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水生 さんのレビュー一覧

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レビュー数224

全224件 101~120 6/12ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.124:
(7pt)

遠まわりする雛の感想

ミステリとしては疾走感のある推理合戦が見所の「心あたりのあるものは」が、青春小説としてはビタースイートな雰囲気の「手作りチョコレート事件」が個人的ベストです。最後も余韻があっていい。
遠まわりする雛 (角川文庫)
米澤穂信遠まわりする雛 についてのレビュー
No.123: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

双月城の惨劇の感想

WW2後のドイツ・ライン川付近に立つ城館を舞台に発生した連続殺人。、シャルル・ベルトランシリーズ1作目にして氏のデビュー作。妖しげな謎に論理的な解決、推理合戦、大トリックとあらゆる要素が凝縮されていて面白い。探偵役のベルトランも魅力的な人物でした。
双月城の惨劇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)
加賀美雅之双月城の惨劇 についてのレビュー
No.122:
(8pt)

探偵部への挑戦状の感想

個人的ベストは「霧ヶ峰涼と瓢箪池の怪事件」と「霧ヶ峰涼とお礼参りの謎」です。
探偵部への挑戦状
No.121: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

リングの感想

単なるホラーでなく様々なテーマが放り込まれていて、濃密な内容で面白かった。超常現象に巻き込まれても自棄にはならずミステリ的に謎を追っていく主人公は好印象。あの有名なシーンは映画オリジナルだったのか。
リング (角川ホラー文庫)
鈴木光司リング についてのレビュー
No.120: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

超・殺人事件 推理作家の苦悩の感想

最終話の最後のモノローグがずしりと来る。
超・殺人事件 (角川文庫)
東野圭吾超・殺人事件 推理作家の苦悩 についてのレビュー
No.119:
(8pt)

犬神家の一族の感想

和製「Yの悲劇」。どの人物も怪しすぎて犯人が全く予想つかなかった。トリックから見立ての必然性まで見事な内容だった。
犬神家の一族 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史犬神家の一族 についてのレビュー
No.118:
(8pt)

それは、自殺5分前からのパワープレーの感想

映画「謎解きはディナーのあとで」やドラマ「LIAR GAME Season 2」の脚本家の処女作。10章での構成になっている事が余計にそう感じさせるのか、連続ドラマを観ている様な感じだった。ラスト2章でのどんでん返しは爽快だった。
それは、自殺5分前からのパワープレー (リンダブックス)
No.117:
(8pt)

万能鑑定士Qの事件簿Vの感想

喜屋武先生また再登場して欲しい。にしても今回は完全に小笠原が脇役に…。そして万能贋作者の登場。
万能鑑定士Qの事件簿V (角川文庫)
松岡圭祐万能鑑定士Qの事件簿V についてのレビュー
No.116: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

夏と花火と私の死体の感想

2編両者とも結末に近づくにつれ恐怖が襲ってくる感じがした。朱川さんを思わせるどこか懐かしいノスタルジックホラー。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫)
乙一夏と花火と私の死体 についてのレビュー
No.115: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

レーン最後の事件の感想

ドルリー・レーン4部作の完結編。ラスト1章の急展開に引き込まれた。結末はペイシェンスの心情に同調して哀しくなった。この結末を書きたいがための4部作だったことを実感させられる。
レーン最後の事件 (角川文庫)
エラリー・クイーンレーン最後の事件 についてのレビュー
No.114: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

体育館の殺人の感想

ロジックの応酬が心地よいほどにスピーディーに描かれている。傘と言う小道具の活用のされ方も巧いと思った。時折挿入されるサブカルネタも笑えた。
体育館の殺人 (創元推理文庫)
青崎有吾体育館の殺人 についてのレビュー
No.113: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ダ・ヴィンチ・コードの感想

上巻…「聖杯」というキーワードが上巻最後で登場 。気になるのは館長を殺害した人物(複数?)の正体、ダイイングメッセージとその理由(犯人が手出しをできない状態にあるのに犯人らの名前を書き残さなかった理由等) 。犯人らの名前を書き残さなかった理由については秘密裏に解決させたかったからなのか。
中巻…謎と解決が入子の様に繰り返されながらも真相へ迫っていく。暗号の回答方も様々で面白い。
下巻…謎が明らかになるにつれて話が壮大になってくる。真犯人が意外だった。
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)
ダン・ブラウンダ・ヴィンチ・コード についてのレビュー
No.112: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

予知夢の感想

前作の様な科学トリックでは無く、今回は一見オカルティックな現象をロジックで解き明かしている。個人的ベストは、「霊視る(みえる)」と「騒霊ぐ(さわぐ)」でした。
予知夢 (文春文庫)
東野圭吾予知夢 についてのレビュー
No.111: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

死神の浮力の感想

復讐劇という重苦しいテーマで結末も冷静に考えれば割とエグいのに、死神「千葉」のコミカルなキャラクターがそれを感じさせない。前回以上に面白かった。
死神の浮力
伊坂幸太郎死神の浮力 についてのレビュー
No.110: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

水車館の殺人の感想

十角館に比べると文章の堅さがとれて現在の綾辻さんの文体に近づいている感じがする。十角館に続いてあの一文に頭を撃ち抜かれた。消失ものではよくあるパターンなのに…。しかし伏線はあとから考えるときちんと張られていた事がわかるので、すべてが明らかになったときは快感である。
水車館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人水車館の殺人 についてのレビュー
No.109:
(7pt)

三階に止まるの感想

バラエティに富んだノンシリーズ短編集。個人的ベストは「院長室」と「黒い方程式」です。
三階に止まる
石持浅海三階に止まる についてのレビュー
No.108:
(8pt)

Another エピソード Sの感想

見崎鳴が語るもう一つの「サカキ」の話。階段からの転落死により「幽霊」となってしまった男が自らの死体を探す。ホラーよりもミステリ依りなためか前作と打って変わって穏やかな雰囲気のストーリー展開だった。まだ続きがありそうな終わり方なのが気になる。「ここが夜見山の外でよかった」がツボに入った。
Another エピソードS (角川文庫)
綾辻行人Another エピソード S についてのレビュー
No.107: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

黒いトランクの感想

鮎川哲也さん初読了。日本の時刻表トリックものの先駆け的作品にして快作。解かれてみると真相はいたってシンプルだった。
黒いトランク (創元推理文庫)
鮎川哲也黒いトランク についてのレビュー
No.106:
(8pt)

ノックス・マシンの感想

①ノックス・マシン ②引き立て役倶楽部の陰謀 ③バベルの牢獄 ④論理蒸発ーノックス・マシン2 の4編。 ③以外は「ミステリの歴史」ミステリー×SFといった感じ。②が特に面白かった。
ノックス・マシン (角川文庫)
法月綸太郎ノックス・マシン についてのレビュー
No.105:
(7pt)

10ドルだって大金だの感想

海外ユーモアミステリ短編集。会話がホームドラマのように軽快で面白かった。表題作の二転三転するストーリーは本格ミステリとしても傑作。
10ドルだって大金だ (KAWADE MYSTERY)
ジャック・リッチー10ドルだって大金だ についてのレビュー