■スポンサードリンク


ももか さんのレビュー一覧

ももかさんのページへ

レビュー数264

全264件 161~180 9/14ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.104:
(7pt)

そこそこ面白いです!

「完璧」とまではいかなくても、そこそこ面白いミステリーに仕上がってます。
タイトルの「完璧な家」ですが、原題の「ビハインド クローズド ドアーズ」でもよかったのではないでしょうか。
「そのドアの向こう」とか「閉ざされたドアの向こう」とか。
捻りのないタイトルにちょっとがっかりでした。

内容は先をもっともっと知りたくなるジェットコースター的展開で、あっという間に読んでしまいました。
ミステリーというよりも、心理的サイコパスでしょうか。

二冊目はまだ出てないようですが、この作者なら、絶対読みます!
完璧な家 (ハーパーBOOKS)
B・A・パリス完璧な家 についてのレビュー
No.103:
(7pt)

面白い!でも何かが足りない。

基準としては及第点で、内容も突飛な趣向もあり、ミステリーとしては面白いです。
でも、何かが足りない。
何だろうと考えてみると、まず主人公の魅力の無さ。
それを引き立てる脇役も魅力的ではない(というか、魅力的には思えない)

サイコパスはもっともっとサイコパスであるべきだし
捜査をする側はもっともっと粘ってするべきだし
逃げようとする者はもっともっと犯罪者でなくては!
せっかくの題材なのに生かし切れていない・・・残念!



氷結 上 (ハーパーBOOKS)
ベルナール・ミニエ氷結 についてのレビュー
No.102: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

今までで一番はまったかも!?

CJボックスの本は今まで数冊(まだアップしていませんが)読んでいますが
今までで一番夢中になって読みました。
数々のミステリーの中で夢中になれるものとそうでないものがありますよね。
このシリーズは全く未知の世界のことなのに、目の前で繰り広げられているような気さえします。
それが作者の腕なのでしょうが、ほんと頭が下がる思いがします、尊敬ものです。

主人公のジョーは、私の中ではメルギブソン!
相棒役はちょっとまだ浮かびませんが、その内固定化するでしょう。
次のシリーズも楽しみです!

狼の領域 (講談社文庫)
C・J・ボックス狼の領域 についてのレビュー
No.101:
(8pt)

闇がある方が人間生き生きしてる!

エデンの闇が深そうで、すぐファンになってしまいました!
これもいつもやる失敗で①作目から読まずに②作目から読んでしまった!(笑)

でも、この感じだとこれから①作目を読んでも楽しめそうな感じがします。
順序立てた設定を抜きにしても、登場人物自体が魅力的で話の内容よりも行動がワクワクする程楽しい!
こういうのを待ってたの!


楽園 (シドニー州都警察殺人捜査課) (創元推理文庫)
No.100:
(8pt)

なぜタイトルが契約なのだろう??

北欧ものが大好きです!
ストーリーの展開には少々疑問に思う点もありますが
それなりに楽しめる小説です。

スウェーデンの物語と思わずに「ある国の物語」として読み進めた方が理解しやすいかもしれません。
ミステリーというよりも、映画の脚本のような娯楽性のある小説ですね。

契約〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ラーシュ・ケプレル契約 についてのレビュー
No.99:
(8pt)

ボッシュも年をとったなぁ~っと。

何だか丸くなっちゃいました?
いつもの?ボッシュと比べたら、家庭内の話が多くて(それも同じような会話とやりとり)
もっとハラハラドキドキさせて欲しかった!

このボッシュの変化は作者が意図して設定したものか、或いはただのマンネリ?なのか。
次の小説で見極めたいと思います。
「転落の街」が良かった分、ちょっとガッカリだわ~。

ブラックボックス(上) (講談社文庫)
マイクル・コナリーブラックボックス についてのレビュー
No.98:
(7pt)

マクダーミド第②作目!

「殺しの仮面」も良かったですが、こちらもなかなかのもの!
主役の二人が良い味を出してます。
ハラハラドキドキしながら小説を読むって最高に楽しいですね!

今度は第③作目に挑みます!

殺しの迷路 (集英社文庫)
ヴァル・マクダーミド殺しの迷路 についてのレビュー
No.97:
(8pt)

カリンスローター作品、第①作目!

彼女の小説が好きになるか、嫌いになるか。
私は好きになりました!

あまり難しい語彙も出てこないので、割と読みやすかったし
残忍な殺人事件はどこまでも残忍であっていい!(だって小説の中だもの)
作品順に読んでいくべきか、それとも食指が動いたものから読んでいくべきか・・・・。
嬉しい悩みが一つ増えました!

開かれた瞳孔 (ハーパーBOOKS)
カリン・スローター開かれた瞳孔 についてのレビュー
No.96:
(7pt)

なんとなく展開が分かるものの

大人のサスペンスとして読み応えはあります。
セクシーサスペンスというジャンルはないと思うのですが
この小説は(もしジャンルがあるとすれば)その位置にあるはず。

表紙が下品?なので手に取る人は少ないかもしれませんが
お時間ある時に是非ご一読ください!

インモラル (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ブライアン・フリーマンインモラル についてのレビュー
No.95:
(7pt)

ミステリーを読むということは、頭を使うこと?

ただ単にアメリカ国内で起こった殺人事件を読んでいた頃が懐かしくなります(笑)
土地のことも国民性のことも宗教のこともある程度は知っておかないと、?マークばかりになりそうでした。
(その時は単純にあらすじだけを追うのもいいのかもしれません)
読み応えはあります!
ベツレヘムの密告者 (ランダムハウス講談社 リ 5-1) (ランダムハウス講談社文庫)
No.94:
(7pt)

読み応えがあります!

タイトルがまずいい!
次に話の展開が(よく熟考されてて)無駄がないし、巧みです!

未読の方には是非お薦めしたい一冊です。

完全なる沈黙(ハヤカワ・ミステリ文庫)
ロバート・ローテンバーグ完全なる沈黙 についてのレビュー
No.93:
(7pt)

PDジェイムズが推しただけのことはあります!

派手さもなく淡々と物語が進んでゆく。
登場人物の描写もそうですが、風景や屋敷の描写。
そして季節感満載で、PDジェイムズが推しただけに筆力はかなりあります。
最近読んだ中では描写力がピカイチでした。

ただミステリーに慣れている身としては、物足りなさを感じるのも確かです。

夢の破片(かけら) (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
モーラ・ジョス夢の破片(かけら) についてのレビュー
No.92:
(7pt)

私の好きな方程式!

女性が主人公だと、なんか途中で崩れちゃうってことありますよね。
この小説は最後まで主人公が頑張って引っ張って遂に!という、私の好きな方程式がそこにありました。

女優さんでいうと、誰になるのだろう???

これは連続物なので、まず第一作目から読んだ方がいいと思います。
そうでないと、アレレ?のところがありますから。
私は(いつも失敗するのですが)この本を最初に読んでしまったので、一作目を読んで二作目を読んで、そしてまた「殺しの仮面」を続けて読みたいと思っています。


殺しの仮面(上) (集英社文庫)
ヴァル・マクダーミド殺しの仮面 についてのレビュー
No.91:
(7pt)

荒々しいキャシン刑事!ファンになりました!

最初会話のテンポについていけず、読みにくかったのですが。
(キャシン刑事は冗談を交えながら会話をするので、それがただの冗談なのか、辛辣な意見なのか、戸惑うこともありました)
(発言自体も素っ気ないしね)
半分を過ぎると此方も段々分かってきて、物語そのものを楽しめるようになりました。
(途中で思考にブレーキがかかると、想像しにくくなりますよね)

この作者にはもっと書いて欲しいなあ~。
きっと大の犬好きだと思うし、何匹も飼っているのかも!?
二匹のワンちゃん達が良い味だしてます。
この子達が登場しなかったら、きっと後味の悪いものになっていたでしょうね。
私の中ではキャシン刑事はメルギブソン!
シリーズ化して欲しいなあ~。

壊れた海辺 (ランダムハウス講談社文庫 テ 3-1)
ピーター・テンプル壊れた海辺 についてのレビュー
No.90:
(7pt)

確かに読み応えがありました!

アングリーヴス氏の「大鴉の啼く冬」とタイトルを争っただけあって、確かに読み応えはありました。
ただ、話の作りに弱いところがあるというか、現実味が感じられない。
その点、「大鴉の啼く冬」は、最後まで飽きさせないというか、かなりの出来でした。
(この本を機に残り三冊<シリーズもの>を読みました)
私が委員?でも、アングリーヴス氏に〇をつけると思います。

主人公のお父さんがもう少し話に関わって欲しかったし、隣人の甥・チャーリーの私生活をもっと知りたかったな~。
一人一人にもっと深みが加わると(これが私が思う現実味なのですが)話が面白くなったと思います。





千の嘘 (創元推理文庫)
ローラ・ウィルソン千の嘘 についてのレビュー
No.89:
(8pt)

アクションあり!ジェットコースター的!

謎解きやどんでん返し、アリバイ崩しなどなど、本来のミステリー小説とは違って
映画的?視覚的ミステリーアクションものでした。
ジャンルとしては、リーチャイルド氏が近いかも!

ハラハラドキドキで始まって読み終わったあとは、「やっと終わって良かった!」
アクションものがお好きな方には是非お薦めです。

弁護士の血
スティーヴ・キャヴァナー弁護士の血 についてのレビュー
No.88:
(7pt)

長い!長すぎる!

ホラーだと思って読んでいたら・・・・これ、ホラーじゃないんですね!
(途中、チラっとそんな展開がありますが)

欲をいえば、前半だけで構成して、1人の少年の物語で書いてほしかったな~。
後半にも関連はありますが、途中長すぎて飽きちゃいそうでした。

前半だけなら、8点!
ドノヴァンの「アトランティス」が合うんだな~。

アトランティスのこころ (上)
No.87:
(8pt)

支配という言葉

ミステリー好きとしては、事件のあらましを詳しく知りたいし
その後、どういう風に裁判が進んで加害者の心の内に何か変化があったのかどうか。
或いは被害者側の家族のその後。
捕まえた警察官の感想も知りたいし、そのことで町がどう変わったのか。
事件を報道する側の視点も知りたいし。
などなど、私が知りたいという点が満たされないまま、話が進んでしまう。

この小説に「支配」という言葉が出てきます。
そういう意味では、作者に私も支配されてしまったのか?!

「ラバーネッカー」は全く面白く無いと思ったのに、今度は一転久し振りに面白い本を読んだ~!と。
主人公の少年がいいんだなぁ~。ホント魅力的な設定で大成功でした。



ブラックランズ (小学館文庫)
ベリンダ・バウアーブラックランズ についてのレビュー
No.86:
(7pt)

たくさんの人に読んで欲しい!

イェルハルドセン氏の第二作目になります。
順番を間違えてしまって、この本を最後に読んでしまい、ちょっと後悔も。
何せ結末を先に知りながら読むというのもアレですね。(第三作目を既に読んでしまっているので)

といいつつも、内容はテンポ良く進んでいくので、楽しませてもらいました。
最後はちょっとやっつけ感もありますが、登場人物の「ハンナちゃん」に癒やされました。
バルブロおばちゃんも良い味だしてます。

イェルハルドセン氏の本は難しいところもなく、地域の違いもそれほど感じずに読めるので
もっともっと沢山の人に読んで欲しい!


パパ、ママ、あたし (創元推理文庫)
No.85:
(7pt)

さてさてまたまたどうしたものか

と、思うところもあるのですが、
まずまず読ませるミステリーとなっています。
まあーこういうのも含めてミステリーではあるのですが、読後感?があまりよろしくない。

7点をつけたのは、読ませる力はかなりのものだと思ったからで
次作を読んで、ピカード氏の真のファンになれるのか?!
期待してます!


凍てついた墓碑銘(ハヤカワ・ミステリ文庫)
ナンシー・ピカード凍てついた墓碑銘 についてのレビュー