ハーレー街の死



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初公開日(参考)2007年03月
分類

長編小説

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ハーレー街の死 (論創海外ミステリ)

2007年03月01日 ハーレー街の死 (論創海外ミステリ)

ロンドンのハーレー街にある診療所で医師の変死体が見つかった。死因はストリキニーネによる毒死。検死審問では、目撃者の証言と動機の不在から他殺でも自殺でもなく事故死の評決が下った。だが、何かが気になる。プリーストリー博士の書斎に集まるメンバーは捜査と推理を始めた。そして博士は事故でも自殺でも他殺でもない「第四の可能性」を示唆するのだった…。意外な真相が待ち受ける、本格派の巨匠ジョン・ロードによる最高傑作。ついに邦訳なる。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

ハーレー街の死の総合評価:7.00/10点レビュー 3件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
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(7pt)

古典的な人間ドラマ?それともやっぱりミステリー?

これも正統派ミステリーに属するものと言えます。
派手な演出もなく淡々と謎解きが始まる・・・・。

面白いといえば面白いのでしょうが、現代に慣れてしまっている身としてはやはり物足りなさを感じてしまう。
私の場合は、古典的ミステリーよりもキャシーマロニーのような痛快でキレッキレのミステリーが好みなのでしょう。
あ〜マロニーを読みたい!


ももか
3UKDKR1P
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(3pt)

探偵に魅力なさすぎです。

この作家については、検索してみるとミステリー黄金時代の作家であり、非常に多くの作品を書いた作家ながら、日本に紹介される機会を失った、いわば中堅クラスの作家ではないかと推測されます。が、紹介されなかったのも道理で、いくらシリーズ探偵といいながら、探偵の個性、魅力が全く書かれていない。ミステリーとしてはまずまずの出来だと思うのですが、それだけに本当にもったいない。
ハーレー街の死 (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:ハーレー街の死 (論創海外ミステリ)より
4846007464
No.1:
(4pt)

地味ですが感動の人間ドラマを味わえる著者の代表傑作です。

英国古典本格ミステリーの重鎮ジョン・ロードの実力が窺える代表傑作が遂に邦訳刊行されました。本書に登場する名探偵で数学者のプリーストリー博士は、これまで他の名探偵に比べて低い評価に甘んじて来ました。その理由としては、同じ博士の称号を持つJ・D・カーのお馴染みフェル博士のような愛嬌や面白味が全くなくて、ひたすら真面目で頭脳明晰な堅物という印象の人物像だからでしょう。しかし本書を読み終わると決して厳格なだけでなく正義を広い意味で解釈する人情を持ち合わせた心優しき探偵であるのに気づかされます。事件は、ロンドンの富裕な開業医が自ら致死量以上のストリキニーネを注射して死亡するという一見単純な物だった。検死審問では事故死の評決が下ったが、プリーストリー博士は疑問を抱く。前途洋々で順風満帆だった医者に自殺の動機は考えられず、毒の適量を熟知している専門家が誤まるはずもなく、真相の究明は難解な様相を呈する。博士は推理する。この事件は事故でも自殺でも他殺でもない第四の場合であると。本書は著者の代表傑作ではあるのですが、多少の問題点はあります。ひとつはスコットランド・ヤードのジミー警視の尋問場面が冗長で我慢しなければならない事。それから最大のポイントは、謎の解明が医学的知識が無いと掴み得ないという点です。推理小説というジャンルはどうしてもフェアプレーが判断基準になりますので、読者にとっては微妙に判断に迷う所でしょう。しかし本書に描かれる人間ドラマは素晴らしく見事な一級品であり、小説としての完成度は極めて高く、読後必ず深い満足感が得られる事を保証致します。著者には全部で百四十四冊もの作品がありまして、これまで日本では正当な評価がされていなかったように思いますので、これを機に今後も埋もれた作品群を数多く紹介して頂いて再評価の機運が盛り上がって行けば良いなと願っております。
ハーレー街の死 (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:ハーレー街の死 (論創海外ミステリ)より
4846007464



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