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キケン



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【この小説が収録されている参考書籍】
キケン

キケンの評価: 4.16/5点 レビュー 102件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.16pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全102件 101~102 6/6ページ
No.2:
(5pt)

全力で突っ走りギリギリでかわす

 成南電機工科大学機械制御研究部を略して機研、あるいは危険人物に率いられているからキケン。一芸に秀でたような連中が、その専門性を駆使して本気で遊ぶとかなりすごいことも平気でやっちゃうよ、というお話。
 社会人になった部員が昔話を妻にする、という体裁をとっている。あえて言うならば、飲み屋でサラリーマンが語る武勇伝みたいなもの。
 学生運動の時代の影響もあるかもしれないが、学問の自由という名目の下、外に影響を及ぼさなければ、ほぼ治外法権が認められているのが大学という場所だと思う。しかもほぼ大人で行動力もあり、研究室には色々と道具も揃っていたりするので、やろうと思えば大概なんでも出来てしまう。しかし、それが行き過ぎると大事件に発展したりもするので注意が必要。
 その点、この物語では常にアクセルと安全装置がセットになって行動しているので一安心。そしてその安全装置もかなり緩めになっているので、相当大胆な事をしても大丈夫な仕様なのです。
 生活や将来のことをあまり気にせず、言ってしまえばどうでもよい事に本気になって取り組めるのは、学生か本当のお金持ちくらいなんでしょうね。
キケンAmazon書評・レビュー:キケンより
4103018720
No.1:
(5pt)

読むしかないっしょ

危険な奴らが巻き起こす、熱血(?)青春(??)物語。えっ、理系男子って皆こんなにアブナイの?
成南電気工科大学にある、「機械制御研究部」なるサークル。ここは、その活動における様々な伝説や破壊的行為から、「キケン」と称され、忌み畏れられていた。「キケン」はまさしく、危険人物に率いられた特殊集団であり、犯罪スレスレの「実験」を行うことすら日常であった。これは、その黄金時代を描いた物語である。
登場人物
上野直也 成南大二回生。機械制御研究部(キケン)部長。大学きっての危険人物、その名も成南大のユナ.ボマー(世界一有名な爆弾魔の名前)爆破の影にいつもこの男、小学四年から爆弾を作る。
大神宏明 成南大二回生。機械制御研究部(キケン)副部長。通称(大魔神)迫力で右に出る者なし。本作唯一のラブコメを演じるが、その結果はいかに。
元山高彦 成南大一回生。機械制御研究部。持って生まれた常識が部活動では弱点に?。自宅が喫茶店を経営。気配りが出来る。
池谷悟 成南大一回生。機械制御研究部。大らかさが大器の予感。多少の事では動揺しない。マイペースを崩さない。
「X−Dayは一週間後の各クラブ説明会だ!」
場所は大講堂、機研(キケン)のクラブ説明は二時間枠の大トリである。
圧力と駆け引きでその順番を上野と大神がもぎ取ってきたらしい。最初の大爆発はここだぁ!
上野を中心に巻き起こすキケンの数々をどうぞ御賞味あれ。
キケンAmazon書評・レビュー:キケンより
4103018720

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