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脳男
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脳男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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概ね楽しめましたが、茶屋や真梨子のキャラクターはほかの感じでもよかった気がします。 ほかの作品も読みたいかとなるとどうかな・・・といったところでしょうか。 | ||||
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ハラハラドキドキの良質ミステリー。 健診前夜の絶飲食のツラい時間を埋めてくれました。 が、終わりが、これではねぇ、、、残念です。 続編求む! って、もう出てるみたいですね。あんまり評判良くなさそうですが。。。 | ||||
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2013年公開の映画版にハマり(予告編の時から)、ブルーレイまで購入した作品。 その原作本ということで、きっちり押さえておくために映画鑑賞後に購入した。 著者は2000年に今作で第46回江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於。なるほど「脳男」というネーミングや感情を持たない、殺人者を裁く殺人者という設定は、新鮮(発表当時)でグッとくるものがある。 登場人物が映画版より多い点が違うが、何より大きな違いは連続爆弾犯である「緑川」が男性で単独犯ということ。上述したように映画版にハマった自分としては映画版の設定やストーリーの方が好きなので、原作に対し失礼だが、違和感を感じた。また、緑川自身も全編に関わる出方ではなく、序盤と終盤のみなので存在感は薄く小物感が強かった。逆に、映画と違いキャラクターが掘り下げられていない分、ミステリアスでもあった。 鈴木一郎も映画版よりも、多く自分の事を語っており、ラストでの女医・鷲谷 真梨子との語らいは映画版で明かされなかった情報の補完要素となっている。 総合的には、映画版を見ていなかったら進んで手に取っていなかったであろう類の作品だが、面白くはあった。 | ||||
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何か面白い本はないかな〜と本屋をウロウロ。 映画化&賞を取ったとの事でハズレではないと思い購入。 が、荒っぽい書き出し。 意味不明な設定内容。 鈴木一郎の精神鑑定の中途半端さ。 それでも前半途中より面白くなってきたか!!! ・・・と思いきやアレアレ??? 鑑定医の真梨子が東京へ向かう辺り。 149ページの 「都心にこんな場所があったのかと目を見張る思いだった」 ってどんな思い? それがどうした??? と。 ?だらけ。 そこであった医者達って今思うと何?みたいな。 で、爆弾騒ぎのなんたる中途半端さ。 えええ〜!!!! まるでB級映画そのもの。 その後は何とか読み終えるも、これが賞を!?と不思議すぎてならない。 確かに気になるストーリにその後も気になるし面白くないとはいえないけれど、 微妙に残る????の多さに思わずレビューせずにはいられない作品だった。 | ||||
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映画化され賞も取っている小説のとことで、期待感高かった分少し残念でした。地名、人名がひねり分かりづらい。ストーリーも続編を意識したように、唐突に終わっている印象です。 | ||||
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もう少し奇想天外な結末を期待してました。初めは文体に慣れなかつたたけど後の方ではあまり気にならなかったです。 | ||||
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大柄な刑事茶屋は連続爆弾犯を割り出し、やっとのことでアジトを突き止めます。既に数件の爆破事件を起こしている犯人をこれ以上好きにさせていられない、という強い信念の元に捜査を続けてきたのです。しかし、単独犯と思われたアジトにはもう1人の男が存在し、仲間割れをしているようで・・・というのが冒頭です。 全くネタバレなしで、事前情報は少なければ少ないほど、面白く読めると思います。ので、内容には触れませんが、プロットは素晴らしく、設定も優れていると感じました。また伏線の回収も見事、そして何より秀逸なのはキャラクターです。これだけ揃っていれば、非常にリーダビリティ高い作品であることはご理解いただけると思います。 アラを探そうとすればある程度あるとは思いますが、それはこの際置いておける、という気持ちにさせてくれるくらい上手いと思います。 ただし、正直な感想として言えば、もっとひねってくれ!という感覚には陥ります。後見人に恵まれすぎているということ、そして祖父が何故このような意向を持ったのか?が全然分からないので、きっと次回作(があるのか知りませんが・・・)でやりますよ、ということなんでしょうけれど、もう少し上手く出来たんじゃないか?と思います。 思い出されるのは「スメル男」原田 宗典著におけるマキジャク、です。 映画「羊たちの沈黙」ジョナサン・デミ監督作品、およびその原作トマス・ハリスの「レッド・ドラゴン」、「羊たちの沈黙」、「ハンニバル」、「ハンニバル・ライジング」が好きな方にオススメ致します、スケールはかなり小さいけど、そういう小説です。 | ||||
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とにかく、読みづらい文体。描写部分に過去形の ~だった。ばかり続いたり表現の重複が多く読んでいてしつこい。 ただ、主人公の生い立ちなどの設定が特殊であるという面白さはあったので星3つ。文体よりも設定に重きを置けば面白い作品だと思います。 | ||||
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「脳男」というネーミングは秀逸。乱歩賞受賞作の一覧の中で最も目を引いた。 一度目にしたものは全て記憶してしまう天才的な能力を持っているが、感情と呼べるものは一切持っていない男という設定も滅茶苦茶興味を引いた。 しかしながらこの素晴らしい設定にストーリーが追いついていない。せっかくの企画を残念ながら生かし切れていないというのが感想だ。 結局のところは「脳男」の紹介編で終わってしまい、次回作以降に乞うご期待という感じになってしまっている。 | ||||
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アーサー.ヘンリーの殺人課刑事を読んでいれば、最初の事件のネズミに思い当たる! 黙示録のくだりは必要ないのでは? | ||||
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コンセプトが素晴しいと思いました。 ただし、周辺情報というか設定に荒削りな部分があり、登場人物を活かしきれていない気もしつつ。 とはいえど、長編小説でもないし、展開はそこそこ速めなので逃げ切り勝利という印象です。 続編が出ているのですね(今知りました)。 読み応えアリの内容を期待します。 | ||||
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読んで損はありませんが、 残念な点もありました。 面白い小説です。 感情のない男を巡る謎、 連続爆弾テロ、 そし鈴木一郎。 設定は抜群に面白いと思いました。 後半、病院での緑川の爆弾テロのくだりもテンポよく進みます。 黙示録が反抗の背景にあるということもなかなか面白いプロットです。 惜しむらくは、人物描写が物足りなかった点です。 茶屋刑事は感情移入できるほどタフガイでもなく、女医鷲谷はケイのように問題を解決する訳でもない。 更に損をしているのは、緑川の内面が描かれていないこと。鈴木一郎の描写も物足りなかったと思います。 人物やその背景にもっと丁寧に書き込めたら、大傑作でしょう。 脳男Uを購入しました。 面白いということです。 | ||||
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「心を持たない男・鈴木一郎」、彼の誕生や現在に至るまでを探るくだりはぐいぐい引きこまれたが、後半のハードボイルドな展開は、鈴木一郎が「心を持たない」ということとあまりにかけ離れ、別の人間が登場しているかのような錯覚に陥るほど。 着眼点は面白く、もっと別な形で「鈴木一郎」を活躍させたらよかったのに、と思わせた。 こなれたベテラン作家を読み続けていると気づかないが、文章の運び、物語の組み立てが如何に難しいのか解らせてくれた本でもあった。 | ||||
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このタイトルはかなり衝撃的でした。 今、「脳」トレとか、「脳」って言葉にみんな敏感な気がするし。 主人公「脳男」の鈴木一郎は私の中で衝撃的でした。 痛みを感じない、一度見たものは二度と忘れない。 人の言う事を脳の中で理解しているのだがそこには「感情」と言うものがない、「人間」を演じている様にも見えるし、誰にも 手の届かない所に感情と言うものがあるような気がするし。 この人物に関しての模写が凄く絶妙に表現されていて 「悪」と「善」とは記憶の中で育っていくものなのか、 人間の本質なのだろうかと、精神論に近い感じがして、面白かった。 自分の中で「ターミネーター」を思い出した。 主人公ありきな感じで終わってしまいましたが、 サラッと読める文章は良かったです。 | ||||
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「脳男」っていう題名に惹かれ、 読んで見ましたが。。。 申し訳ないですが・・・ 「脳男」の生い立ちや人間性も表現されきってないとしか。。。 茶屋警部という登場人物には面白みを感じたものの・・・ 全編から伝わってくるもの特になし。。。 これも乱歩賞受賞作??? | ||||
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正直、もっと「おどろの世界」期待していたら、さほどでした。 なんか地味な話ですよ。 脳の機能が特殊な部分だけとても発達して、読んだ本はすべて記憶。 でも、感情とか体と脳が切り離されていた脳男。 それが、あることをきっかけに思考を始め・・・という感じ。 この、脳男が憎めないキャラなんです。 人間を人間たらしめているのは「脳」なのか?「感情」なのか? 「感情」と「脳」は違うのか? ちと、難しいですね。。。 | ||||
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「脳男」というタイトルと江戸川乱歩賞受賞作とのことで 購入したんですが・・・ ん〜自分的にはいまいち! 期待して読んでただけに、 落胆も大きいかな?! 最初は良かったんだけど、途中まったりした展開になってきて、 最後は、もう何かバタバタしてきて、全体的に中途半端って感じかな!? もう途中から眠たくなってきて、就寝前の読書にはいいかも(笑) | ||||
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これはミステリーなのか? それ以前に、この小説面白いのか? 作者は何を言いたいんだ? 頭の悪いあたしには良く判りません。 不思議な小説です。 読むと眠くなって困った。 一応★三つとしましたが、評価不能です。 | ||||
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表題と乱歩賞受賞と云う帯封に惹かれ購入した本です。他の方も云われていますが、前半は脳男の誕生が書かれておりぐいぐいと引き込まれます。でもその後はちょっと興味がそがれていく感をぬぐえず終了。かなりインパクトのある表題、文面なので最後まで一気に行って欲しかったなあとの思いです。 | ||||
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連続爆弾犯のアジトで確保された男・鈴木一郎。精神鑑定にも紳士的・協力的な態度で臨む鈴木だが何かがおかしい。彼は一体何者なのかの調査を開始する。・・・という序盤~中盤までの流れは物凄く面白い。(医学的な考察はわからないのだが)感情を持たない鈴木一郎という人物が出来上がって行く過程などはゾクゾクとした。それだけに終盤のゴタゴタが残念。爆弾犯との対決はあまり必然性を感じなかったし、しかも枚数制限のためかひどく中途半端な印象。ラストもあまりにも強引にまとめてしまった感がある。できることならば、この対決を無くしても良いから、調査であるとか、鈴木の人間性だとかについてもっと深く掘り下げてもらいたいところだった。この辺りは江戸川乱歩賞の弊害とでも言うべき部分だろうか。実に惜しい、と思う。 | ||||
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