったんですね。 それが、この時勢。上手く日の目を見たわけです。 どうりで納得。著者の作品は結構好きな作品が多く、ポイントも高かったのですが、なぜか本作、粗さが目立った。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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タイムスリップ物である。700ページ近くもあるので、重そうだが内容は平易である。
昭和11年に起こった二・二六事件を扱っており、蒲生憲之陸軍大将(架空の人物らしい)の死が自殺なのか他殺なのかをめぐってのミステリー物とも考えられる。 とは言ってもさほど犯人探しのミステリー感は無く、どちらかと言うと、事件当時の時代背景が生む様々な思想や人間模様を扱った歴史社会派小説という側面が少なからず感じられる。 よって、ヒリヒリするような緊張感、ワクワクするようなスピード感は余り得られず、淡々と物語は進んでいく。 さてでは、この小説が面白かったのか無かったのかという結論だが、そこは難しいところ、まさに中庸な評価5点が妥当なところであろう。 最後に、現代に戻ってきた主人公孝史を扱った終章が、ほっこりする結幕になっており、そういう意味では読後感はよろしい。 |
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ウ~ン(-_-;)なんだかなぁ。
ジウ2の続きなんだけど、ちょっと?が付いちゃった。 「新世界秩序」とかいう名称の大風呂敷を広げたんだけど、結局これで終わり?!という感覚。 2で展開したあの突拍子もない奇想天外さ。折角なら、あのギャグのようなノリで最後まで突っ走って欲しかった。 リアリティーにこだわって、上手くまとめようとしちゃったのかな⁉ 中途半端に終わった気がして、どうも消化不良の三部作だった。 |
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読み終えたあと、何かもの足らない。
新薬への疑惑(疑薬)というテーマは良い。昨今のコロナ禍の問題もあって、非常に興味深く読める。 製薬会社の戦略、薬事行政、治験、副作用等々、専門的な内容を詳細に記し、関心のある人には勉強にもなる。 登場人物も多く、それぞれがこの疑薬に関わってくる。面白くなりそうだ。 しかしながらそれが終盤でいつの間にかクライマックスを迎えてしまった。 何かもの足らない。消化不良だ。 要するにそれぞれの事件、関わり合い、背景の掘り下げ不足。 テーマが重厚であるがゆえに、もう少し登場人物も絞って、深く書き込んで欲しかった。 ラストでテーマとは全く無関係の「二歩」という居酒屋の名前の由来が取って付けたように示されたが、妙にこれが一番印象に残ってしまった(笑) |
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いわゆる犯人探しのミステリー小説である。
卒なくまとまった感じで、引き込まれるように読み進めるというようなスピード感は無かった。 犯人の背後関係や動機・心情等は有触れており、陳腐である。 ピエロの扱いは斬新ではあったが、結局、役割はあれだけであった。 しかしながら、面白く無いわけではなく、筆者の力量でほどよくまとめられた一冊になっている。 当方、いわゆる本格ミステリーと呼ばれる小説はあまり好まないので、こんな感想になってしまったのかもしれない。 お好きな方には、大変面白い1冊だと思う。 |
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可もなく不可もなく、平凡。
緊張感やワクワク感が無いので、サクサク読み進めることは無い。 この方は、カエル男や御子柴礼司のような少し下作な小説が面白い。 |
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緊張感なく終わってしまった。
結局、標的は誰だったのでしょう? 彼女? 最後まで読んだので、5点です。 |
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【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
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この作者の作品は3冊めだが、やはり若い方向けかな。
当方のような年配者には少し退屈であった。 現代若者の感覚や心理の描写は上手ですね。 幻想的と言えば幻想的かもしれません。 女子高生が手にすると最高の一冊になりそう。 |
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ミステリー小説でもエンターテインメント小説でもありませんので、それを理解して読まれることをお勧めいたします。
バレエという芸術に絡む人間群像です。 この手の小説は余り当方は読まないので、評価しようがありません。 ということで、何も考えずちょうど中間の5ポイントにしました。 取りあえず、手にしたので最後まで読みました。 くれぐれもミステリー小説と期待して、読まないようにしましょう。 |
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この方の作品を読むのは2冊目です。
1冊目はGOTHという作品でしたが、こちらの方が品は少し良かったですが、ごく普通でした。 ラスト付近の犯人探しが唐突な感じでまとめられており、全体のバランスがチグハグな印象でした。 要するに中途半端に終わってしまった感じです。 犯人探しなどは入れずに、主人公2人の交流を通じて物語を完結させた方が、人間性・人情・愛というテーマに迫れたかもしれない。 |
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このシリーズ初挑戦です。
適当に1冊手にして読んでみました。 ハードカバーの方でしたが、文字も大きく行も詰まっていないので、サクッと読めます。 登場人物はさほど多くなく、人間関係も平易です。 警察小説ですが、内容が薄い感じで、あまり緊張感は感じられません。 期待していたどんでん返しなどの趣向もほとんどありません。 割と人気のシリーズのようですが、最初から読まなかったのが、原因でしょうか? 今一歩ということでした。 |
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うーん、書評で「謎解きミステリーの最高峰」「英国探偵小説の黄金時代の醍醐味」とか言われてもピンと来ない。
読みながらあくびが出ちゃった。 最後まで読み終えた自分に、評価10ポイントをあげますね(笑) 途中のワクワク感や緊張感が全くないので、要するに、この手の小説はこういうものなんだなと納得です。 私には合わなかったということでしょう。 元々、翻訳本は小説の現場や時代に馴染みが無いので、慣れないと楽しむのは難しいと感じます。 犯人探しが全く違う設定で2か所あり、そういう構成は斬新でいいなと感じたのですが、それぞれが緊迫感なく終わったので残念でした。 |
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分量は多いが、内容は単純。ワクワク感も殆ど無く、最後まで読むのが少ししんどい。
登場人物の少女の発言·行動にイライラする。 伏線、意外な展開が無く、殆ど予想通りの終局になり、がっかりした。 登場した父親、官僚、ボランティアの警官などの背景、心理描写などを最も精密に書き込んで欲しかった。 |
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短編集でした。
研修医の研修期間中に、各診療科で起こったエピソードを各章で書いています。 著者が医師免許所有者ということもあり、もう少し高度な内容の医療現場の実態を記しているものと期待していましたが、ありきたりでした。 各章の結末も安直に導かれており、感動や驚きはありません。 短編集の弱点でしょうか、、、 著者にはもっと密度の濃い医療物の作品を期待したい。 |
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この方の作品は、これが初めてです。
評判がいい作家なので、期待して読みましたが… サスペンス感・ミステリー感があるかというと、全く無い。 かといって、ホロリとする哀感や心を打つ感動感が得られるかというと、これもそれほど無い。 なので、要するに物足らない、薄味な感覚。 それぞれのエピソードはどちらかというと、もっと濃い味付けが必要なテーマだと思う。 これを薄味に仕上げたから、中途半端になったような気がする。 この1冊で、この方の評価を決めたらダメと思いますので、他の評価が高い本を読んでみたいと思います。 |
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