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水生 さんのレビュー一覧
水生さんのページへレビュー数102件
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異なった年代毎に独立した密室殺人事件を密室蒐集家という謎の人物が解決していく連作短編集。時代ごとに捜査方法やトリックに変化が見られるのも面白かった。ストーリーが好きなのは『理由ありの密室』と『柳の園』、ミステリとして好きなのは『佳也子の屋根に雪ふりつむ』でした。
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介護問題を扱った社会派推理小説。犯人の行動の是非は自分でも結論は出せませんでした。ミステリーの部分も、本格ミステリ的仕掛けによって、急速に真相が明らかになっていく展開を効果的に演出している様に感じられる。
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本格ミステリー・青春小説・スポーツ小説の要素がうまく合わさっていて面白かった。演出的には伊坂さんの某作品を思い起こさせる。
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【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
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圧巻の大トリック。この一言に尽きる。確かに普通それ自体を意識す事は日常ではあまりない。
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ある人物の正体や犯人は当てる事は出来たが、それでも面白味が減る事は無かった。最後の最後に驚かされた。やはり油断ならない。
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術中死、通り魔事件、教授選候補者の連続死、主人公の家族関係、ちりばめられたキーワードが最後に1つの解答として示される。「ブラッドライン」というタイトルも最後に大きな意味をもってくる。医療ミステリとしても家族愛の物語としても面白かった。
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米澤さんの青春ミステリ+日常の謎2大シリーズの一方。ほろ苦く、切なくなる読後感は古典部シリーズより強く感じられる。出したくない本性が意図せずに出てしまう。ただしそれは作ったキャラクターではなく欠点を直そうとするための物。ある意味では後者の方が苦しいのかもしれないと思った。それと、食べ物の恨みは怖い。
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青春小説で恋愛小説、学園ミステリでアンチミステリ。様刻の言動や想いが終始ストーリーに何らかの影響を与えているのはセカイ系そのものに感じられる。本格ミステリも探偵役が推理した結論がその結末と物語を決めてしまう。ある意味では似ているかもしれない。ミステリの部分も3つのダニットが丁寧に押さえられていて良かった。 本能で好きなのは夜月、感情で好きなのは琴原、理性で好きなのは黒猫という感じかな?
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金の魔力が引き起こしたかのようなストーリー。ミチルの言動は辟易する部分もあったが、錯綜した精神状態を表現するような文章に引き込まれ、後に何も残さない救いのある結末が良かった。
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学園SFミステリー。IMMID-28(一ノ瀬絵梨)が編入してきたことが波紋を呼び、殺人事件が起こる。事件の発端も、解決の糸口も、そして解決に導いたのもIMMID-28(一ノ瀬絵梨)という構成も面白い。動機が少し弱いというのはあるが石持作品を読みなれている方なら許容範囲だと思う。
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初読了のシャーロック・ホームズシリーズ。新約版ということで比較的読みやすい文章だった。現代の科学捜査があれば即座に解決できそうな事件だが、これはホームズの超人的な観察力が見どころだと思うので、そう言ってしまうのは野暮である。
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碓氷優佳倒叙シリーズ3作目。コテージに来た時点で実は勝負はついていたという結末に戦慄。碓氷優佳の思考は今回は特に納得いかなかったが、心理戦自体は読みごたえがあった。
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倒叙ミステリの体裁をとりつつ、ある一点から反転を繰り返す。Wの意味の掛り方も巧いと思いました。
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中編2本と短編1本で構成されるユーモア本格ミステリー。ユーモアと本格の謎解き要素のバランスがかなりとれていると思った。読者への挑戦状が挿入されているのも自分好み。
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途中までの印象に反してしっかりとした内容のSFでした。ハルヒが完全に振り切れたキャラクターなので、読者の目線に近いのはむしろ長門の方だと思う。まさに事件の渦中にいる事に全く気付かないという構成も面白かった。
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期待通りの面白さでした。ラストの真犯人を解明したきっかけは、この作品の特徴を良く顕していると思います
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上巻…暗黒館を目指す途中で地震に巻き込まれ意識を失った江南、以前の記憶を無くし暗黒館とダリアの宴の秘密を探ろうとしている中也と呼ばれている男。奇妙な住人、そこで発生する殺人事件。過去の館を想起させるワードの数々。長さを感じさせない引き込まれる内容でした
下巻…「館」の総集編。長かった、しかし決して助長ではないし中弛みも無く感じた。解くべき謎は解かれ、謎のまま余韻となって残る部分もある。壮大なストーリーにキーワードが一つ一つ合わさっていく流れに引き込まれた。結末に関しては、後半で想像はしたが他の感想で言われているような悪い印象は受けなかった。 |
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最後の最後で全く別の話になる。side:Aとside:Bに違和感は覚えましたが、最後にそれが吹き飛ばされるのは爽快でした。そして少しゾッとした。
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「裏方」という物の重要さ、それに携わる信念、そういったものを感じさせる青春ストーリーでした。主人公の真っ直ぐな熱さもいい。
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「そして誰もいなくなった」を思わせるシチュエーションで繰り広げられる連続殺人。新本格の世界を初めて味わいました。最後のどんでん返しも見事。ところで島田潔という名前はどう見ても…。
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