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フレディ さんのレビュー一覧

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レビュー数142

全142件 101~120 6/8ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.42:
(6pt)

終末のフールの感想

あと8年で隕石が地球にぶつかって世界が滅亡する。その時人はどのような行動をするのかという主題での短篇集です。
ややベースの設定に無理があるような気がして読んでいましたが、それらを除けば一つ一つのお話は色々と考えさせられるところがありました。
ラストはややあっけなかった気がします。
終末のフール (集英社文庫)
伊坂幸太郎終末のフール についてのレビュー
No.41:
(7pt)

その時までサヨナラの感想

あまりミステリーという感じではないですが、大変読みやすく、ドラマを見ているような感じであっという間に読み終わってしまいました。
仕事人間で家庭を顧みず、やや自分勝手な出版社の編集者が、ある日突然別居中の妻が事故で死んだとの連絡を受ける。あるきっかけで、今までほとんど接してこなかった残された4才の息子との共同生活が始まり、少しづつ変わっていく自分に心を開いていく息子、そして、そのきっかけを作ったひとりの女性とのお話。
同じぐらいの息子がいるので私はとても共感しました。(多少読み手を選ぶかもしれません)

その時までサヨナラ
山田悠介その時までサヨナラ についてのレビュー
No.40:
(6pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

プリズムの感想

登場人物が切り替わり、それぞれの視点で推理を繰り返していきます。前の人の推理を覆し、実は・・・と進んでいきますが、ラストにもう少し衝撃があればよかったかと。

プリズム (実業之日本社文庫)
貫井徳郎プリズム についてのレビュー
No.39:
(6pt)

そして誰もいなくなるの感想

高校の演劇部を舞台に、名作”そして誰もいなくなった”にそってそのままストーリーが進みます。すごく読みやすいのですが、後にあまり残らなかったです。というかそのまんまやん。。。
そして誰もいなくなる (中公文庫)
今邑彩そして誰もいなくなる についてのレビュー
No.38:
(4pt)

蒼林堂古書店へようこその感想

古本屋の常連さん達が巻き起こす短編小説です。
ただ、ビブリアシリーズを読んだ後だったので、ちょっと物足りなかったです。。。
蒼林堂古書店へようこそ (徳間文庫)
乾くるみ蒼林堂古書店へようこそ についてのレビュー
No.37: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

グレイヴディッガーの感想

ドナーとなった主人公が事件に巻き込まれて、移植手術に間に合うようにただひたすらに逃げまくる。とにかく、スピーディーかつ怒涛のように逃げまくるストーリー展開で、迫り来るハラハラドキドキ感はやはりすごい!
まさに、映画’逃亡者’を彷彿させる作品です。

グレイヴディッガー (角川文庫)
高野和明グレイヴディッガー についてのレビュー
No.36: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

夜明けの街での感想

ひと昔前の2時間ドラマのような作品です。(たしか映像化されていたと思いますが)
浮気のドキドキ感がよく書けており、中年サラリーマン向けかもしれませんが、ミステリー感もあります。
ラストの妻の行動が想像するとゾッとして怖かったです。くわばらくわばら。。。
夜明けの街で (角川文庫)
東野圭吾夜明けの街で についてのレビュー
No.35: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

フリークスの感想

アナザーと同じようなテイストかと思って読んでみましたが、精神科病棟の錯乱したお話でした。
雰囲気も陰湿で、これといった面白いと思うポイントがなかったです。
フリークス (角川文庫)
綾辻行人フリークス についてのレビュー
No.34: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

ラッシュライフの感想

これはまさに名作ですね。
まったく関係ないと思っていた複数の人間の人生が並行して進んで行き、複雑に絡み合い、そしてラストへとつながっていく。
後半にマジックを見ているような感覚でそれぞれが絡みあっていく、この感覚をみなさんぜひ味わってください。

ラッシュライフ (新潮文庫)
伊坂幸太郎ラッシュライフ についてのレビュー
No.33:
(4pt)

人格転移の殺人の感想

たぶんきっと読み込むと面白いんだと思いますが、読んでる最中は誰が誰だかわからなくなり、頭が混乱して読んでいました。「七回死んだ男」面白く、次の作品として期待していただけに残念でした。
人格転移の殺人 (講談社文庫)
西澤保彦人格転移の殺人 についてのレビュー
No.32:
(6pt)

光媒の花の感想

ん。。。前編を通し不気味な雰囲気で始まり、そして終わりました。
ホラーは好きですが、精神的に少しきつかったです。(好みの問題かと思いますが)
光媒の花
道尾秀介光媒の花 についてのレビュー
No.31:
(8pt)

不祥事の感想

銀行の事務部門が各視点に臨店し、事務指導するお話と聞くと一見面白くもなく、感じられますが、それぞれの支店での不正や不祥事を痛快に解決する様は見ものです。
「女半沢直樹」と言われますが、まさにそのイメージがピッタリ!
短編ですが、大変面白く、気持ちよく読ませていただきました。
新装版 不祥事 (講談社文庫)
池井戸潤不祥事 についてのレビュー
No.30:
(5pt)

新・日本の七不思議の感想

「邪馬台国はどこにありますか」「新・世界の七不思議」の続編です。
前の2冊と異なり、静香と宮田の恋行方(?)が中心に書かれていますが、歴史バトルはバトルがないので今ひとつ。目新しい新説もなく、ややがっかり。
シリーズの番外編として考えるのがよろしいかと。
新・日本の七不思議 (創元推理文庫)
鯨統一郎新・日本の七不思議 についてのレビュー
No.29: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

6時間後に君は死ぬの感想

13階段に魅せられて、他の高野作品をと読みましたが、大変面白かったです。
短編かと思いきや、途中の小説もある一人の登場人物で繋がっており、特に最初と最後は対になっています。
それぞれの話が必ずしもハッピーエンドではないのですが、なぜか気持ちよく、心地よく終わりったように感じられました。短編ですが、それぞれの主人公の重く切ない人生を感じられるストーリ展開が絶妙でした。
6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)
高野和明6時間後に君は死ぬ についてのレビュー
No.28: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

天使の囀りの感想

探検先から帰国した彼が帰国後に性格が変貌し、自殺した。次々に不慮の死を遂げる関係者達。探検先の地で何が起こったのか?というようなお話。
とにかく天使の囀りが怖く、正体を知ると気持ち悪くなります。
最初の方のいつものうんちくが若干読み疲れますが、後半からラストにかけての惹きつける文章はさすがです。


▼以下、ネタバレ感想
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天使の囀り (角川ホラー文庫)
貴志祐介天使の囀り についてのレビュー
No.27: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

ダイイング・アイの感想

天才東野圭吾の最大の駄作と聞いて、思わず読んでしまいました。
最小の方の設定が宙ぶらりんになり、一体何が言いたいのかよくわからなかったですが、当初の設定はユニークなので文庫本を出すにあたり、もう少し大幅に手直しすればよかったかと。
まあ、こんな作品もたまにはあるのかなというものです。

ダイイング・アイ
東野圭吾ダイイング・アイ についてのレビュー
No.26:
(6pt)

告白の感想

正直なところ、期待しすぎたせいか評判ほど面白くなかった。
話し手(視点)が替わる小説も他にたくさんあるし、動機にもまったく感情移入ができなかった。
読みやすい小説ではあったが、残念。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
湊かなえ告白 についてのレビュー
No.25: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

影法師の感想

冒頭から主人公の竹馬の友磯貝彦四郎の死を知ったところからはじまる。
剣豪であり、頭脳明晰であり、かつ人格も優れている彦四郎がなぜ不遇の死を遂げたのか。
主人公の勘一は、あらゆる部分で自分より優れていた竹馬の友彦四郎に幼き頃助けれれ、勇気づけられ、生きる希望を与えられた。彦四郎を目標に、自らの夢に向かって下級武士から上り詰めようと必死にあがいていく。
壮絶な大河ドラマを見ているような迫力で、ラストでの驚愕の事実までまったく目を離させない筆力がある。読み終わった後、影法師のタイトルを見るとグっとくる!

ただ、文庫本にだけある袋とじページは、正直なところなくてもよかったと思う。
(うすうす気づいてはいたが、読んだあと若干しらけてしまう。。。)
影法師 (講談社文庫)
百田尚樹影法師 についてのレビュー
No.24: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

レインツリーの国の感想

ひょんなことからインターネットのホームページ「レインツリーの国」を見つけ、管理者に恋心を抱くお話です。メールでのやりとりだけでは収まらなくなりついには二人は合うことになりますが、その彼女には一つの秘密がありました。二人の恋の葛藤が短いページに丹念に書かれており、大変楽しく、あっという間に読み終わってしまいました。
図書館戦争2とも絡んでいるようですので、そっちも読んでみたいと思います。
レインツリーの国 (新潮文庫)
有川浩レインツリーの国 についてのレビュー
No.23:
(4pt)

鳥人計画の感想

スキージャンプ中に殺人事件が起こった話で、2時間サスペンスドラマの雰囲気は否めない。
名作の多い東野作品の中の読まなくていい本の一つです。
鳥人計画 (角川文庫)
東野圭吾鳥人計画 についてのレビュー