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フレディ さんのレビュー一覧

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レビュー数33

全33件 1~20 1/2ページ
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※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.33:
(6pt)

プリズムの感想

多重人格者の話ですが、内容が少々現実離れしており、著者の本にしてはリアリティーがなく、感情移入ができませんでした。
また、ラストの部分がうたい文句でしたが、少々期待外れです。読みやすい文章だっただけに残念。
プリズム (幻冬舎文庫)
百田尚樹プリズム についてのレビュー
No.32:
(6pt)

風の中のマリアの感想

働きバチ「マリア」の自然界で生き抜く障害を描いたお話です。
読んでいて「なるほどな」と思う部分は多々ありましたが、ハチの生態を細かく書いて小説化しただけと感じてしまいました。ただ著者の他の作品同様に生き抜く力強さはこの作品にもよく出ています。
風の中のマリア
百田尚樹風の中のマリア についてのレビュー
No.31: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

どちらかが彼女を殺したの感想

加賀シリーズですが、読者への挑戦をテーマとした第1弾ですが、問題は細かな点を読み解く読解力、推理力などが高く要求されるので、一般人には少し難しく、最後はもやもや感が残ります。
(袋とじにもヒントのみで、正解は明確には記載されていないので、わからない人はググってください)
さて、本題のストーリーはというと、’とても切ない’です。この辺の読者への感情の持たせ方はさすがです。

どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)
東野圭吾どちらかが彼女を殺した についてのレビュー
No.30: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

アクロイド殺しの感想

アガサクリスティーの名作の一つですが、直訳風の和訳が合わず、読みずらかったです。
古い小説なので、致し方ありませんが、ストーリーはNHKのポアロシリーズを見ているようで大変楽しかったです。物議を醸したラストは、内容を知らなかったので、これもアリじゃないかと思いました。
アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティアクロイド殺し についてのレビュー
No.29:
(6pt)

弥勒の掌の感想

我孫子先生の作品は、「かまいたちの夜」ゲーム→「殺戮に至る病」の順で入ったためか、その他の作品が今一ピンと来なかったのですが、久々に面白く読ませていただきました。
妻を殺された謎を探るため、とある主教団体に挑んでいくお話ですが、その団体の巧さにはびっくりです。ただ、オチとラストには個人的には???(ここでこのパターン?)と思ってしまいました。

弥勒の掌 (文春文庫)
我孫子武丸弥勒の掌 についてのレビュー
No.28: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

魔球の感想

冒頭野球の試合シーンから始まったため、珍しく野球の青春小説家かと思いましたが、その後は殺人事件もあり、「魔球」の謎を追うという、どっぷりとしたミステリーでした。
初期作品の同級生や放課後と同じで、作者の瑞々しさがよく出ており、なぜか懐かしい気持ちになりながら読んでいました。現在の作品のようなエンターテイメント性は少し薄く、少しパンチ力にもかけますが、たまにはこんな純粋な作品を読むのもいいかなと思います。

魔球 (講談社文庫)
東野圭吾魔球 についてのレビュー
No.27:
(6pt)

果つる底なきの感想

池井戸潤氏のデビュー作です。
銀行を舞台にしたところはおなじみですが、半沢直樹シリーズや下町ロケット等と比べてミステリー色の強い作品です。金融業界あり、殺人事件あり、格闘シーンありと趣向を凝らしていますが、もう一つパンチがない感じがします。いつものスカっとする感じも、やや弱いですね。
とはいえ、大変読みやすく、わかりやすい丁寧な文章のため、一気に読んでしまいました。
果つる底なき (講談社文庫)
池井戸潤果つる底なき についてのレビュー
No.26:
(6pt)

新・世界の七不思議の感想

「邪馬台国はどこですか」シリーズの続編です。
今回は前回の続きの流れで「世界史のミステリー」を仮説を立てて推理していきます。
歴史に無知な私は少し信じ込んでしまいました。
新・世界の七不思議 (創元推理文庫)
鯨統一郎新・世界の七不思議 についてのレビュー
No.25: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ジェノサイドの感想

海外作品のような作風で、これまでの高野作品とは若干異なる感じかと思います。
読んだ感想はというと、政治的な部分はなしにしても、個人的にあまり引き込まれず、ただただ長いと感じてしまいました。どちらかというと映像化向けの作品と思います。
高野ファンとしては大変楽しみにしていた作品だっただけに大変残念です。
ジェノサイド
高野和明ジェノサイド についてのレビュー
No.24:
(6pt)

ボトルネックの感想

タイムパラドックスで、自分が存在せず、死んだはずの姉が生きていた世界に迷い込み、自分が存在した世界と姉が存在した世界の違いを感じながら、その差の秘密を探ろうとするお話です。
自分が主人公に感情移入しすぎると、最後にショックを受け、トラウマになってしまいそう。

ボトルネック
米澤穂信ボトルネック についてのレビュー
No.23: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

双頭の悪魔の感想

有栖川作品の最高傑作と名高い作品でしたので、大変楽しみにしていたのでしたが、感想としては「とにかく長かった」です。
最近の作品ではないのでエンターテイメント性はあまりありませんでしたが、メインである3回にわたる読者への挑戦状を作るために、さまざまなヒントを散りばめてあり、そこまでの話がとにかく長い。
あまりメリハリも大逆転もなく淡々と事件が起こり、淡々とした推理が続き、サイドストーリーのアリスとマリアの関係も煮え切らず、正直消化不良な作品でした。
(月光ゲームが面白かっただけに少々残念でした)

双頭の悪魔 (創元推理文庫)
有栖川有栖双頭の悪魔 についてのレビュー
No.22: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

カラット探偵事務所の事件簿1の感想

タイトルからも分かるとおり、探偵小説の短篇集です。
一つ一つの謎は、読みやすくまずまずの話ですが、最後にあっと驚く仕掛けがあり、ちょっとそれはアンフェア?と乾マジックが炸裂していました。。。(個人的には好きですが)
さらっと読み飛ばさずに、ぜひ最後まで読んでみてください。
カラット探偵事務所の事件簿 1 (PHP文芸文庫)
乾くるみカラット探偵事務所の事件簿1 についてのレビュー
No.21: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

放課後の感想

天才東野圭吾のデビュー作です。
初期の作品に多いミステリー色が強く、派手さはありませんが、なんとも時代を感じさせる作風は結構好きだったりします。
放課後 (講談社文庫)
東野圭吾放課後 についてのレビュー
No.20: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

セカンド・ラブの感想

イニシエーション・ラブの続編かと思って読んでしまうと痛い目を見る作品。
仕掛け自体はユニークですが、ストーリー展開にはかなり無理があるし、とても理不尽さをかもし出しています。イニシエーション・ラブの時の気持ちよく騙された感はなく、すごく後味は悪かったです。
理不尽さがなければ、もう少し面白かったのに。。。
セカンド・ラブ (文春文庫)
乾くるみセカンド・ラブ についてのレビュー
No.19: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

卒業―雪月花殺人ゲームの感想

加賀の最初の事件です。とはいっても、刑事ではなく大学生時代のお話。
加賀シリーズを順番に読めば最初に読むべき作品ですが、新参者や赤い指が有名すぎて、そちらを先に読んだ人(ドラマを見た人も)にとっては外伝的な作品に見えるかもしれません。
父親との関係、初恋、大学時代の生活などファンにとってはたまらない情報が沢山盛り込まれていますが、本題の殺人トリックはとても地味な感じでした。
(ちなみに阿部寛の大学生役には無理があるので、ドラマ化はしない方がいいでしょう。他の役者じゃイメージも壊れるし。。。)
卒業 (講談社文庫)
東野圭吾卒業―雪月花殺人ゲーム についてのレビュー
No.18:
(6pt)

パラレルワールド・ラブストーリーの感想

タイトルから完全な恋愛ものかと思っていましたが、科学色、ミステリー色がやや強いです。
冒頭のすれ違う電車の中での二人の出会いの場面は切なさがあり、とてもよかっただけに、中盤以降がやや中だるみ感がありました。

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)
No.17: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

向日葵の咲かない夏の感想

道尾作品の中で最も賛否が分かれる作品。
友達の首吊り自殺を目撃した少年が真実を見つけ出そうとするミステリーですが、独特の雰囲気、巧みな文章から繰り出す世界感、常に何かの違和感を感じながら物語は進んでいきます。
ラストは正直分かりずらかったですが、ネットで調べてようやくすっきりできました。
(奇書に近い分類でしょうか)
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
道尾秀介向日葵の咲かない夏 についてのレビュー
No.16: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

重力ピエロの感想

タイトルからも想像できますが、かなり重いテーマの作品です。
重いテーマを伊坂さんならではの軽快なトーンで書き上げていますが、やはり最後まで疑問が残る作品でした。
重力ピエロ (新潮文庫)
伊坂幸太郎重力ピエロ についてのレビュー
No.15:
(6pt)

春期限定いちごタルト事件の感想

古典部シリーズが好きでしたので続けて小市民シリーズを読んでみましたが、古典部のような楽しさは感じられず、やや推理に重点をおいており別物な感じでした。。。主人公二人がちょっと暗いかな。。。(まぁ小市民ですから)

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)
米澤穂信春期限定いちごタルト事件 についてのレビュー
No.14: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

雀蜂の感想

貴志作品は大好きですが、この作品だけダントツに評判が悪いので読んでみましたが、そこそこ面白かったです。(とはいえ、世にも奇妙な物語の1話(20分もの)のレベルではありますが)
ただ、ラストの切り返しが悪く、一体何の話だったんだと後味の悪い話ではあります。
(あまりも唐突に話が始まるからだと思いますが。。。)
雀蜂 (角川ホラー文庫)
貴志祐介雀蜂 についてのレビュー


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