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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数264

全264件 21~40 2/14ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.244: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ヴァランダーファンの方には是非とも!

最終章と書いてあったのですが、ほんとにこれで終わりなのでしょうか。
続きがあったらいいな〜と願いを込めて「8」です。

ミステリーとしてもよく出来ていて、老体に鞭打って戦うヴァランダーが愛おしいくらいでした。
リンダもお孫ちゃんもいい味だしてます。
ずっとこのシリーズを読んできて、最後のタイトルが「苦悩する男」
彼にふさわしい題名と思いませんか?


苦悩する男 上 (創元推理文庫)
ヘニング・マンケル苦悩する男 についてのレビュー
No.243: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

やっぱりジョーは強かった!

シリーズものに関してたまにいえることですが、回を重ねるごとに下火になってしまう傾向がある中、このシリーズはジョー自身が年をとってしまっても、燃え盛り衰えを知らないようです。
ただ一つ不満があったのが、ネイトの出番が少なかったこと。
前回がネイト中心の小説だったので、作者としてはバランスをとったのかもしれません。

ネイトはどういうわけか魅力的な男性で、出てきた瞬間その場の(いい意味での)緊張感が生まれ、彼がどうするのか何を言うのか集中してしまいます。
次作に期待しましょう。




発火点 (創元推理文庫)
C・J・ボックス発火点 についてのレビュー
No.242:
(7pt)

期待したほどのものではないけれど、リーガルもの好きには堪らない?

リーガルものと思って読み始めたのですが・・・
想像とはちょっと違ったみたいです。

陪審員制度や大陪審の制度。
これらはミステリーから学んだといっても過言ではありません。
ムーア氏が目標としているものと私の好みがずれている?感覚が否めず、ムーア氏の小説はもういいかな~。
評決の代償 (ハヤカワ・ミステリ 1969)
グレアム・ムーア評決の代償 についてのレビュー
No.241: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

極上のミステリー、お勧めです

ホロヴィッツ氏の小説は毎回ワクワクしながら読み始めて、そして最後は(良い意味での)ため息をつく。
二人組の主人公にも(性格や秘密主義?それと皮肉屋)だいぶ慣れてきて、二人だから本の面白さが増すのだと思われます。たぶん主人公一人だと半減するのではないでしょうか。
ホロヴィッツ氏の特筆すべき点は、まずしっかりとしたミステリーであること。
それから謎解きではあるのだけど、主人公二人のユーモアも楽しめること。
殺人事件の本を読んだあとでも、一種の爽快感があること、ほんと不思議な作家さんです。



その裁きは死 (創元推理文庫)
アンソニー・ホロヴィッツその裁きは死 についてのレビュー
No.240:
(7pt)

こういうミステリーもアリだと思います

よく時代考証されたミステリーだと思います。
ただ、難点としては分かりづらくとても難しい・・・。
それに戦争ものをあまり読みたくない人にとっては、辛いものになると。

読み終えて考えるのは、私の場合単発ものではなくシリーズものが好きなのだと。
続きがあるから、新作を読んで昔の記憶をよみがえらせて楽しめる。
「狼たちの城」の続編があるかどうかは分かりませんが、ベール氏の新作はきっと面白いものになりそうです。


狼たちの城 (海外文庫)
アレックス・ベール狼たちの城 についてのレビュー
No.239: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

テキサスレンジャー、格好いい!

アメリカでは人種問題がまだまだ議論の最中なのでしょう。
日本にいると、こういう問題について全く考えずに暮らせてしまう・・・私の身近では。

独特の語り口と進展で全てが目新しかったです、たまにはこういうのもいいですね。
アッティカ・ロック氏、これからの小説が楽しみです。

ブルーバード、ブルーバード (ハヤカワ・ミステリ 1938)
No.238: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ロボサム氏、二作目!上々です!

「生か死か」に気をよくして二作目に挑んでみました。

好みは分かれるでしょうが、私は「生か死か」の方が断然好きです。
「天使と嘘」は読みやすくはあるけれども、ちょっと現実離れしたところがあって、どうかな~。

主人公のサイラスを追ってゆくと、「特別心理捜査官」でしたか、あの人を思い出しました。
人と接する感じがよく似てるな〜と。
ただ、こちらのサイラスの方が闇が深くてもっともっと隠していることがありそうです。それが続編(続編があると解説にありました)で明らかになるのでしょうか、神のみぞ知る。

ロボサム氏の魅力が伝わる良いミステリーです、未読の方にはお勧めです。

天使と嘘 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
マイケル・ロボサム天使と嘘 についてのレビュー
No.237: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

「三」シリーズでは一番好き!

前二作がものすごく読みづらく頭が混乱しそうになったのに比べ随分と読みやすかったです。
主人公と準主人公の役割がだいぶわかってきたということもあるのでしょうが、すっきりとミステリーだけを楽しめました。
「三時間の導線」に関しては面白いのか面白くないのかそれさえもハッキリとせず、「三」シリーズはもういいかな~と思い始めていました。
こういう感じで「三」シリーズを続けてもらうと、楽しみが一つ増えそうです。



三時間の導線 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
アンデシュ・ルースルンド三時間の導線 についてのレビュー
No.236: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

シェットランド諸島シリーズ七作目、今までと比べると物足りないかな~

及第点はあると思うのです。
ですが、今までシェットランド諸島シリーズを楽しみに読んできたものとしては、やはり物足りなさは否めません。

この点がシリーズ化の残念なところだと思います。
一作一作をその都度ワクワクしながら読んでゆく・・・面白くて当たり前。
つまらないと感じたら、作者の腕が落ちたな〜などと勝手に思ってしまう。
次に期待しています、きっと八作目は面白いものになると信じてます。


地の告発 (創元推理文庫)
アン・クリーヴス地の告発 についてのレビュー
No.235: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

これはミステリーというよりもハードボイルド?

主人公の活躍ぶりを見ていると、男性陣が好みそうなハードボイルド系で
私の好みではないとしても、そこそこ読ませてくれます。

ミステリーとしても、まずまずでこういう小説を読んだのは初めてではないでしょうか。
読んでいるあいだは、内容に引き込まれて夢中でしたが
モズリイ氏の本をまた読みたいか?と聞かれたら、「もうお腹いっぱいです」と答えるかも。
好みが分かれるところではないでしょうか。

流れは、いつか海へと (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
No.234:
(7pt)

少し物足りなさはあるものの

「そしてミランダを殺す」が突出していたので、「ケイトが恐れるすべて」が物足りなく感じます。
波乱万丈な展開が欲しいのではなく、もう少しこちら側に(読者側に)納得するものが欲しかったところです。

ただスワンソン氏の着眼点は他のミステリー作家にはないものがあるので、このまま本を出し続けてほしい。
今までに読んだことのないスワンソン氏らしいミステリーに期待しています。




ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)
No.233: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

これぞ正統派ミステリー!

久しぶりに正統派ミステリーを読みました。
たまにはこういうのもアクセントになっていいですね!
(毎回だとちょっと退屈するかもしれませんが(笑)

代診医というのが日本でもあるのかどうかは分かりませんが、独特のやり方でこれはこれでアリなのでしょう。
未読の方にはお勧めです。

代診医の死
ジョン・ロード代診医の死 についてのレビュー
No.232:
(7pt)

北欧の新人作家

「極夜の警官」の前に書かれた本のようです、こちらから読むべきでした。
第一作目ということもあり、稚拙というと失礼ですが、文章が「極夜の警官」ほどなめらかではなく、それはそれで新人作家さんらしく好ましかったです。
ミステリーとしてもあと一歩の感は否めませんが北欧を知るうえでは大変勉強になりました。
寒い日に読むと一層寒く感じますね。

あと数冊著書があるようなので、そちらも楽しみです。


雪盲: SNOW BLIND (小学館文庫)
ラグナル・ヨナソン雪盲~SNOW BLIND~ についてのレビュー
No.231:
(8pt)

キツネちゃん可愛い!

表紙のキツネちゃんが可愛くて何度も見てしまいました。

ミステリーとしては、いつもながら登場人物が多くて頭の中が混乱しますが、オリバー&ピアのシリーズの中では割と分かりやすい方だと思いました。
こういう昔のことが発端で始まるものも上手いですね。
あとは地理に詳しければもっと楽しめたのではないでしょうか、いかんせん右も左も全く分からず何度も地図を見て確認しました。

今回はオリバーが主役というよりピアの方が主役っぽく、それで読みやすかったのかもしれません。
未読の方にはお勧めです。


森の中に埋めた (創元推理文庫)
ネレ・ノイハウス森の中に埋めた についてのレビュー
No.230:
(8pt)

まさに私好みのミステリーでした

ヘイダー氏の小説では三作目です。
「人形」「喪失」はあまり面白いとは思わなかったのですが、この「虎狼」はまさに私好みの小説でした。
やっぱり毒々しいのが好きみたいです。

これでヘイダー氏の見方も少し変わったので、また引き続き読んでみようと思っています。


虎狼 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
モー・ヘイダー虎狼 についてのレビュー
No.229: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ユーモラスにミステリーを

ホロヴィッツ氏の本は「カササギ殺人事件」「モリアーティ」に続き三作目です。
やっぱり私好みのミステリー作家に間違いなかった!
それぞれ面白いミステリーに仕上がっていますが、「カササギ殺人事件」は突出しているのではないでしょうか。あれは本当に素晴らしかった!年間ベスト5に入るでしょう。

「メインテーマは殺人」と同じ配役で続きがあるそうなので、そちらも楽しみです。
未読の方にはお勧めです。




メインテーマは殺人 (創元推理文庫)
No.228:
(8pt)

やっぱりいい感じ!

ホルスト氏二作目です。
前回「カタリーナコード」で大ファンになり、今回も期待に胸を膨らませて読み始めてみると・・・やっぱりいい感じでした。

この警部ヴィスティングという人物が魅力的で今まで読んできた中でベスト10警部に入ると思います。
ミステリー自体も面白いですし、長い小説でも全く飽きさせない場面の展開で未読の方にはお勧めです。
こういう小説に出会える喜び・・・ほんと読書っていいな〜と思える瞬間です。




警部ヴィスティング 鍵穴 (小学館文庫 ホ 2-2)
No.227: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

派手な演出はないけれど

オーソドックスなミステリーといっていいのだと思います。
秋の夜長にちょっと小説でも・・・という場面では大いに役立ちそうです。
こういう正統派のミステリーもたまにはいいですね。
ただ、読み終わると物足りなさもあって、次はドロドロのミステリーを読みたくなる・・・そういうものかも!?

シリーズ化しているようなので、次はどんなミステリーが待っているのか楽しみです。


災いの古書 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ジョン・ダニング災いの古書 についてのレビュー
No.226:
(7pt)

物足りなさはあるものの、立派です

主人公に多少物足りなさを感じるものの、血気盛んな行動力や踏ん張るところは立派です、警官の鑑ではないでしょうか。
日頃おぞましい殺人事件ばかりを読んでいると、こういう素朴な?警官小説がリフレッシュになります。
ヨナソン氏の小説は初めて読みましたが、続きもありそうなのでこれからが楽しみです。


極夜の警官 (小学館文庫 ヨ 1-2)
ラグナル・ヨナソン極夜の警官 についてのレビュー
No.225:
(7pt)

スティーヴンキング風?

ミステリーなのだけど、犯人を捜すというよりもスティーブンキング風で面白かったです。
世界観としてはキングのようにこの世とあの世の境目付近で超常現象が起こる・・・。
ただキングよりも世界が多少狭かったかな。なにせキングはぶっ飛んでますから。

未読の方にはちょっと変わったものが読みたいな〜という時にお勧めです。

冷たい川が呼ぶ 上 (創元推理文庫)
マイクル・コリータ冷たい川が呼ぶ についてのレビュー