■スポンサードリンク
キケン
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
キケンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全102件 41~60 3/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アリカワに憑りつかれてるわたしが 今回手にしたのは 「キケン」 表紙を見たときには、 ちょっと失敗したかなぁ 期待値をさげ、読み始めると・・・ うひひ、やっぱりはまった♪ まだ、どっしりと憑りつかれてるね、こりゃ 危険、ではない 理系大学の機械制御研究部、で、キケン そうはいってもアブナイ奴らだ ああ、生まれ変われる機会があったら ぜったい、オトコに生まれたい!! そんな風に感じさせる、男子&部活&青春満載 体育会系ではないけど汗臭くない お色気は必要としてないこの空間 それはいたずらっ子の砦であり 染まらないいちずなガキの秘密基地であり 傍観者の、大人になってしまった読み手にとっては 青春全回復ポイントってこと 一部の隙もないイケメン正義の見方より ゆるくてあてにならなそうでいて怪しくワルで、 でも、やるときゃやるよ、に男もきゅんとくるよね そんなユナ・ボマーの異名をもつ上野クン 彼に操られ、躍らせれながらも 結束固く、チャレンジャブルな後輩たち お釈迦様の手の上じゃないけど、 上野クンはほったらかしてるようで、ちゃんと見てる、信じてる だからこそ、彼らの忠誠は裏切ることなく とんでもない偉業をやってのけちゃうのだ 新入部員勧誘、学園祭 ありきたりのテーマに 熱いエネルギーを放出して全力疾走 さあ、10代の自分を取り戻してみようじゃない! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
理系の大学ってこんな感じなんだ! あまりに楽しそうすぎてもう一回大学をやり直したいと思ってしましました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の作品は、自衛隊三部作、図書館戦争など、いろいろと読んできたが、正直なところ、この作品には物足りなさを感じた。 工科系大学の機研(キケン=危険)と呼ばれるサークルに新入部員として入った元山が主人公だが、全体を通してストーリー性がなく、幾つかのエピソードを章別に書き連ねただけになっている。 また、いわゆるメカオタクが集まった危ないサークルにしては、どのエピソードもメカオタクとしてのツッコミが浅く、特にラーメン模擬店の話は面白くはあるが、タイトルの「キケン」にはそぐわないと感じた。工科系大学のサークルらしい話はロボット相撲大会に出て最後に自爆したという程度だ。 一番違和感があったのは元山の母親が喫茶店をやっていて学祭のラーメン店で大活躍したことから「お店の子」という言葉が多用されていることだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何気なくとった有川浩であったが、ファンになりました。 理系の自分としては、主人公の感覚がよくわかります。 続編期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分が男子高校生なだけに、こんな青春を送りたいと猛烈に思った。 本当に、羨ましい。 著者のフィクションだとはわかっていても、「おれもこんな楽しい時間を過ごしたい!」と思ってしまう。 ほんとーーに羨ましい(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高校生と中学生の息子二人もはまったようで、家族でまわし読みです。有川ワールドのハチャメチャぶりなところが満載です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
キケン、友人に勧められて読んでみた一冊。 これはベタ甘ラブコメで有名な有川さんから少しテイストを変えて、 ザ・青春。全力感満載の一冊。 大学生の少年(青年じゃないよ)達が、 もうなんていうか全力。 ゼェゼェ息切らせながら、かつ爆笑しながら走っていくみたいな感じ。 作中で語り手の妻が言うように、男の子って羨ましいって思う。 それぞれ味が出てるんだよね。キャラが。 個人的にはかの有名なユナ・ボマー部長が大好きです。 ハチャメチャで、全力で、とっても楽しい。 けれど、時は過ぎ、思い出として思い返す主人公の切なさも理解できる。 あと、最後の黒板には思わずうなりました。 本当、「らしい」なって。 すっごく彼ららしくて、青春だけど馬鹿だけど、みんな大人になるっていう現実も ちゃんと描かれていてよかった。 かつ、切なさだけで終わりじゃなく、最後に必ず前向きになれるところも良い。 落ち込んだ時読んだら、きっと元気が出るような一冊。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
有川浩「キケン」読了。 結論;いまいち。やっぱ女性なんですね。有川さん。 ま、自分には書けないんだからつべこべいう資格は無いにしろ。 これは女性が読んでそれなりに感動する?お話なんでしょうなあ、という感想でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
成南電気工科大学の部活の中に、「機械制御研究部」略して「機研(キケン)」があった。 さまざまな事件を起こし、そしてさまざまな伝説を生んだ機研。その機研の黄金期を描いた作品。 上野、大神、元山、池谷・・・。どの登場人物も個性豊かだが、上野と大神の個性が際立っている。 かなりいいいコンビだと思う。やっていることはめちゃくちゃに見えるが、実はそうではない。 持っている能力には驚かされる。このふたりが「機研」の伝説を生んでいくことになるのだが、 元山、池谷を初めとする後輩たちはホントに気の毒としか言いようがない。いつも振り回される ばかりだ。だが、彼らはこの状況に慣れ、抜群のチームワークを発揮するようになる。この過程も、 なかなかいい♪ 内容自体は、山もなく谷もなく淡々と物語が進んでいく感じだ。盛り上がりに欠けてちょっと不満が 残る。また、現実味に乏しい面もあったが、きらめくような青春時代をあざやかに切り取った、読んで いて楽しめる作品に仕上がっていると思う。それにしても、「らぁめんキケン」は一度食べてみたい。 おいしそう・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ニヤニヤしながら読めます。大学の校舎とか、部室とか妄想しながら。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
キケンというタイトルは機械制御研究部の略で理系の男子大学生たちの青春ストーリーです!! 上野・大神の自己中幹部を中心にお店の子・池谷などの先輩・後輩のチョー面白い物語でした!!!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分もこの本のようなやんちゃな学生でした。 男ばかりで遊びまわって、無茶なこともやりました。 思い返すと懐かしい、楽しかったことばかり。 でも長くそんな記憶を片隅においてしまっていました。 この本を読んでそんな毎日を思い出し、心がじんわり 暖かくなりました。 最終章は反則です。涙が止まらなくなって困りました。 駆け引きも勝ち負けも地位も名誉も立場も考えないで まっすぐ気持ちのまま生きていた学生時代、その想い を共有できる友たちと今また語れるなんて何て素晴ら しいことか。 学生時代の友たちに会ってみようと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「機械制御研究部」、略して「機研(きけん)」。某工学系大学のサークルの名前。そのもてる技術を使った「犯罪ぎりぎり」の活動の数々を描くのだ。 ・・・と書くとアブナイ小説のようですが、なかなかどうして。背表紙にもあるように青春群像ですといってそれほど間違っていない。 まぁかなり登場人物がエキセントリックだったりするのだが、大学生が何十人かいれば一人はこんなのもいるよな、という感じでもある。(本当か?) 「犯罪ギリギリ」というのも、確かに無茶をやっているが、いちおう安全には気を使って、他人様の迷惑にならないところに絞っている、というのが明確だから。さすがいちおう大学生、というところ(たぶん中高生だとこうはいかない)。 基本的に、工学系の大学で技術系サークルにいそしんだ経験を持つ人は、かなり楽しく読めること請け合いだ。 社会人はこんなこと絶対にやらないが、学生はもう。。。 ちょっとした挿入エピソードも面白い。百均のワインオープナーで回栓にミスって、しゃあない工具であけるか、コルク屑は茶こしで、、、みたいなことは工学部では別に普通の日常のような気もしたが、やっぱり笑えた。 あと、本作とは全然関係ないが、某メーカにかつて「機械研究所」という数百人級の組織があったのだが、ご推察の通り略称は(機研)であった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
図書館戦争が好きなのですが、書店で「キケン」ポスターを発見し即購入しました。 イラストは図書館戦争と同じ方なのですが今回はちゃんと顔も描かれていて 楽しかったです。 各回の最初に漫画が数ページあるのですが、それもイメージがつきやすく笑える。 内容は男子校における、男子学生特有の青春ストーリーですが 女子でも全く問題なく楽しました。 ラストの、、、あの演出には正直鳥肌たちました。 私も主人公の元山の気分でドキドキ、緊張、不安になりながら 一瞬で泣きそうになった。 作者もあとがきで書いてますが、今回の実験的な試みは 私もはじめて体験しました。 ほんと素晴らしいアイデア! 見事です。 あっという間の一冊でしたが、かなり満足です。 これもいずれドラマ化とかするんかな〜〜(^_^;) キャストを誰が演じるか考えるのもたのしそう♪ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
有川浩ワールド全開の作品です。 ぜひ読んでください。 有川浩ファンだけでなく。 すべての人にお勧めです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
寝る前に1話ずつ読むつもりでしたが、あんまり面白かったので一晩で1冊読み切ってしまいました。 私も20年以上前、彼らのような「男の子」でした。今から思えばバカバカしいこと、どうでもいいようなことを真剣に悩み、そして行動していた気がします。もっとも、部長のような規格外の人は周囲にいませんでしたし、機研の部員のようにあそこまで打ち込むこともありませんでした。ですから、自分もそうだったと懐かしさに浸る一方、もっと全力で何かにのめり込んでいれば、また別の学生時代があったのかなという、一抹のほろ苦さも頭をよぎりました。 そして、語り部によって語られる過去の機研ではなく、現在が舞台になる最終話のエンディングは涙涙でした。この物語の語り部にとって、機研でかけがえのない青春を過ごしたにもかかわらず、卒業後なぜか足が遠のいています。機研に興味を持った妻にいわば強引に連れ出されて、語り部は十年ぶりに学園祭に顔を出すわけですが、なぜ大学に行かなかったのか、主人公の気持ちが痛いほどわかりました。自分も、大学を卒業後はほとんど大学に行っていませんし、大学時代に負けず劣らず思い出深い高校に至っては、卒業後一度も顔を出していません。語り部と同じで、思い出の中にある学校と変わってしまった(であろう)現在の学校を見るのが怖いのです。ですから、あのエンディングはハッキリ言えばあり得ない話、もっと言えば作者のファンタジーだということは十分わかります。しかし、学生時代の思い出が貴重なものであればあるほど、「もしこんなことが本当にあったらどんなにいいだろうか」という思いは、私も含めた多くの人が抱くのではないでしょうか。 私は海外生活が長いので、日本に残した友人と会える機会は滅多にありません。生涯の友だと思っている学生時代の友人ですら、お互い仕事と子育てに忙殺されているのが実情で、年に1度か2度会えればいい方です。この本を読んで、多くの思い出を共有する学生時代の友人と久しぶりに会って、あの当時のように思いの丈を語り合い、朝までつぶれるまで呑みたいなと無性に思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めに言っておきますけれど、有川さんの作品は大好きです。 概要はすでに多くの方が書いていらっしゃる通り 凄く有川さんらしさが随所に見られる楽しい作品なんです。 でもね、男だったら絶対言わないだろってセリフが多すぎやしないかと・・・ 「男の子」とかその最たるモノじゃないでしょうか。 話が進むにつれて、女子の妄想的なセリフや動きが増えていって萎えました。 良くも悪くも今のジャンプ的な作品であると感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
理系大学を卒業した中年にとっては10年後の主人公と妻の会話こそが見どころと思えますね。 馬鹿げたこと、危ないことに真剣に取り組んだ話はあえて小説を読まなくても自分達の心の中に既にあるのですから。でも、それは女房に話しても理解してもらえることはまずありえません。それが如何に大切な思い出であり、それを過去の話にしてしまうことを如何に恐れているかを、見事に理解した主人公の妻を見て思わず涙ぐんだ同輩も多いのではないかと思います。 夫婦の会話はほんの数ページしかありませんが、こういった嫁さんを見つけることこそ理系大学卒業生が幸せに生きる秘訣でしょう。まだ独身の理系大学卒業生は是非とも読んでみて下さい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とてもスピーディーな展開で面白かったです。もう少しだけエピソードがあればもっと楽しめたかなと。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
娘が中学校から借りてきてくれた本。 ロミオとロミオは永遠に』『ネヴァーランド』をより軽く、 けれども若者向けだけではなく、それより上の世代も射程内に収めた、 それでいてわくわくドキドキほろり、落としどころもばっちり決めた、サクサク読める内容。 男の子の学生時代? を本当に味わったかのような感触が胸に残る。 (もちろん女の子目線だろうと言われたら、そうかも知れないけれど) 登場人物の誰に感情移入するかはともかく、巷のロボコンに打ち込むような男子、 滅多にお目にかかれないだけに、この本の中で心密かに憧れる。 「火遊び」が間違いなく「火遊び」たる犯罪者まがいのヒーローの醍醐味は ラノベ系ではお約束の人物設定。読んだ後、 心の中をオフロード車が駆け回る、ラーメンの匂いが立ちこめる。 そんな感触がリアルに残る、楽しい読書。 ご意見無用、縦横無尽、自由な青春時代、再体験したい人間への心温まる読み物。 かーちゃん、アラフィフの誕生日読書でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!