恩師と向き合う悪徳弁護士・御子柴礼司。「贖罪」の意味を改めて問う、感涙のリーガル・サスペンス。

【本屋大賞翻訳小説部門第1位】弁護士の著者が現実の事件に材を得て、異様な罪を犯した人間たちの哀しさ、愛おしさを描いた連作短篇集。

報酬のためには手段を選ばない悪徳弁護士・御子柴礼司の前に、妹・梓が三十年ぶりに現れる。

丸一年、わたしには一人の依頼人もいなかった。

私の仕事は無罪にすることで、 真相を明らかにすることではない。 30年前に少女を惨殺した過去を持つ弁護士・御子柴礼司。

地位も名誉もある男たちの事故死。病院に入院している少女の不審死。

「法曹関係の圧倒的ディテール、そして司法と検察、弁護の馴れ合いを糾弾する作者の筆致が、実に素晴らしい。

ある日、連邦検事の訪問をうけた弁護士ロビー・フェヴァーは、脱税と判事への贈賄を指摘され、罪の軽減を条件に取引を持ちかけられる。

「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。

女性ばかりの住む白雪荘。その一室でバー『デラ』のホステスあかねが絞殺された。

失踪中の辣腕弁護士が射殺死体で発見された。

不敗の弁護士エイレングラフは言う、 「私の報酬は法外ですが、有罪になったら一銭も支払わなくて結構。

倒産の危機に瀕する老舗のアパレル会社・ゴーラム商会を救うため、 弁護士の美馬玉子は先輩の剣持麗子とともに「会社を倒産に導く女」と噂される経理課の女性の身辺調査を行うことになった。

飼い猫・テヌーの足跡を見て、自身の「大いなる欠け」を知った天才弁護士・百瀬太郎。

モーディカイに共鳴し路上の法律相談所に身を投じたマイクル。

事務所に来ない。最愛の婚約者との挙式の相談もすっぽかした。

累計40万部突破、大人気「猫弁」シリーズ! 冴えない容貌、天才的な頭脳……自分のことは後回しで人の幸せを第一に考える稀代のお人好し弁護士、百瀬太郎。

自分を陥れ、親友の命を奪い、最愛のベスを苦境の淵に突き落した男たちを絶対に許すことはできない。

カギのかかった部屋で、女優の飼い猫が妊娠した。天才弁護士・百瀬太郎に持ち込まれた依頼は「密室猫妊娠事件」。

平和なダウンタウンで起きた、ライフル狙撃による無差別殺人。容疑者は6時間後に特定された。

人も猫も助ける天才弁護士・百瀬太郎は、婚約者の大福亜子ととうとう同居スタート。

天才でありながら、際限なく猫を引き受けてくるという癖（？）により、いまいちエリート街道を歩めない百瀬と、とある事情で彼との結婚までたどり着けない婚約者の亜子。

天才弁護士・百瀬のもとに、一通のメールが届いた。「はじめておたよりします。

落ちぶれた弁護士の男。娘のため、かつて最強と呼ばれた弁護士の誇りをかけて法廷へ。

婚活中の天才弁護士・百瀬太郎は、毎日持ち込まれるやっかいな依頼に悪戦苦闘。

第10回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家の、シリーズ第2弾です。

2001年5月、ベルリン。67歳のイタリア人、コリーニが殺人容疑で逮捕された。

「被疑者の言うことを唯一信じてあげるのが弁護人でしょう」 犯罪被害者家族でありながら、 刑事弁護に使命感を抱く持月凛子。

ドラマ「女はそれを許さない」の書き下ろし小説! 31歳 弁護士の資格アリ 弁論する手腕ナシ VS 41歳 弁護士の資格ナシ グレーな手腕アリ 一流弁護士の凜香は、突然あらぬ疑いをかけられ資格停止、事務所もクビになる。

殺人事件の裁判を逆転無罪に導き、一躍その名を高めた弁護士・本多。だが、彼の下にやってくる依頼は、散々な内容ばかり。

「無実の罪を着せられた人々を救いたい―」そんな理想に燃える新人弁護士の本多は、初めての刑事裁判で苦戦を強いられていた。

弁護士事務所で働く風町サエは、殺人罪で服役経験を持つシングルマザー。十六歳で不登校の息子がいる。

一人暮らしの六十二歳の画家が殺され、第一発見者で家政婦をしていた生野美帆が容疑者に。

〈その日から僕は、死者が視えるようになったのである──〉 それは暗い夜のことだった。

映像証拠が残るという絶望的な状況すらも裁判の場で覆した“悪魔の弁護人”こと阿武隈。

弁護士。

弁護士の「私」は、新米女性弁護士・土田と一緒に、福岡県警察博多警察署留置場にいた。