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フレディ さんのレビュー一覧
フレディさんのページへレビュー数20件
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今作のテーマは、江戸川乱歩に関わる本についての長編です。
1~3と比べ、江戸川乱歩の本に関するエピソードが濃く、じっくりと丁寧に書かれています。これまでの伏線と今後の展開への伏線も貼られており、次回作が待ち遠しくなるなります。 相変わらず、読者の興味を惹きつける文章・表現はさすがです。 |
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西澤作品の初読でしたが、大変面白い良作です。
当初は西澤作品独特のルールに戸惑う部分がありましたが、中盤以降西澤ワールドにドップリとはまってしまいました。 タイトルからも分かるとおり、被害者が7回死ぬループものですが、途中分かっていても繰り返す場面に思わず笑ってしまうことが多々ありました。伏線の張り方もよく、ラストの展開も見事でした。 |
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気づく人と気づかない人で面白さが違うと思いますが、私は気づかない人だったので大変楽しめました。「殺戮に至る病」的な作品かと思っていましたが、そこまではグロテスクではありませんが、ダークな部分は好き嫌いが分かれるかもしれません。
推理小説好きにとっては、いつか読んでおくべき本の一つではないでしょうか。 |
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綾辻行人の館シリーズ最高傑作ですが、まさに「ありえない。。。」と感じさせるほどの超アクロバット的なミステリーです。
ここまでプロットを綿密に練り組まれている作品は他に類がなく、伏線など完璧な作品として仕上がっています。ただ、人の名前が海外のミステリー作家の名前で呼ばれており、よく知らない人は読んでいる途中で誰が誰だか分かりずらくなるのではないかと思います。 小説でしか味わえない名作中の名作ですね。 |
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まさに「はめられる恐怖!」と「追われる恐怖!」です。
序盤は生命保険業界の裏側がよく書かれており、ワイドショーに出てくるようなリアルな部分に怖さを感じました。終盤の追われる恐怖は、まさに昔やったゲーム「クロックタワー2」のシザーマンを思い出し、夢に出てきそうなぐらい恐ろしいです。。。 これほど黒い小説はないのではないかと。 |
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岡嶋二人の名作の一つ。
アルバイトで参画した「クライン2」というゲーム空間に入り込み、現実とゲームを交互に行うことで、いつしか何が現実で、何が仮想空間なのがわからなくなっていき、真実を探し出すというストーリー。正直、読んでいてもどっちがどっちだか分からなくなってきます。 ストーリーへの引き込ませる筆力はさすがですが、ラストは個人的に好みでなかったです。 |
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筒井康隆の「時をかける少女」のオマージュですが、雰囲気が大好きな作品です。
過去と現在とが交互に語られますが、毎回ごとに違和感が膨らんで行き、怒涛のように繰り返してきます。展開が早く、なんだ、なんだ、なんだ。。。と圧倒的な迫力でストーリーが進んで行き、ラストにぶっ飛ぶような展開がまっています。 こっ。。これはつかれるわ・・・。なお、ラストのオチも一品でした。 |
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乾くるみの2題名作の一つ。
リピートするまでの前段がやや長く感じましたが、後半部分の怒涛の急展開での伏線回収がたくさん用意されており、「なるほど確かに必要だ!」と再認識。 「イニシエーション・ラブ」「リピート」とこの2作は本当に緻密に計算された作品で、著者の能力の高さをひしひしと感じます。(他の作品が比較にならないくらいお粗末なのが大変残念です) |
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冒頭から主人公の竹馬の友磯貝彦四郎の死を知ったところからはじまる。
剣豪であり、頭脳明晰であり、かつ人格も優れている彦四郎がなぜ不遇の死を遂げたのか。 主人公の勘一は、あらゆる部分で自分より優れていた竹馬の友彦四郎に幼き頃助けれれ、勇気づけられ、生きる希望を与えられた。彦四郎を目標に、自らの夢に向かって下級武士から上り詰めようと必死にあがいていく。 壮絶な大河ドラマを見ているような迫力で、ラストでの驚愕の事実までまったく目を離させない筆力がある。読み終わった後、影法師のタイトルを見るとグっとくる! ただ、文庫本にだけある袋とじページは、正直なところなくてもよかったと思う。 (うすうす気づいてはいたが、読んだあと若干しらけてしまう。。。) |
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ひょんなことからインターネットのホームページ「レインツリーの国」を見つけ、管理者に恋心を抱くお話です。メールでのやりとりだけでは収まらなくなりついには二人は合うことになりますが、その彼女には一つの秘密がありました。二人の恋の葛藤が短いページに丹念に書かれており、大変楽しく、あっという間に読み終わってしまいました。
図書館戦争2とも絡んでいるようですので、そっちも読んでみたいと思います。 |
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貴志祐介の最高傑作!との名高い本ですが、個人的には2番目(1番がクリムゾン)ぐらいです。
未来の世界で呪力をもった人々が超能力のようなもので、進化した(?)ネズミと戦うお話ですが、とにかくボリューム(文庫で3冊)があり、読むのが遅い私は半月かかってしまいました。。。 序盤はハリーポッターのような展開で進み、後半はネズミ軍団との壮絶な戦いですが、世界観がしっかりしているのでどんどん引き込まれていきます。 (アニメ化が成功したのがうなずける作品です) |
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クリスマスをテーマにした短篇集で、どの話もスッキリと気持ちよく完結しました。
百田尚樹初読みですが、とても読みやすく、まるでオムニバスのテレビドラマを見ているように一気に読み終わってしまいました。重い話はありませんので、電車の中で気楽に読むのには最適な本だと思います。 |
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【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
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知らぬまに地下室に閉じ込められた仲間たちが、なぜ閉じ込められたのか、どうすれば脱出できるか、それぞれ思惑や感情がぶつかり合い、とてもテンポのいい小説です。
登場人物は自分勝手な人たちばかりですが、話のテンポにどんどん会話に引き込まれていきます。 岡嶋さんの小説はとても読みやすく、あっという間に読み終わってしまいました。 (古臭さを全く感じませんでした。) |
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占星術殺人事件、斜め屋敷の犯罪は個人的に合わなかったため、少し読むのを躊躇していましたが、異邦の騎士は大変面白かったです。
序盤から、話にのめり込み、このあと一体どのような展開になるのかまったく先が読めませんでした。ラストの謎解きは若干急な展開で、正直なくても全然面白いと思います。(御手洗ファンの方すみません) 謎解きを楽しむものではなく、ストーリー展開を楽しむものとして大変面白い作品です。 |
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10年以上昔に読んだのですが、内容を忘れたため再読しました。
はっきり言って気持ち悪いです。(特にラストは吐き気がしました) ただし、ストーリー展開、構成のうまさ、そして伝説とされてるラストのどんでん返しはまさに圧巻です。すごく面白くよく出来た作品ですが、気持ち悪いのでまた10年ぐらい読みたくないです。 |
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評判が良いので読んでみましたが、赤川次郎の代名詞である三毛猫ホームズや幽霊シリーズにはないテイストでした。
ホラー&サスペンス系ですが、スピーディーかつはらはらドキドキする展開が怒涛のように続き、最後に見事にひっくり返されます。 初期の作品とは思えない、これが赤川次郎の最高傑作です。 (他の本も久しぶりに読んでみたくなりました。) |
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ブラックユーモアな短篇集のシリーズです。
4冊とも読みましたが、この本が一番のお気に入りです。 全般を通して出版会の裏話を面白おかしく物語にしており、短編ですが、少しずつつながっています。 特に最後の話は、不覚にも泣きそうになりました。 |
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