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水生 さんのレビュー一覧

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レビュー数224

全224件 161~180 9/12ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.64:
(7pt)

千里眼 運命の暗示の感想

話のスケールが大きい分、それを収束させる方法もスケールが大きい。暴動を鎮圧させた方法は、(それを予測させる伏線は張られていたとはいえ)あまりのシンプルさに笑ってしまった。
千里眼 運命の暗示 完全版―クラシックシリーズ〈3〉 (角川文庫)
松岡圭祐千里眼 運命の暗示 についてのレビュー
No.63: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

往復書簡の感想

3話収録。全て手紙のやり取りで構成され過去の事件の謎が紐解かれる。「告白」・「少女」等とは違った温かみのある穏やかな雰囲気の話でした。
往復書簡
湊かなえ往復書簡 についてのレビュー
No.62: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

彼女が追ってくるの感想

碓氷優佳倒叙シリーズ3作目。コテージに来た時点で実は勝負はついていたという結末に戦慄。碓氷優佳の思考は今回は特に納得いかなかったが、心理戦自体は読みごたえがあった。
彼女が追ってくる (祥伝社文庫)
石持浅海彼女が追ってくる についてのレビュー
No.61:
(8pt)

Wの悲劇の感想

倒叙ミステリの体裁をとりつつ、ある一点から反転を繰り返す。Wの意味の掛り方も巧いと思いました。
Wの悲劇 新装版 (光文社文庫)
夏樹静子Wの悲劇 についてのレビュー
No.60:
(8pt)

日曜探偵の感想

中編2本と短編1本で構成されるユーモア本格ミステリー。ユーモアと本格の謎解き要素のバランスがかなりとれていると思った。読者への挑戦状が挿入されているのも自分好み。
日曜探偵
天藤真日曜探偵 についてのレビュー
No.59:
(8pt)

涼宮ハルヒの憂鬱の感想

途中までの印象に反してしっかりとした内容のSFでした。ハルヒが完全に振り切れたキャラクターなので、読者の目線に近いのはむしろ長門の方だと思う。まさに事件の渦中にいる事に全く気付かないという構成も面白かった。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川文庫)
谷川流涼宮ハルヒの憂鬱 についてのレビュー
No.58:
(7pt)

月の扉の感想

座間味君シリーズはここから始まった。「ハイジャック犯に占領された機内」というクローズドサークルでの殺人事件。結末は幻想的な余韻を感じられた。ハイジャック犯と殺人事件の真犯人の動機は根っこは同じ物ですが、これを理解できるかどうかで面白さが変わってくると思う。
月の扉 (光文社文庫)
石持浅海月の扉 についてのレビュー
No.57: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの感想

期待通りの面白さでした。ラストの真犯人を解明したきっかけは、この作品の特徴を良く顕していると思います
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
No.56: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

見事にひっかけられた。気づきそうなところはあったのに(負け惜しみ)。過去と現在の交叉が徐々に小刻みになってくる演出も良かったです。真相は哀しい物でしたが、ラストは清々しく感じました。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
伊坂幸太郎アヒルと鴨のコインロッカー についてのレビュー
No.55:
(8pt)

暗黒館の殺人の感想

上巻…暗黒館を目指す途中で地震に巻き込まれ意識を失った江南、以前の記憶を無くし暗黒館とダリアの宴の秘密を探ろうとしている中也と呼ばれている男。奇妙な住人、そこで発生する殺人事件。過去の館を想起させるワードの数々。長さを感じさせない引き込まれる内容でした
下巻…「館」の総集編。長かった、しかし決して助長ではないし中弛みも無く感じた。解くべき謎は解かれ、謎のまま余韻となって残る部分もある。壮大なストーリーにキーワードが一つ一つ合わさっていく流れに引き込まれた。結末に関しては、後半で想像はしたが他の感想で言われているような悪い印象は受けなかった。
暗黒館の殺人〈1〉 (講談社文庫)
綾辻行人暗黒館の殺人 についてのレビュー
No.54: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

イニシエーション・ラブの感想

最後の最後で全く別の話になる。side:Aとside:Bに違和感は覚えましたが、最後にそれが吹き飛ばされるのは爽快でした。そして少しゾッとした。
イニシエーション・ラブ (文春文庫)
乾くるみイニシエーション・ラブ についてのレビュー
No.53: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

不気味で素朴な囲われた世界の感想

「本格ミステリのお約束であるが故にスルーしてしまう不自然さ」を逆手にとって解決に導くという邪道の様だが実は正統派な本格学園ミステリ。前作の本格ミステリ議論が伏線となっている仕掛けが面白かった。
不気味で素朴な囲われた世界
西尾維新不気味で素朴な囲われた世界 についてのレビュー
No.52: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

切り裂きジャック・百年の孤独の感想

島荘御大2作目。島田さん流の切り裂きジャック事件の推理を登場人物に語らせているように感じました。余談ですがエンバーミング(和月伸宏)のファンとしても興味を引く人物の名前が出ていて面白かったです。
切り裂きジャック・百年の孤独 (文春文庫)
島田荘司切り裂きジャック・百年の孤独 についてのレビュー
No.51: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

浪花少年探偵団の感想

今年ドラマ化もされた作品。登場人物の大阪弁での会話が楽しく読めました。
新装版 浪花少年探偵団 (講談社文庫)
東野圭吾浪花少年探偵団 についてのレビュー
No.50:
(7pt)
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万能鑑定士Qの事件簿 IIの感想

Ⅰからの続き。空振りばかりが続くのがもどかしく感じただけにラストの疾走感が最高でした。凛田莉子からすればあの犯人を指摘するのは精神的に辛かったんじゃないかと思います。
万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)
松岡圭祐万能鑑定士Qの事件簿 II についてのレビュー
No.49:
(8pt)

ミッキーマウスの憂鬱の感想

「裏方」という物の重要さ、それに携わる信念、そういったものを感じさせる青春ストーリーでした。主人公の真っ直ぐな熱さもいい。
ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫)
松岡圭祐ミッキーマウスの憂鬱 についてのレビュー
No.48: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

月光ゲーム Yの悲劇'88の感想

ラストが駆け足気味に感じましたが、意外な犯人に驚かされました。主要4人の掛け合いも良かったです。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)
有栖川有栖月光ゲーム Yの悲劇'88 についてのレビュー
No.47:
(8pt)

十角館の殺人の感想

「そして誰もいなくなった」を思わせるシチュエーションで繰り広げられる連続殺人。新本格の世界を初めて味わいました。最後のどんでん返しも見事。ところで島田潔という名前はどう見ても…。
十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人十角館の殺人 についてのレビュー
No.46: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

催眠の感想

松岡圭祐さんのデビュー作。「千里眼シリーズ」の話が少し触れられているのにはニヤリとさせられました。真相は、松岡さんがこういう事をしてくるとは意外という感じ。感動的なラストもよかったです。
催眠―Hypnosis (小学館文庫)
松岡圭祐催眠 についてのレビュー
No.45:
(7pt)

千里眼の教室の感想

過去の新シリーズに比べるとそれほど規模の大きくない話(メフィストも絡まなかった)。今回は教育問題を主軸とした社会派ミステリーでした。結末は意外でしたが納得のいく物でした。
千里眼の教室 (角川文庫)
松岡圭祐千里眼の教室 についてのレビュー