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トリック・シアター
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トリック・シアターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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地方の所轄刑事が多数登場しますが、セリフ酷いです。詳しくないなら無理やり方言使わないほうがいいと思います。特に奈良の女性刑事! 上下関係の厳しい警察組織にありながら、上官に対してずっとタメ口です! 関西弁を喋らせたかった意図はわかりますが、もうちょっと勉強してもらいたいもんです。 内容的には前作の重要人物が出てきた時点で興味がなくなり、がっかりしました。もうこの著者のものを読むことはないと思います。 | ||||
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ネタバレありです。 プリズントリックを読んでから読みました。前作との繋がりはかなり強引で、なんとかシリーズものにしたい著者の気持ちがひしひしと伝わる。頻繁に固有名詞を出しディテールを描くのだが、それが登場人物の人間性の描写につなながるわけでもなく、単によみ辛いだけ。皆が自殺を選ぶにしては動機が弱すぎる気がする。爆弾テロに関する記述がもっと凄惨だったり、その影響について死亡した各人の描写がもっと欲しかった。ただし、メインのトリックにはちゃっかりと騙されてしまったので、星二つ。 | ||||
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自身の知識をひけらかしたいのかな、この作者は。文章も下手だし内容も、心に残るところ皆無。時間の無駄だった。 | ||||
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前作から言えること。不必要な登場人物が多すぎて混乱する。 地方の捜査官4人ずっと出てこなくていいだろ(笑)。 女性の登場人物が少ないので、それだけは区別できるが、 あとはキャラではなく、訛りなどで区別しようとする怠慢さ(笑)。 途中の取調べで元同級生、同時に5人だか6人もいらないだろ。もう誰が誰かわからん。(笑) 被害者もそんなにいらないだろ。もう誰が(略)。 主題に関係ない歴史知識も過剰に脱線することもない中途半端さ。 視覚的な小説にあるまじきオチ、続編に色気を出している我孫子のキャラとラスト、ひどいトリック。 しかし、批判にすべて(笑)をつけたくなる微笑ましさがあって憎めない。 馬鹿ミスだと思えば許せてしまう。前作もそうだったし。所謂「まったく成長していない」。 前作が嫌いだった知り合いに、今回は面白いから、と薦めて読ませてみたが、 序章の事件シーンでワケ分からんと放られました。 前作嫌いな人は読まない方がいいでしょう。 | ||||
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本書は必ず前作『プリズン・トリック』のあとに読むこと。 そういうことは本の冒頭に明記して欲しいものだ。 | ||||
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前作から言えること。不必要な登場人物が多すぎて混乱する。 地方の捜査官4人ずっと出てこなくていいだろ(笑)。 女性の登場人物が少ないので、それだけは区別できるが、 あとはキャラではなく、訛りなどで区別しようとする怠慢さ(笑)。 途中の取調べで元同級生、同時に5人だか6人もいらないだろ。もう誰が誰かわからん。(笑) 被害者もそんなにいらないだろ。もう誰が(略)。 主題に関係ない歴史知識も過剰に脱線することもない中途半端さ。 視覚的な小説にあるまじきオチ、続編に色気を出している我孫子のキャラとラスト、ひどいトリック。 しかし、批判にすべて(笑)をつけたくなる微笑ましさがあって憎めない。 馬鹿ミスだと思えば許せてしまう。前作もそうだったし。所謂「まったく成長していない」。 前作が嫌いだった知り合いに、今回は面白いから、と薦めて読ませてみたが、 序章の事件シーンでワケ分からんと放られました。 前作嫌いな人は読まない方がいいでしょう。 | ||||
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本書は必ず前作『プリズン・トリック』のあとに読むこと。 そういうことは本の冒頭に明記して欲しいものだ。 | ||||
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過去ふたつのレビューの評価が高かったので読んでみました。また、昨年の乱歩賞受賞者の作品というのも、期待した一因でした。 しかし、結論から言うと「大はずれ」でした。警察の内部の描写などが比較的緻密なので、リアリティのある警察小説を期待したのですが、それは裏切られました。タイトルが「トリック・シアター」なので、本格ものとしてのエンタメ要素があるかという期待もありましたが、それもやはり裏切られました。 トリックや謎としては、閉鎖病棟からどうやって抜け出したのか、同一人物がどうやって同時刻に離れた場所で殺人を犯したのか、というのがありますが、前者は本質的な犯罪に関与しないトリックで「トリックを披露するためのトリック」にしかなっていません。後者は序盤、興味をそそられますが、トリック自体はトリックとも言えない程度で、しかも、殺人の動機や手法が極めて非現実的です。終盤でのどんでんがえしなど、カタルシスもありません。 また、組織からあぶれた個性的な警視が登場しますが、これもまずありえない設定です。それでも、それが全体を面白くすることに貢献していればまだよいのですが、さして効果的でもありません。さらには、きわめて重大な国家機密などが絡むのですが、それも最後まで本質的な解決はなく、上滑りになっています(作者はその不気味さを演出したかったのかもしれませんが)。 登場する刑事達の描き分けなどが不十分で、しかも時間軸や場面が入り組むため、いくぶん分かりにくくなっています。ストーリーの本筋はけっこうシンプルなのに、小細工をしたために読みにくくなっていると思います。文字もまばらで決して長くない長編小説なのですが、そのわりにはかなり退屈しました。 せっかく乱歩賞を取った作者なのですが、この程度の作品を書き続けていたら、すぐにファンはいなくなるでしょう。 | ||||
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過去ふたつのレビューの評価が高かったので読んでみました。また、昨年の乱歩賞受賞者の作品というのも、期待した一因でした。 しかし、結論から言うと「大はずれ」でした。警察の内部の描写などが比較的緻密なので、リアリティのある警察小説を期待したのですが、それは裏切られました。タイトルが「トリック・シアター」なので、本格ものとしてのエンタメ要素があるかという期待もありましたが、それもやはり裏切られました。 トリックや謎としては、閉鎖病棟からどうやって抜け出したのか、同一人物がどうやって同時刻に離れた場所で殺人を犯したのか、というのがありますが、前者は本質的な犯罪に関与しないトリックで「トリックを披露するためのトリック」にしかなっていません。後者は序盤、興味をそそられますが、トリック自体はトリックとも言えない程度で、しかも、殺人の動機や手法が極めて非現実的です。終盤でのどんでんがえしなど、カタルシスもありません。 また、組織からあぶれた個性的な警視が登場しますが、これもまずありえない設定です。それでも、それが全体を面白くすることに貢献していればまだよいのですが、さして効果的でもありません。さらには、きわめて重大な国家機密などが絡むのですが、それも最後まで本質的な解決はなく、上滑りになっています(作者はその不気味さを演出したかったのかもしれませんが)。 登場する刑事達の描き分けなどが不十分で、しかも時間軸や場面が入り組むため、いくぶん分かりにくくなっています。ストーリーの本筋はけっこうシンプルなのに、小細工をしたために読みにくくなっていると思います。文字もまばらで決して長くない長編小説なのですが、そのわりにはかなり退屈しました。 せっかく乱歩賞を取った作者なのですが、この程度の作品を書き続けていたら、すぐにファンはいなくなるでしょう。 | ||||
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