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脳男



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【この小説が収録されている参考書籍】
脳男
脳男 (講談社文庫)

脳男の評価: 3.31/5点 レビュー 96件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21~24 2/2ページ
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No.4:
(2pt)

大きな不満点が2つ

心を持たない男の変質が、脳神経医学や精神医学に即しているように見えず、ストーリーに沿って都合良く処理された感があり、リアリティに欠ける。自我がつくり出されたことや、痛みを感じない強靱な肉体についての、正しくある必要はないが、説得力ある説明が欲しい。また、連続爆弾犯の描写がほとんどなされていないが、心を持たない男との対比として、彼の生い立ちや内面が描かれていれば、もっとおもしろくなっただろう。以上の二点に大きな不満を感じたので、☆は2つである。
脳男Amazon書評・レビュー:脳男より
4062103893
No.3:
(2pt)

ちょっとガックリ・・・

乱歩賞受賞作、ということでかなり期待して読んだのですが・・・。盛り上がりにも欠けるし、連続爆破犯人像も希薄で、読み進むうちに300ページを超える作品ですが苦痛になってしまいました。前半、連続爆破事件がおこり、これが伏線となるのですが、警察でも被害者に繋がりが無いことから、犯人は愉快犯と断定するのですが、この被害者の繋がりも聖書の中のヨハネの黙示録をベースにしており、明らかに映画「セブン」を思い起こさせます。中盤、爆破犯人と対極をなす脳男についての記述も、かなり冗長で一番の苦痛でした。文章が上手くないんですね。「○○は××した」、「△△は××した」というふうに、まるで社会科の教科書でも読んでるような感じでした。感情の無い人間(脳男=鈴木一郎)の★成される過程を描写しようとしてるのは分かりますが★砂を噛むような文体でした。後半は、サイコな爆破★人と脳男、警察の対決ですが、中途半端なんですね。病院内で次々に爆弾を爆破させる方法は秀逸なアイデアだと思うのですが、なにしろ爆破犯人にしても脳男にしてもハッキリとした動機が示されていないので、このあたりも読んでいて苦痛でした。爆破犯人はサイコな感じの描写しようとしていますが、いきなり整形していたり・・・(笑)脳男についても、なぜ爆破犯人と対決するのか?という結論が希薄です。唯一、警察だけがハッキリした動機がしめされていますが、これは犯人を捕まえる、って事ですから(笑)これまで乱歩賞の受賞作を相当数読んでいますが、まれに見る駄作だと思いましたね。本書の背には「全選考委員が絶賛した超絶の受賞作」と記載されていますが、ホントかいな?と疑いたくなりました。僕の読解力に問題があるのかもしれません(笑)
脳男Amazon書評・レビュー:脳男より
4062103893
No.2:
(1pt)

アイディアはいいのに勿体無い

キャラクターに現実味が薄い。ヒロインはまるで松岡圭祐の「千里眼」である。かといって「千里眼」の岬美由紀ほどマンガチックさに徹しているわけでもないので収まりが悪い。
脳男Amazon書評・レビュー:脳男より
4062103893
No.1:
(1pt)

残念!

読後、とても残念な気持ちになりました。物語が破綻しているからです。選評で赤川次郎氏が書いているように、現実社会では考えられないような名前のつけ方など、非常に素人臭く、これが乱歩賞受賞作と思うと悲しいです。残念!
脳男Amazon書評・レビュー:脳男より
4062103893

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