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フレディ さんのレビュー一覧
フレディさんのページへレビュー数142件
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3人の殺し屋の視点(ひとりは鈴木の視点ですが)が交互に切り替わり物語が進んでいき、徐々に終点に向け3人が近ずいていきます。「ラッシュライフ」にような複数の人生が見事に絡み合うような感動はありませんでしたが、3人の殺し屋それぞれにどぎついほど個性が強く面白かったです。
他の伊坂作品と比べ独特のテンポがなく若干読みずらかったです。 |
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作品の性質上これ以上の点数は出しずらいですが、個人的にはこの手のいたずら的な作品は大好きです。この皮肉を笑いにするセンスが東野作品の醍醐味でしょうか?(それともガス抜きか)
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岡嶋二人の名作の一つ。
アルバイトで参画した「クライン2」というゲーム空間に入り込み、現実とゲームを交互に行うことで、いつしか何が現実で、何が仮想空間なのがわからなくなっていき、真実を探し出すというストーリー。正直、読んでいてもどっちがどっちだか分からなくなってきます。 ストーリーへの引き込ませる筆力はさすがですが、ラストは個人的に好みでなかったです。 |
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貴志作品は大好きですが、この作品だけダントツに評判が悪いので読んでみましたが、そこそこ面白かったです。(とはいえ、世にも奇妙な物語の1話(20分もの)のレベルではありますが)
ただ、ラストの切り返しが悪く、一体何の話だったんだと後味の悪い話ではあります。 (あまりも唐突に話が始まるからだと思いますが。。。) |
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著者の本は2冊目ですが、文章力、構成、会話のリズム、トリックどれもレベルが低い印象です。
400頁以上ですが、終始大きな展開もなく、読み終わるのに時間が掛かりました。 タイトルの意味もイマイチよくフィットしませんでした。。。(猫はいっぱい出てきますが) |
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かなり期待して読みましたが、少々消化不良でした。
文章表現があまり巧みではなく、登場人物の名前も’これ名前なの?’と思わず間違えて読んでしまうなど、すんなりと世界に入っていくことができませんでした。 主人公二見は、天才と言われる映画監督’最原最早’(名前です)の映画コンテに引き込まれて二日間読みふけってしまう。映画の撮影、そして完成し、この映画の真実が判明する。。。というストーリー。最後の展開もなんとなくもやもやしていて、感情移入しずらい小説だったのが残念です。 |
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霊現象探求所の真備シリーズの第3弾
前シリーズとは異なり短編集になります。真備の出番も少なく、外伝のような印象です。 独特の雰囲気は同じですが第1弾「背の眼」と比べると読みやすい反面、中身は薄いです。 |
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設定はやや異なりますが、映画「マイノリティーリポート」を彷彿させる展開でした。
プラチナデータの秘密をめぐる展開ですが、やや映画化を意識した展開で、小説で見るよりは映像化に適しているストーリーかと思います。(映画はまだ見てませんが) ただ、やはり一定レベル以上の作品になっているところはさすがだと思いました。 |
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真備シリーズの第1段。著者のデビュー作です。
ホラーテイストで進むストーリーは当初ただのオカルトものかと思っていましたが、どちらかというとミステリー色の強い作品でした。 子供が殺されててく話に個人的には少々あわない感じでしたが、とても読みやすく文庫本で上下巻をあっという間に読み終わりました。ただ、解決してからのラスト100ページの説明が正直長かったです。 |
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筒井康隆の「時をかける少女」のオマージュですが、雰囲気が大好きな作品です。
過去と現在とが交互に語られますが、毎回ごとに違和感が膨らんで行き、怒涛のように繰り返してきます。展開が早く、なんだ、なんだ、なんだ。。。と圧倒的な迫力でストーリーが進んで行き、ラストにぶっ飛ぶような展開がまっています。 こっ。。これはつかれるわ・・・。なお、ラストのオチも一品でした。 |
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腕貫探偵の短篇集です。
毎回同じパターンで、しかも腕貫って・・・と読み続けていましたが、気がついたら癖になって夢中で読んでいました。 何気ない役所の相談コーナーに、話を聞くだけでサラっと事件の真相を見抜き解決してしまい、登場人人物達もいつしか腕貫探偵に夢中になってしますという不思議な小説です。推理というよりはストーリーやネタ重視なところもありますが、気になった方はぜひご賞味ください。 クセになる感じが好きです。 |
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乾くるみの2題名作の一つ。
リピートするまでの前段がやや長く感じましたが、後半部分の怒涛の急展開での伏線回収がたくさん用意されており、「なるほど確かに必要だ!」と再認識。 「イニシエーション・ラブ」「リピート」とこの2作は本当に緻密に計算された作品で、著者の能力の高さをひしひしと感じます。(他の作品が比較にならないくらいお粗末なのが大変残念です) |
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大変読みやすく楽しく読ませていただきました。
衝撃のラストが売ですが、個人的にはその箇所はいらなかったです。(でもそうすると普通の小説かもしれませんが。。。) |
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ストーリー展開はさすがと言わせるものがあります。
貴志作品は大好きなのですが、途中の途中にあるうんちくが説明書きのようで、かつ余りにも長すぎて、今回はさすがに読んでいて嫌になりました。(ストーリーだけだと1/3ぐらいになるのでは?) 感動する前に説明でうんざりしてしまった残念な作品です。 |
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クローズドサークルものですが、独特の雰囲気のある作品でした。
後半怒涛のような伏線回収が見事に決まっていましたが、途中の会話がややだれてしまっています。 クローズドサークルもの独特の推理合戦が個人的にダメなのかもしれません。 |
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映画化された小説ですが、東野作品としては中の下です。
小説より映像化向きかもしれません。 |
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とても読みやすく、一つ一つは面白いのですが、それ以上でも以下でもありませんでした。
これがなぜ「直木賞」なのか?選定基準がよくわかりませんね。。。 |
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正直言って面白くなく読むのが辛かったです。
セリフでの説明が長く、回りくどい言い回しはどうにかならないのかなぁ~と。 |
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伊坂作品には珍しく、相互に関連性のあまりない短編集です。
映画化された作品もいくつか入っているだけに、質の良い作品が多いですが、一編一編がやや短く感じます。タイトル作の「フィッシュストーリー」は長編として読んでみたかったです。 短いのでやや理解できなかった部分があったのが残念です。 |
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往年の「手塚治虫」作品(漫画)を読んでいるような迫力のある作品でした。
強盗に頭を打たれ脳の一部を移植した主人公は、人格が少しづつドナーの人格に支配されていきます。特に中盤からの人格が激変して壊れていく姿は、真に迫るものがあります。 多少のグロテスクな描写はありますが、東野作品の中の隠れた名作のひとつでしょう。 |
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