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氷の森



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氷の森の評価: 4.23/5点 レビュー 13件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(5pt)

ブレーク前の作品

新宿鮫でブレークする前の大沢先生の
作品です。正直、新宿鮫シリーズの
レベルを考えると今いちですが
それでも充分面白いです。
大沢ファンなら読んで損はないです
氷の森 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:氷の森 (講談社ノベルス)より
4061815954
No.12:
(4pt)

初期のころの作品ですが、面白く読めました。

最近の作品と比べても展開がとても面白いと思いました。
氷の森 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:氷の森 (講談社ノベルス)より
4061815954
No.11:
(4pt)

★★★★☆

★★★★☆
氷の森 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:氷の森 (講談社ノベルス)より
4061815954
No.10:
(5pt)

私の好みでは大沢在昌さんのベスト3に入る

新宿鮫、狩人、佐久間など魅力あっていろいろ読んできました。氷の森は他のと比べてもそれぞれのキャラクター描写がとても丁寧でイメージがリアルでした。なのでとても読み進むのがはやかったし、どっぷりとその世界に入り込みました。読み終わって感じるのはそれぞれのキャラが「冷血」との関わりと対比をとても際立たせていたということです。
氷の森 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:氷の森 (講談社ノベルス)より
4061815954
No.9:
(5pt)

新宿鮫より前

売れる前の大沢在昌のハードボイルドおすすめですよ。作風は今と変わっていないです
氷の森 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:氷の森 (講談社ノベルス)より
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No.8:
(4pt)

悪くないが、物足りなさも残る

依頼人の青年の会話が不自然だとか、主人公の探偵が故障が比較的多く目立つボルボに乗っているとか、「自首」を「出頭」の意味で使っていたりとか、最初の方で読むのを止めたくなる要素が幾つかあたったが、結局読了。

ハードボイルドよりもアクション要素が強目。
女性キャラは悪くないが、少々ステレオタイプな気も。
真犯人は、大風呂敷を広げたわりに人物像が今一つ薄っぺらい感は否めず。
とは言え結局最後まで読ませる、主人公や脇役のキャラと話の展開は「新宿鮫」の原点と言われることだけのことはあるかも。
一応☆4個にしたが、実際は☆3・5個。
氷の森 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:氷の森 (講談社ノベルス)より
4061815954
No.7:
(3pt)

理不尽に死んだ 二人の若者の死の原因をさぐる

主人公 緒方は、麻薬取締官であった。
ある事件が起こって 辞職し 離婚した。
それから、私立探偵の事務所を開いた。

クールで、服装にも気を配り、相手の希望にも
従う と同時に 格闘にも 強さを見せる。

理不尽に死んだ 二人の若者の死の原因を
さぐることで、コカインの取引の流れを解明して
冷血な 人間に たどり着く。

ふーむ。推理仕立てであるが、
どうも、冷血さを 描くのに 失敗をしているようだ。

野島という 予言する能力を持つ男が
魅力がありそうだが、その能力が うまく引き出せないね。

細田涼子が 画家として 自分を守る前には
アルコール中毒者だった。その脱する過程が 意味がありそう。

若者 がお山の大将になっていて、
人の弱みに付け込む という手法を 使うことで
リーダーシップをとろうとする。
ふーむ。権力をつかえないのが 日本の悲しいところ。
金と暴力なんですね。

ミキという 若い女性が 切ない生き方しているね。
奥野加代は、さだまらない何かが 身体の中に流れている。
氷の森 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:氷の森 (講談社ノベルス)より
4061815954
No.6:
(5pt)

ありがたい。

ネットで文庫本を買うのはもう当たり前になってしまいました。申し訳ないけど自分は古本をこうやって買うのがあってます。
氷の森 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:氷の森 (講談社ノベルス)より
4061815954
No.5:
(5pt)

本当の意味で「冷血な人間」はいるのか?

2006年の本だが初版は1987年。主人公の緒方は元麻薬取締官の私立探偵。ある日、与党代議士の娘・堀江みずきが失踪する。緒方はこの代議士に政治献金している元ヤクザの実業家・外岡秀雄の息子外岡秀志とみずきが一緒にいるらしいことを突き止め、みずきを解放させる。それとは別に、伊藤という青年から死んだフィアンセについてもっとよく知りたいという奇妙な依頼を受ける。
 父親にしぼられた秀志は緒方の事務所に子分の舟木とともに乗り込んでくるが腕のたつ緒方はこれを撃退。ところが、緒方と別れたあとに秀志は舟木に刺されて死んでしまう。緒方は、新宿のヤクザの荒井に連れられて舟木に会いに行く。電話で話したときの舟木は自首しそうだったが着いてみたら舟木は自殺・・・。
 バカ息子だったが、秀雄は秀志の死にショックを受ける。お山の大将だった秀志には実はボスがいたのではないか、そのボスは秀志に緒方を襲撃させたがそれに失敗したことで、秀志は舟木に刺されたのではないか、舟木もまたボスの命令で秀志を刺したのか。舟木は荒井の組で修行したこともあるらしいが、なぜそんな程度の事件で荒井が動くのか。そのボスは荒井も支配しているのか。
 一方、伊藤の元フィアンセ・幸村鮎子は、伊藤に家まで送り届けられたあと、1時間もしないうちに車に乗って出かけ、飲酒運転のトラックと衝突事故を起こして死んでいるらしい。こちらも謎。
 ・・・
 外岡秀雄の妻・加代は、幼い秀志を捨てて出て行った過去があり、秀雄は今でも加代を許していない。加代の弟(秀志の叔父)の奥野洋は俳優で最近自殺している。この俳優の関係者に秀志のボスがいるのかもしれないことを緒方は秀志の元恋人のミキの話から突き止めるが、ミキはそのあと輪姦された上に海に捨てられるという無惨な死に方をしている。ミキはそのボスが秀志の死に関わることを知り、ボスを問い詰めて逆に殺されたのか。
 ・・・
 緒方は、加代の弟・奥野洋の交友関係から、ついにボスの住む高級マンションを突き止めるが、名前と部屋番号までは割り出せない。
 緒方の調査により次々と「ボス」の周りの情報が浮かび上がってくる。
 秀志はこのボスの人心操縦術に心服していたらしい。奥野洋はゲイだったらしい。ボスは両刀使いらしい。加代はこのボスに惚れて家を飛び出したらしい。ボスは洋とも愛人関係にあったらしい。ボスは皆から愛されたい人で、かつて女に子どもを産ませたこともあるらしいが、この女の愛が子どもに移ると子どもを殺そうとする異常人格。ボスは飛行機事故で死に、加代のもうひとりの弟がこの子どもを引き取っている。
 ここで君塚というボスの名前が判明する。実は、君塚は死んでおらず、コカイン・ビジネスでひと財産を築いたらしい。
 ここまで調査が進んだとき、堀部みずきが殺される。君塚は自分につながる人物を容赦なく殺していく。
 君塚の子を生んだ女というのが鮎子で、鮎子はテレビで君塚(ファッション・デザイナーでもある)が生きていることを知り、あわてて子どものことが心配になって家を飛び出したところで交通事故にあったらしい。
 君塚は荒井の弱みを握り、荒井を支配した。君塚のマンションに乗り込むと、荒井は目の前で自殺し、君塚も死んでいた・・・。
 500ページ以上ある本なのだが、止まらず読んでしまった。君塚が超人すぎてキャラ設定がいまひとつ掴みにくい感じもあったため、ラストはなんだか納得いかなかったがそれでもグイグイ引っ張り込まれた。
氷の森 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:氷の森 (講談社ノベルス)より
4061815954
No.4:
(4pt)

良作ながら物足りなさも

基本的には暴力あり女ありなハードボイルド物として楽しめるが、
終盤の展開がいまいちでどうにも盛り上がらずやや尻つぼみ
もう少し見所のあるラストにして欲しかった
まあラストまでは楽しめるので、おおむね良作と言える作品だろう
氷の森 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:氷の森 (講談社ノベルス)より
4061815954
No.3:
(3pt)

意外な人が読んでいました

2010年東レ水着キャンペーンガール鈴木ちなみさんがブログに寄せられた質問に答える動画の中で、
「鞄の中を見せてください」という質問に答えて、「図書館で借りた」と言いつつ、革カバーをつけて
この本を出しておられました。

すんごい可愛い子がなにゆえハードボイルドにハマっているのかはともかく(笑)、印象に残ったので
自分も思わず(笑)一読しました。偶然最近の自分が読んでいる新宿鮫で見慣れた文体の「源流」という
感じがしましたが、広く言えばこれがいわゆる大沢節なのでしょう。まあ再読するほどではないかな、と
いう気もしますが。女優さんの愛読書をミーハー気分で追っかけながら読んだのは人生初だったもんで
記念にアマゾンにレビューまでしてしまいました…。
氷の森 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:氷の森 (講談社ノベルス)より
4061815954
No.2:
(4pt)

ハードボイルドです

ハードボイルドな話ですね。元麻薬取締官、現私立探偵の話です。人の心を持たない、全て自分のためだけに行動できる男が事件の黒幕ですが、そいつがなかなか出てきません。そいつとの対決も無かったし。でも面白かったですよ。
氷の森 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:氷の森 (講談社ノベルス)より
4061815954
No.1:
(4pt)

『新宿鮫』への試金石

この本の紹介文に「『新宿鮫』の原点になるハードボイルドミステリー」とあった。あのシリーズを読み始めようかどうか迷っている私にとって、この本はそのための試金石となった。一気に読んだ。悪くいえば軽い。良くいえば、リズムが良く、ヒューマンちっくで、ハードボイルドとしての条件もだいたい満たしていて、非常にエンターテイメントな作品であった。つまり合格である。さて、秋の夜長、いつから読み始めようか。
氷の森 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:氷の森 (講談社ノベルス)より
4061815954

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