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燃えよ! 刑務所
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燃えよ! 刑務所の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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刑務所の過剰収容問題に取り組むべく発足したその名も”刑務所過剰収容対策委員会”。委員の警察官僚OB 花菱城一郎は、瀕死の状態の時、天啓を得て刑務所の民営化に乗り出していく ・・・ 63歳の花菱は、殺しても死なない男。立ち塞がる困難もものともせず、ゴリ押しで己の野望を成し遂げていく。金をばらまき、多くの愛人を抱えるという俗物中の俗物であるが、恐るべきバイタリティの持ち主だ。劣悪な環境で囚人たちを酷使し、民間の経営手法で刑務所を運営しようと試みる。狂暴な犯罪者同志のプロレスや、実際の囚人たちが命をかけたアクション映画を矢継ぎ早に企画していく。 刑務所の民営化というワン・アイディアを押し通した感が強い作品だ。カリカチュアライズされた役人のお偉いさんたちの痴態は、ちょいといき過ぎで、ゆえに笑うに笑えない。花菱のぶっ壊れ具合は、ツボにハマるとウケるのかもしれないが、僕はちょっと外してしまったようである。 エスカレートしていく花菱の要求。このハチャメチャには状況にどのような結末が待っているだろうか。ここは読み進めながら期待が高まっていく。 そして、ラストは ・・・ おときばなしか ・・・ 花菱に天啓を与えた天使のおっさんは途中ぱったり出てこなくなった。あのキャラは使い倒して欲しかったよ。 | ||||
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今の世の中の負の部分を上手く皮肉っていて笑えるけど、せっかく盛り上がってきたのに最後が中学生の作文レベルのクライマックスで尻つぼみ。登場人物もいいし、発想も面白いだけに惜しい。 | ||||
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