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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数170

全170件 21~40 2/9ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.150:
(7pt)

北欧の新人作家

「極夜の警官」の前に書かれた本のようです、こちらから読むべきでした。
第一作目ということもあり、稚拙というと失礼ですが、文章が「極夜の警官」ほどなめらかではなく、それはそれで新人作家さんらしく好ましかったです。
ミステリーとしてもあと一歩の感は否めませんが北欧を知るうえでは大変勉強になりました。
寒い日に読むと一層寒く感じますね。

あと数冊著書があるようなので、そちらも楽しみです。


雪盲: SNOW BLIND (小学館文庫)
ラグナル・ヨナソン雪盲~SNOW BLIND~ についてのレビュー
No.149: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

派手な演出はないけれど

オーソドックスなミステリーといっていいのだと思います。
秋の夜長にちょっと小説でも・・・という場面では大いに役立ちそうです。
こういう正統派のミステリーもたまにはいいですね。
ただ、読み終わると物足りなさもあって、次はドロドロのミステリーを読みたくなる・・・そういうものかも!?

シリーズ化しているようなので、次はどんなミステリーが待っているのか楽しみです。


災いの古書 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ジョン・ダニング災いの古書 についてのレビュー
No.148:
(7pt)

物足りなさはあるものの、立派です

主人公に多少物足りなさを感じるものの、血気盛んな行動力や踏ん張るところは立派です、警官の鑑ではないでしょうか。
日頃おぞましい殺人事件ばかりを読んでいると、こういう素朴な?警官小説がリフレッシュになります。
ヨナソン氏の小説は初めて読みましたが、続きもありそうなのでこれからが楽しみです。


極夜の警官 (小学館文庫 ヨ 1-2)
ラグナル・ヨナソン極夜の警官 についてのレビュー
No.147:
(7pt)

スティーヴンキング風?

ミステリーなのだけど、犯人を捜すというよりもスティーブンキング風で面白かったです。
世界観としてはキングのようにこの世とあの世の境目付近で超常現象が起こる・・・。
ただキングよりも世界が多少狭かったかな。なにせキングはぶっ飛んでますから。

未読の方にはちょっと変わったものが読みたいな〜という時にお勧めです。

冷たい川が呼ぶ 上 (創元推理文庫)
マイクル・コリータ冷たい川が呼ぶ についてのレビュー
No.146: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

古典的な人間ドラマ?それともやっぱりミステリー?

これも正統派ミステリーに属するものと言えます。
派手な演出もなく淡々と謎解きが始まる・・・・。

面白いといえば面白いのでしょうが、現代に慣れてしまっている身としてはやはり物足りなさを感じてしまう。
私の場合は、古典的ミステリーよりもキャシーマロニーのような痛快でキレッキレのミステリーが好みなのでしょう。
あ〜マロニーを読みたい!


ハーレー街の死 (論創海外ミステリ)
ジョン・ロードハーレー街の死 についてのレビュー
No.145: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ネスボ氏にしては物足りなかったかな

アッサリしたミステリーでした。
ネスボ氏のミステリーはもっと複雑で興味をそそられるものが多いのですが
今回は中編というか、いつもの長さもなくアッという間に読み終えてしまい、もっと難解なものが読みたかった!というのが率直な感想です。

でも、これはこれでいいのでは。
また次回に期待します。


真夜中の太陽 (ハヤカワ・ミステリ)
ジョー・ネスボ真夜中の太陽 についてのレビュー
No.144: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

正統派ミステリーだけど、現代に慣れた人には物足りないかも

設定が1940年代なので、携帯電話も登場せずDNAも存在せず、ただ単に謎解きに徹している・・・。
これはこれでアリだとは思いますが、普段のミステリーに慣れてしまうと多少物足りなさも感じます。
昔の話だから、こういうものなのと頭を一旦リセットしないと自分の中で突っ込みどころ満載になってしまいます。

続けて同じ作家さんを読むのは少々辛いところですが、たまには正統派ミステリーを(謎解きのみ!)読んでみたいと思われる方にはお勧めです。



〈サーカス・クイーン号〉事件
No.143: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ピアとオリヴァーで良かった!

登場人物の名前が難しすぎてなかなか頭の中で整理ができませんでした。
主人公の名前がピアとオリヴァーでほんと良かったと思います。これがまた難しい名前ならだれがだれやら。

ミステリーとしては及第点というか、まずまずだと思います。
でも、これ!という光ったものはなかったかな。
作者にはもっともっとジェットコースター的なミステリーを書いてほしいな〜。

生者と死者に告ぐ (創元推理文庫)
ネレ・ノイハウス生者と死者に告ぐ についてのレビュー
No.142: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

おどろおどろしいと思いきや

内容はスラスラと読めます。
ジェリッツェン氏の小説は三作目?ぐらいでしょうか。
面白そうと思ったものが意外にもつまらなくて、ちょっとどうかな~と思って読み始めたものが面白かったり。
それは当然のことなのですが、いまだつかめない作家さんです。


命の収獲
テス・ジェリッツェン命の収獲 についてのレビュー
No.141: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ちょっぴりお茶目なキンジーが可愛い!

若さ溢れるキンジーのファンになりました。
大家さん?隣人のヘンリーみたいな人が近くにいると人生楽しいでしょうね。
恋愛の対象でないからこそ生まれる親近感。これってホント大切だと思います。愛があります。

物語としてはいつものドタバタ劇でスラスラと読めます。
ミステリーとしてはちょっと安直だったかな~とも思いますが、そこはキンジーのキュートさで十分カバーできています。
アルファベットシリーズもまだまだあるので、これからも楽しみです。



裁きのJ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
スー・グラフトン裁きのJ についてのレビュー
No.140: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ゼルプ登場!

ゼルプって何だろうって思っていました。
人の名前なんですね、ドイツ人だそうです。

シュリンク氏の小説は「朗読者」「逃げていく愛」を既読ですが、イマイチ面白いとは思っていませんでした。
でも、このシリーズは相性がいいようで、引き続き読みたい!と思わせるものがありました。
ゼルプ氏のキャラクターもそうですし、他の登場人物もわかりやすくて読みやすい点もそうでしょうし、物語の展開が私にはちょうどいいようです。
楽しみが一つ増えました。

ゼルプの裁き (SHOGAKUKAN MYSTERY)
ベルンハルト・シュリンクゼルプの裁き についてのレビュー
No.139: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

はじめてのデボラ・クロンビー氏

期待半分・ガッカリ度半分で読み始めましたが・・・・。
結構良い話じゃないですか。

まず設定がしっかりしていること。
主人公のキャラ設定が詳細に知らされているので読み進めやすい、そして彼を取り巻く人たちも実に分かりやすいキャラクターで外国の話とは思えないほど自然です。

随分と昔の小説なので、古臭さも多少感じましたが、これはこれでいいと思います。
まずはミステリーであること、これが重要だと思えば、シリーズ化になっているのもうなづけます。
あと何冊かは是非とも読みたいものです。



警視の死角 (講談社文庫)
デボラ・クロンビー警視の死角 についてのレビュー
No.138:
(7pt)

ボックス氏の本はほとんど読んでいるのですが

読み残しがあったので、随分前の本でしたが読んでみました。

毎回思うことは、怪我が痛そう・寒そう・辛そう・・・・。
内容としては、まあまあ面白かったのですが、突拍子のないことが多くて私的にはリアルを感じませんでした。
次回書こうと思っている「鹿の王」の方がリアリティがあって話に引き込まれましたね。

ボックス氏の良さは絶対に経験できないことを我がことのように想像の中で体験できて、そして主人公に共感できることだと思うのです。
その点、この本は物足りなさを感じますが、親子の繋がりを再確認する上では重要だと思います。



裁きの曠野 (講談社文庫)
C・J・ボックス裁きの曠野 についてのレビュー
No.137: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

うーん、想像していたものとは違った!

こういう社会派的ミステリーは難しいですね。
まずその国の社会を理解していないと、何が何やら?でそれだけに神経がとらわれそうです。

好みとしては痛快なミステリーを読みたいところなのですが、ルースルンド氏の小説はそう簡単にはいきません。
話が込み入っているので、再読も難しいでしょう。
社会派ミステリーがお好みの方にはお勧めです。


地下道の少女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
アンデシュ・ルースルンド地下道の少女 についてのレビュー
No.136: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ヴァランダー警部シリーズは大好きです!

独特の世界観を持つ警部です。
年齢に関係なく大変魅力的な男性でもあります。
前は夢中になって読んでいたのですが、しばらくご無沙汰してました。

久々に読んで、その魅力を再発見と書きたいところですが、ミステリー自体は平凡でこれといった目玉?はありませんでした。
警部自身にノスタルジックを感じはしましたが、アッと驚くような展開が欲しかったところです。
あと数冊新しい本が出ているようなので、そちらに期待します。


ピラミッド (創元推理文庫)
ヘニング・マンケルピラミッド についてのレビュー
No.135: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

あまりにも込み入りすぎて、途中ペースダウンしちゃいました

「開かれた瞳孔」や「ハンティング」は面白かったのですが
この「グッドドーター」はそこまでの面白さはなく、ただただ話がややこしすぎて途中で興味断念しちゃいました。
話が複雑になればなるほど、本来のミステリーから外れていったような気がします。
ミステリーというよりも人間ドラマが近いのかも!?

今、あと二冊新作が出ているようですが、とりたてて早く読みたい!という気持ちにはなれないようです。


グッド・ドーター 上 (ハーパーBOOKS)
カリン・スローターグッド・ドーター についてのレビュー
No.134: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

北欧の名前は難しいです

まず登場人物が多いこと。
次に名前を見ただけでは、その人が女性なのか男性なのか・・・見当がつかないこと。
これにプラス内容が込み入っていると、読むだけで苦しくなります。

半分までは断念しそうでしたが、慣れてくると段々と小説の面白さが頭に入ってきて、あとは大丈夫でした。
つまらないミステリーでは決してありませんが、読む側としては覚悟が必要です。
読み進めながら、何度も登場人物の確認をして、それからまた集中する・・・大変ですが、それなりの成果は必ずあります。


悪しき狼 (創元推理文庫)
ネレ・ノイハウス悪しき狼 についてのレビュー
No.133: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

多少、スティーヴンキング的な?

キング氏の小説は長いものが多いですが、ジムトンプスン氏の小説は程よい?長さで飽きさせずドンドン読み進めます。
ちょっとだけファンタジーっぽい点もあって、キング氏の本と似てるな〜という印象でした。
気軽に読めて(旅先でとか、電車の中でとか)あとを引かないので、軽いものが読みたい方にはお勧めです。

あと数冊挑戦してみようと思っています。

死ぬほどいい女
ジム・トンプスン死ぬほどいい女 についてのレビュー
No.132: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ずっと読みたかった一冊

やっと読めました。
でも、期待が大きかったせいか、「絶賛!」というものではありませんでした。
非常によく考察されたミステリーではあるのですが、「策士策に溺れる」ではないですが
もう少しシンプルな方が良かったのでは?!

一度読むと犯人も動機もわかる、それでももう一度最初から読んでみたい・・・この範囲ではなかったです。
個人のし好が分かれるところでしょうが、私が好きな小説のタイプではありませんでした。

カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)
No.131: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ハッピーなことはいいことなのだけど

短編集と「石を放つとき」(中編)の組み合わせです。
ブロックは短編も上手なのは十分把握していましたが、この本に含まれているものも大半が秀作だと思います。
中編の「石を放つとき」は、今までのマシュースカダーとちょっと違う面が出ていて、これはこれで(人は良くも悪くも歳をとる)味があると思います。
ただ、ずっとスカダーとエレインに接してきた身としては、淋しいものがあります。



▼以下、ネタバレ感想
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石を放つとき (マット・スカダー・シリーズ)
ローレンス・ブロック石を放つとき についてのレビュー