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トリック・シアター
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トリック・シアターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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東京と奈良で同時刻に起きた殺人事件に同じ容疑者が浮かびあがるも、容疑者は閉鎖病院に入院していた。さらに密室の病院内で謎の男とともに殺害されてしまう・・・・と設定だけ聞くと物凄い不可能アリバイトリックを駆使した本格系作品かと思うが、トリック自体は双子でした!と同じレベルの拍子抜けトリックで、あまりの設定の不可能性とトリックの当たり前さの落差が逆に魅力になっていなくもない。 警察の捜査小説としての体裁になっているが、あまりリアリティがないのに、中途半端にシリアスなのだが、もっと割り切ってふっきれた作品にした方が良かったのではないか。 前作のプリズントリックも何故これが江戸川乱歩賞受賞なのかよく分からない破たんした作品だったが、今回はストーリー自体はまとまっているのでこちらの方がまあ楽しめる。 前作からの登場人物が出てきて、物語のキーとなるが、前作を読んでなくても話が分からなくなるようなことはない。 序盤のわくわく感と終盤のガッカリ感の落差も含めて楽しむべき。 | ||||
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地方の所轄刑事が多数登場しますが、セリフ酷いです。詳しくないなら無理やり方言使わないほうがいいと思います。特に奈良の女性刑事! 上下関係の厳しい警察組織にありながら、上官に対してずっとタメ口です! 関西弁を喋らせたかった意図はわかりますが、もうちょっと勉強してもらいたいもんです。 内容的には前作の重要人物が出てきた時点で興味がなくなり、がっかりしました。もうこの著者のものを読むことはないと思います。 | ||||
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ネタバレありです。 プリズントリックを読んでから読みました。前作との繋がりはかなり強引で、なんとかシリーズものにしたい著者の気持ちがひしひしと伝わる。頻繁に固有名詞を出しディテールを描くのだが、それが登場人物の人間性の描写につなながるわけでもなく、単によみ辛いだけ。皆が自殺を選ぶにしては動機が弱すぎる気がする。爆弾テロに関する記述がもっと凄惨だったり、その影響について死亡した各人の描写がもっと欲しかった。ただし、メインのトリックにはちゃっかりと騙されてしまったので、星二つ。 | ||||
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前作を読んで無くても支障はありませんが、読んだ方が楽しめます。 てか前作読んだ人は今作も読んだ方がいいとは思う。 前作の終わりがアレだったので、気になっちゃうよね?ちゃんと続いてます。 二つの事件の犯人は同一人物では有り得ない。距離的に無理。 しかし証拠はただ一人の人物を指しているわけで、この矛盾から 裏店と呼ばれる部署の我孫子警視正の助言を聞いて捜査することとなります。 事件を捜査するうちにチラチラ見えるマル秘な人物。 公安に目をつけられちゃうから触れられない。でも何コレこの人! しかも調べていると同級生が多数死んでる。これって事件に関係あるの? みたいな感じ。 本のページって薄いんだよね。 なのでアレが次のページにあるってわかる。(グロイとかじゃないです) わかってるのに見てゾっとしました。 そういう効果的な事をする人って私は好きだなーー! 登場人物の描写は後に必要な人たちは細かく、 超わき役さんにはそれなりに・・となってます。 なので小説がゴチャつかず読み易かったです。 私見ですが、多分この小説ってシリーズ物になるんだと。 だから今回の事件とは別のマル秘なあっち方向は 全貌が明らかにならず、「時を待つ」って事になったんだと思いました。 私はファンになったので、次回作を楽しみにしてます! | ||||
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自身の知識をひけらかしたいのかな、この作者は。文章も下手だし内容も、心に残るところ皆無。時間の無駄だった。 | ||||
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前作から言えること。不必要な登場人物が多すぎて混乱する。 地方の捜査官4人ずっと出てこなくていいだろ(笑)。 女性の登場人物が少ないので、それだけは区別できるが、 あとはキャラではなく、訛りなどで区別しようとする怠慢さ(笑)。 途中の取調べで元同級生、同時に5人だか6人もいらないだろ。もう誰が誰かわからん。(笑) 被害者もそんなにいらないだろ。もう誰が(略)。 主題に関係ない歴史知識も過剰に脱線することもない中途半端さ。 視覚的な小説にあるまじきオチ、続編に色気を出している我孫子のキャラとラスト、ひどいトリック。 しかし、批判にすべて(笑)をつけたくなる微笑ましさがあって憎めない。 馬鹿ミスだと思えば許せてしまう。前作もそうだったし。所謂「まったく成長していない」。 前作が嫌いだった知り合いに、今回は面白いから、と薦めて読ませてみたが、 序章の事件シーンでワケ分からんと放られました。 前作嫌いな人は読まない方がいいでしょう。 | ||||
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本書は必ず前作『プリズン・トリック』のあとに読むこと。 そういうことは本の冒頭に明記して欲しいものだ。 | ||||
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前作から言えること。不必要な登場人物が多すぎて混乱する。 地方の捜査官4人ずっと出てこなくていいだろ(笑)。 女性の登場人物が少ないので、それだけは区別できるが、 あとはキャラではなく、訛りなどで区別しようとする怠慢さ(笑)。 途中の取調べで元同級生、同時に5人だか6人もいらないだろ。もう誰が誰かわからん。(笑) 被害者もそんなにいらないだろ。もう誰が(略)。 主題に関係ない歴史知識も過剰に脱線することもない中途半端さ。 視覚的な小説にあるまじきオチ、続編に色気を出している我孫子のキャラとラスト、ひどいトリック。 しかし、批判にすべて(笑)をつけたくなる微笑ましさがあって憎めない。 馬鹿ミスだと思えば許せてしまう。前作もそうだったし。所謂「まったく成長していない」。 前作が嫌いだった知り合いに、今回は面白いから、と薦めて読ませてみたが、 序章の事件シーンでワケ分からんと放られました。 前作嫌いな人は読まない方がいいでしょう。 | ||||
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本書は必ず前作『プリズン・トリック』のあとに読むこと。 そういうことは本の冒頭に明記して欲しいものだ。 | ||||
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過去ふたつのレビューの評価が高かったので読んでみました。また、昨年の乱歩賞受賞者の作品というのも、期待した一因でした。 しかし、結論から言うと「大はずれ」でした。警察の内部の描写などが比較的緻密なので、リアリティのある警察小説を期待したのですが、それは裏切られました。タイトルが「トリック・シアター」なので、本格ものとしてのエンタメ要素があるかという期待もありましたが、それもやはり裏切られました。 トリックや謎としては、閉鎖病棟からどうやって抜け出したのか、同一人物がどうやって同時刻に離れた場所で殺人を犯したのか、というのがありますが、前者は本質的な犯罪に関与しないトリックで「トリックを披露するためのトリック」にしかなっていません。後者は序盤、興味をそそられますが、トリック自体はトリックとも言えない程度で、しかも、殺人の動機や手法が極めて非現実的です。終盤でのどんでんがえしなど、カタルシスもありません。 また、組織からあぶれた個性的な警視が登場しますが、これもまずありえない設定です。それでも、それが全体を面白くすることに貢献していればまだよいのですが、さして効果的でもありません。さらには、きわめて重大な国家機密などが絡むのですが、それも最後まで本質的な解決はなく、上滑りになっています(作者はその不気味さを演出したかったのかもしれませんが)。 登場する刑事達の描き分けなどが不十分で、しかも時間軸や場面が入り組むため、いくぶん分かりにくくなっています。ストーリーの本筋はけっこうシンプルなのに、小細工をしたために読みにくくなっていると思います。文字もまばらで決して長くない長編小説なのですが、そのわりにはかなり退屈しました。 せっかく乱歩賞を取った作者なのですが、この程度の作品を書き続けていたら、すぐにファンはいなくなるでしょう。 | ||||
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過去ふたつのレビューの評価が高かったので読んでみました。また、昨年の乱歩賞受賞者の作品というのも、期待した一因でした。 しかし、結論から言うと「大はずれ」でした。警察の内部の描写などが比較的緻密なので、リアリティのある警察小説を期待したのですが、それは裏切られました。タイトルが「トリック・シアター」なので、本格ものとしてのエンタメ要素があるかという期待もありましたが、それもやはり裏切られました。 トリックや謎としては、閉鎖病棟からどうやって抜け出したのか、同一人物がどうやって同時刻に離れた場所で殺人を犯したのか、というのがありますが、前者は本質的な犯罪に関与しないトリックで「トリックを披露するためのトリック」にしかなっていません。後者は序盤、興味をそそられますが、トリック自体はトリックとも言えない程度で、しかも、殺人の動機や手法が極めて非現実的です。終盤でのどんでんがえしなど、カタルシスもありません。 また、組織からあぶれた個性的な警視が登場しますが、これもまずありえない設定です。それでも、それが全体を面白くすることに貢献していればまだよいのですが、さして効果的でもありません。さらには、きわめて重大な国家機密などが絡むのですが、それも最後まで本質的な解決はなく、上滑りになっています(作者はその不気味さを演出したかったのかもしれませんが)。 登場する刑事達の描き分けなどが不十分で、しかも時間軸や場面が入り組むため、いくぶん分かりにくくなっています。ストーリーの本筋はけっこうシンプルなのに、小細工をしたために読みにくくなっていると思います。文字もまばらで決して長くない長編小説なのですが、そのわりにはかなり退屈しました。 せっかく乱歩賞を取った作者なのですが、この程度の作品を書き続けていたら、すぐにファンはいなくなるでしょう。 | ||||
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乱歩賞受賞作のプリズントリックよりは全然面白かった。閑職部門の奇特な警視正が難事件を解決するというストーリー。 5人の人間の不可解な死、同時殺人のトリック、牢抜けトリック、公安部等の暗躍など内容は盛りだくさんでかなり引き込まれる出来栄え。 ただ、最後のオチで「そりゃないだろ」と思ったことも正直な感想です。 前作のプリズントリックよりは遥かに面白いので、前作で懲りた方々も一読されては如何でしょうか。 最後が思わせぶりなので、続編があれば是非読みたいです。 | ||||
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乱歩賞受賞作のプリズントリックよりは全然面白かった。閑職部門の奇特な警視正が難事件を解決するというストーリー。 5人の人間の不可解な死、同時殺人のトリック、牢抜けトリック、公安部等の暗躍など内容は盛りだくさんでかなり引き込まれる出来栄え。 ただ、最後のオチで「そりゃないだろ」と思ったことも正直な感想です。 前作のプリズントリックよりは遥かに面白いので、前作で懲りた方々も一読されては如何でしょうか。 最後が思わせぶりなので、続編があれば是非読みたいです。 | ||||
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本書は、『プリズン・トリック』で鮮烈なデビューを飾った著者による 第2作となる長編ミステリー小説。 警察庁随一の頭脳を持ちながらも、それが故に疎んじられ、 通称「裏店」に配属された我孫子警視正と、 彼に振り回される「所轄」の刑事たちが、 日本全国で相次いで起きた連続殺人事件の真相に迫ります。 多数の犠牲者を出した列車爆破テロと自衛隊幹部。 奮闘する捜査員たちにも忍び寄る公安の影。 そしてチラつくあの男の姿―と、 幾重にも絡み合った謎が一気に解ける様子は、まさに圧巻です。 また、さらなる敵との対決を予感させる衝撃的なラストには、 早くも次作が読みたくなりました。 サスペンスの面白さを十二分に堪能できる本書。 著者のファンに限らず、多くの方にオススメしたい著作です。 | ||||
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本書は、『プリズン・トリック』で鮮烈なデビューを飾った著者による 第2作となる長編ミステリー小説。 警察庁随一の頭脳を持ちながらも、それが故に疎んじられ、 通称「裏店」に配属された我孫子警視正と、 彼に振り回される「所轄」の刑事たちが、 日本全国で相次いで起きた連続殺人事件の真相に迫ります。 多数の犠牲者を出した列車爆破テロと自衛隊幹部。 奮闘する捜査員たちにも忍び寄る公安の影。 そしてチラつくあの男の姿―と、 幾重にも絡み合った謎が一気に解ける様子は、まさに圧巻です。 また、さらなる敵との対決を予感させる衝撃的なラストには、 早くも次作が読みたくなりました。 サスペンスの面白さを十二分に堪能できる本書。 著者のファンに限らず、多くの方にオススメしたい著作です。 | ||||
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